女子クラ部って、ご存知ですか?日本コロムビアさんが「もっとクラシックを身近に聴いていただきたい
」という、アツーイ思いから作られたもの。といっても、そんなに堅苦しいものではなく、気軽にのぞいていただけるサイトです。
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私も女子クラ部のお招きで、サントリーホールでのクラシック鑑賞や、「蝶々夫人」のゲネプロ見学など、させていただいています。
中学生までヴァイオリンを習っていたし、親はクラシック音楽が好きで賭けていることは多いし、子供の頃からクラシックは私にとって身近な音楽。
いとこもヴァイオリンの先生や指揮者、はとこはヴィオラ奏者など、ほんとにクラシック音楽には縁があります。
私はJ-popもロックもジャズも、音楽全般が好き。だからクラシックも好きな音楽の一つなんです。でも、一般的にクラシックを敷居の高い音楽、年配向けのように感じる人が多いのも事実。コンサートにいっても、年齢層が高く感じます。
曲によっては、30分近くかかるものもあり、これもやや敬遠される要素のひとつかもしれませんね。
でもね、じゃじゃじゃーんというアップテンポの音楽もいいけど、耳にスーッとはいって、心に響く音楽って、やっぱりクラシックなんですよ。100年以上も前の楽曲が、色褪せずに現代に残っているのが、何よりの証拠。世代を超えて、いろんな楽団やマエストロに弾きつながれながら、後世に残される音楽、それがクラシックなのではないでしょうか。
今回は、読売日本交響楽団の第二回「気軽にクラシック~ヨーロッパ音楽紀行~」に、女子クラ部の専属ライターとしてお招きいただきました。
読響についてはコチラ
専属ライターというのはオコガマシク、クラシックは好きだけど深い知識を持っているわけではないので、私の個人的な鑑賞感想と思ってくださいませ。
東京オペラシティのコンサートホールでコンサートですが、タイトルどおりクラシックを気軽に聴いていただきたいというコンセプトに基づいているので、開始時刻は20時、演奏時間は1時間と、とてもコンパクトなコンサートになっています。
コンサートの前に、中井美穂さんが音楽評論家の加藤浩子さんと曲の聴きどころについてのトークをされていました。指揮者や曲についての豆知識を仕入れることができました。
今回の舞台は、イタリア
マエストロも、イタリア人のパオロ・カリニャーニさんです。この方、とっても情熱的な方で、かつとってもアクティブだそうで、プライベートではトライアスロンをされるとか。読響との共演も既に何回かされており、相性もばっちりだそうですよ。
マエストロの動きがね、実際の体の大きさ以上に大きくみえるくらい、とても躍動感にあふれていて、楽団や曲って、ほんとにそのときのマエストロに左右されることがよーくわかります。
さて今回の曲目はこちら。
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ベッリー二:歌劇「ノルマ」序曲
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」間奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調作品90「イタリア」
ヴェルディやメンデルスゾーンの名前は、知っているって方が多いのではないでしょうか。最後の交響曲以外は、どれも10分以内の演奏時間の曲ばかり。短いクラシック音楽もあるんですね。
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲は、ほんとに力強く、躍動感のあふれる音楽です。アップテンポで、マエストロの動きも激しく、管楽器のソロパートもある、ある意味管楽器が一部主役となれる曲、といってもいいのではないでしょうか。
スタートがこの曲だと、一気にクラシックの世界へ引きこまれる感じです。
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲は、トスカーナ出身のマスカーニさんが書きあげたもの。ほとんど弦楽器のみの演奏曲でした。
スローテンポの曲で流れるような旋律が美しいという表現がいいのかな。紅茶やお菓子のある優雅なティータイムに聴きたいような感じ。癒しの音楽といってもいいかも。
この曲、意外とコントラバスの「ぼん」「ぼん」という弾く音が曲の中で効いています。
ベッリー二:歌劇「ノルマ」序曲は、実は読響で初めて演奏する曲。一気に音のボルテージが上がった後は、軽快なリズムといった感じの曲でした。
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」間奏曲は、シチリア出身のレオンカヴァッロさんが、マスカーニさんが「カヴァレリア・ルスティカーナ」で成功をしたことに奮起し、書きあげた曲だそう。
低音で始まった曲は、劇的な音の構成をしており、途中ハープの調べの美しさがひきたった曲。
悲劇を題材にしているという共通点から、「カヴァレリア・ルスティカーナ」と一緒に上演されることも多いとか。
最後は、メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調作品90「イタリア」
メンデルスゾーンは実際にイタリアを訪れ、その土地やラテン気質に感化され、この曲を作ったそう。この後の作品としては「スコットランド」などもあるそうですよ。
イタリアの明るさを彷彿させるような元気良いテンポと旋律で始まり、途中少し穏やかな曲調になったものの、最後の第四楽章は、音が最高潮でどの楽器もめいいっぱい音を奏でているといった、交響曲らしい、躍動感があり、クラシックの醍醐味を感じることができる曲でした。
一つの音を、一つの曲を、一つの音楽を全演奏者で作り上げた瞬間を感じられた曲でしたね。コンマスも椅子からおしりがあがって、前のめりになって弾いていた感じ。
マエストロの動きもすごかったな~音を聴きながら、その動きを楽しむことができるのが、生演奏の素晴らしさでもあります。
タクト1本で、あの素晴らしい音を作り上げる瞬間に立ち会えるのも、生演奏ならではですね。
コンサートが終わった後は、ヴィオラ奏者の渡邉千春さんにインタビュー。マエストロがもういらしただけで「イタリア」を感じるようだったことや、次回の「気軽にクラシック」のコンサートについてなど、伺いました。
次回は「ケンコバ」さんがマエストロ。ロシアということもあり、広大なスケールの曲となるので、期待しててくださいとのこと。
炎のケンコバさんの指揮ですから、コンサートも盛り上がりそうですね。次回の詳細はコチラ
インタビューは楽屋の中で行われたので、中井さんと加藤さんとも記念撮影をしていただきました。中井さんにはしっかり握手もしていただきました。ミーハーな私。
余談ですが、楽屋の中ってなかなか面白かったですよ。衣装がずらーっと衣装かけにまとめられていたり、楽団員の方が、通勤はいたってカジュアルな格好なんだなってことがわかったり。
クラシック音楽をとても身近なものとして、ぜひ聴いていみてくださいね。
女子クラ部様、読響様、素敵な音楽と時間を有難うございました。
