先週の週末ですが、もうすぐ閉幕のピカソ展、サントリー美術館へ行ってきました。



こちらは60点くらいと小規模。でも自画像や自画像を反映させてのものや晩年の作品が充実しています。ピカソの作品としては普通のかわいらしい「ピエロに扮するパウロ」もこちらに展示されています。ここでも、女性遍歴を象徴するような作品もあります。


上の自画像は、若いころの作品ですが、展示の一番最後に、晩年の自画像が展示してあります。比較してみると、とても同じ画家の描いたものとは思えない画風です。晩年の作品は背景が白でデフォルメされた感じですが、とても穏やかです。きっとその頃の生活はとても落ち着いたものだったのでしょうね。


ピカソはあまりに奇才すぎて、凡人の私にはなかなか絵の趣旨を読み取るのが難しいものありました。でも、長生きしたとはいえ、生涯70,000点以上の作品を残したことはすごいです。しかも、絵だけではなく、彫刻などにも才能を発揮していますからね。こんなアーティストは、ほかにはいないと思います。


出口を出てから簡単なアンケートに答えると、はがきを一枚くださいます(選べません)私のいただいたのは晩年の作品のものでした。


いよいよ明日14日に閉幕です。たくさんのピカソの作品を見る機会はめったにありませんから、お見逃しなく!


歌凛のBlog by karin39