仕事の関係上、いろんなところから美術館のチケットをいただきます。せっかくいただいたのだからと、ほとんどの展示会を観にいきます。平日はなかなかいけないので、週末に行くことが多くなりますが、実はおススメなのが、金曜日の夜
金曜日の夜だけは、20時まで開館しているところが多いのです。しかも、時間的に大人がほとんどなので、静かに、人数もほどほどでじっくり作品を観ていくことができます。
今、新国立美術館とサントリー美術館で、「巨匠ピカソ展」を行っています。これだけピカソの作品が日本に集まるのは初めてのこと。はしごで観るのは疲れるので、まずは新国立美術館へ行ってきました。
国立新美術館の「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」展では、初期から晩年までの作品が展示され、青の時代からキュービスム、新古典主義、シュールレアリスムへの変遷を一望できるようになっているそうです。っていったって、よっぽどピカソに詳しくなければ、わからないですよね
私もさっぱりわからないので、そんなことは考えずに、年代別にわかれている作品を、初期から見ていくことにしました。
ピカソというと、とにかく人の顔でも奇抜な作品が多いから、そのイメージが強いのですが、初期の頃の作品はまともな(?)人物像もあったりしました。ピカソというと、とにかく女性遍歴もお盛んな芸術家。だからそのときに一緒にいた女性をモデルにたくさんの作品を残しています。子供をモチーフにした作品もありました。また、戦争への抗議の意味をこめた作品も残しています。
今回の展示会にはないのですが、以前スペインを訪れた際、私は「ゲルニカ」を観にいきました。ピカソの作品としてはあまりにも有名で大作です。モノトーンだけで人と動物をモチーフに、戦争の悲惨さを表現しています。この作品からは素人の私でも、哀しさを感じられました。
今回は絵画だけでなく、彫刻の作品も展示されています。ピカソは、ほんとにすごい数の作品を残している素晴らしい芸術家です。発想が常人とは違うんだなあと思います。正直、これはなに?と思うような作品もあり、凡人の私にはなかなか理解できないものもありました
面白いことに2点気が付きました。芸術家は自分の作品のどこかに、サインをしておくことが多々ありますが、ピカソはあまり、サインというのをしていないみたいです。左下か右下にサインをしてあることが多いように思いますが、ピカソの作品ではほとんどそのサインが見られませんでした。もっともサインがなくても、彼の作品であることは画風から一目瞭然ですが。それと、作品だと何年、例えば1960年とか作品の製作年だけが表記される場合が多いのではないかと思いますが、ピカソは○月×日というように、なぜか日にちを限定しているのです。どう考えても1日で描ける作品ではないんですけど、これは彼のこだわりでしょうか。
そういえば以前、パロマ・ピカソのバックを持っていました。そう、ピカソの娘さんのプロデュースしたものではないかと思いますが、レザーが柔らかくてキスマークが特徴のバックです。ここ数年使っていないのですが、久しぶりに取り出して使ってみようかな?彼女は今、ティファニーのデザイナーさんでしたっけ?
この展示会は、12月14日まで開催中ですので、いらしてみてはいかがですか?夜のイルミネーションも素敵ですよ![]()
