大好きな鯛焼きのお店「ダ・カーポ」のご主人が9月2日に永眠されました。

今でも信じられません。


出会ってからは1年ととても短い時間でしたが、それは貴重な時間、おいしい鯛焼きをいただくことができたのは本当に幸せでした。


人から人へと作ったものに愛情を感じるお店がすごく好きなかりんにとって、お父さんが焼いてくれる鯛焼きはまさにそのもの。お父さんのこだわりと、愛情が1つ1つにとてもこもっていてすぐにファンになりました。


お母さんから入院の話を聞き、今回の手術はすごく大変なものだと知りました。1ヶ月のお休みの中で大きな手術をしてそしてリハビリ・・・1ヶ月と言う期間はあまりに短いように思いとても心配でした。


お見舞いのメールができるというお話を伺い、何度かお見舞いのメールをさせていただき、お父さんが喜んでいましたと聞くとそれだけで安心した気持ちにもなりました。


8月の中旬。お母さんのブログでもありますが、延期のお知らせがあったころも、お父さんが早く元気になれますように!と回復をしてくれるのを願うばかり・・・。他には何もうたがっていませんでした。


そのときに、夏休みに入る前に、秋の鯛うどんの仕入れの準備や暖簾も新しくオーダーしたというお話を聞き、

お父さんが一番「9月にみんなに秋の鯛うどん」をと一番楽しみにしていたんだと強く思いました。もしかすると今一番お父さん本人がびっくりされているのかも・・・そう思えて仕方がありません。


父や母にはもちろん、親友にも勧めたり、お友達が言っておいしかった!と聞くとすごく嬉しくなったのを今でも思い出します。


そして、最後に伺った時は友人と2人で行きました。

仕事が忙しくなかなか平日に行く機会がないといっていてタイミングがなかったのですがようやく連れて行くことができた日でした。


うどんさんに行ってからマスターにも紹介し、そしてその後でダカーポさんへ。お父さんとお母さんに友人をはじめて紹介することができました。すごく喜んでくれたこと。その時すごく嬉しそうにしてくれたお父さん、お母さん。もっと早くに一緒にくれば・・と思いましたが、今となれば、あの時伺うことができて、お父さんに伝えることができて良かったと思っています。

焼きたての鯛玉に感激していた友人。おいしさと、その温かさ、お二人の話をしながら帰ったのを覚えています。



いつも私の中でお父さん、お母さんお二人は一緒に映っていました。

きっとこれからも、お父さんは、お母さんのそばで見守ってくれている。そう信じています。



最後に・・・

おとうさんのご冥福をお祈りいたします。

                        2008年9月7日 かりん

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悲しみは突然やってきて、

それに対して自分が弱すぎるのか、

それとも起こったことがあまりに大きすぎたのかはわかりません。


この2日間はどう過ごしていいか。

居心地のいい場所を探して過ごしていました。

その中で多くの友人が背中をおしてくれました。


コメントも閉じていましたが、

なによりお母さんが読んでくれていることを

信じて書いていこうと思います。


ダカーポの鯛焼きは永遠。

また、ダカーポさんの鯛焼きと再会できる日を

心から応援してかりんはまっているためにも。




大好きなたい焼き。
おいしくて、あたたかい、鯛焼き。
いつも行くのが楽しみでした。大好きでした。


かりんは出会いからまだ1年でした。去年の8月。ベイダーさん、samuraiさんに連れて行っていただいたのが最初でした。季節の鯛うどんをおいしくいただきつつ、

特に今年の春の鯛うどんにはビックリ。

その春の鯛うどんはかりんの大好物、お友達とも、1人でも、沢山食べに伺いました。その中で、接する機会も多くなり色々お話もさせていただきました。そんな中で内緒でとお父さんが作ってくれた春の鯛うどん。春のあれが2つも入っていてびっくりしたのを今でも思い出します。時効ですね。

そのお礼を後日伝えた時のお父さんの笑顔。

本当にあたたかくて、それが頭から離れないのです。


どんなに暑くても、熱々、出来立てを食べさせてくれようと、鯛焼きを焼いていてくれていた後姿。そして、どんなに暑くても、忙しくても笑顔で接してくれたお父さん。かりんは一生忘れないと思います。