前回の続きです。
２０２２年秋、この人は私の前から
姿を消してしまいました。
そして
それと同時に、中２の長女が不登校になって
しまったのです。
私が春に体調不良になった頃、
長女も疲労した様子を見せ始めてたのですが
遂に、学校に行かなくなってしまい、
自室に引きこもり、会話を拒絶し、拒食にも
なってしまったのです。
そしてこの頃、
これまでずっと心の奥に封印してきた
両親が離婚して、家庭が崩壊した悲しみが
封印をとかれてしまったように湧き上がって
きて、心臓にナイフを突き刺さしているよう
に苦しくて、１日１日をやっと生きる暗闇の
中にいたんです。
この頃、無性に
もう人生をお終いにして、お空に帰りたいっ！
と思っていました。
でも、
「消えてなくなってしまいたい！
(死んでしまいたい！)」
じゃないんですね。
ここはもうお終いにして、帰りたいっ、
帰りたい！！
なんです。(''ここ''というのは地球ですね。)
自然に湧いてくる感情でした。
でも帰れない、何かやり残している。
真っ暗闇の中にいながらも、
遠くにボヤける光を感じていました。
この頃の想いをブログで書いています。
この頃に観たアニメがあります。
『ブギーポップは笑わない』
です。ライトノベルをアニメ化したものです。
レンタルショップで、ふと目に止まり、
直感的に観てみることにしたのです。
普段あまり観ないジャンルですが、
これも神様からのメッセージですね。
必要ならちゃんとメッセージをくれます。
(ストーリーは、こちらのブログで。)
主人公のブギーポップ。
アニメの中の登場人物たちのセリフです。
「人には(苦しみと)戦う力がある」
「死にたいと思う資格があるほど、本気で
生きたのかな」
「その苦しみを金(輝くもの)に、変える」
これらの言葉に心が反応しました。
今感じているこの苦しみを
人を慈しんで、癒す力にしたい。
という思いに無性にかられたのです。
そして、
体調不良で寝込んだ経験から、
医療系の資格を目指して勉強を始めることに
したのです。
病気などで大変な思いをされてる方に
たった一瞬でもいいから、
「大丈夫だよ。」というメッセージを伝えて
あげたい。優しくしてあげたい。
体調不良の辛さや不安は、本当によくわかるから。
そして、医療系への転職を目指すのには
この人への想いもありました。
将来何があっても、主人の経済力がなくても
自分で生きられるようになりたい。
(当時の私、妄想が過ぎます、叱！)
こうして、
転職に向けた勉強を始めたのです。
この人は、私の内側だけでなく、
現実面でも私の背中を押すんです。
(まったく、なんていう人だっ！)
私は、真っ暗闇の中にいながら、
遠くにボヤける光を確かに感じていました。
次回に続きます。
秋になりました
我が家の金木犀もいい香りを放っています