前回の続きです。
２０２２年春頃、1年半程この人を
想い続けていましたが、この人は次第に
私から少しずつ離れ始めていました。
私は見捨てられた思いと同時に
襲ってくる激しい虚無感と、
精神的疲労と、身体の疲れとが重なり、
鬱病のような精神状態になり、
体が動かなくてご飯も食べれず、
寝込むようになってしまったんです。
そんなになっても
まだこの人への想いを手放せないのが、
不思議でしかたありませんでした。
私はちょっと用心深いところがあるので、
簡単に人に恋することはなく、
面倒くさがりで去るもの追わないタイプです。
また、これまで
いい奥さん、いいお母さんになって、
家庭を大切に守ろうと頑張ってきたのに
迂闊に恋してしまうなんて？！
寝込みながらもがいていたとき
「あなたが必要としているのはこれね！！」
と言わんばかりに、一冊の本に出会いました。
(必要なものはちゃんと神様がそのタイミングで与えて
くれるんですね。)
姫谷朱理さんの『魂で恋をする』
という本です。
タイトル見て、何かわかるかもしれない
と思い、読んでみました。
この本では、魂の世界、魂のフィールドの
ことが書かれていて、見えないものが
見えるかのようで、魔法の本のようでした。
すべての恋愛には魂のプランやミッションが
あり、魂フィールドによって恋愛にも段階があって、
魂が成長するための『インナーチャイルドの
反応』
魂の『成長を促し合える二人』
『同じ源を共有する完全なるもう一人の自分』
とありました。
この本で、初めてインナーチャイルドや
魂の階層、投影の世界、分離、ガイドなどの
精神世界のことをよく知り、
内なる冒険の旅で必要となっていく知識を
身につけることができたのです。
今振り返ると、
知らない間に冒険の準備をしていたんですね。
この本を読んだ直後、作者である朱理さんと
ZOOMでお話しする機会をいただくのですが、
朱理さんから、
『魂のプランは一人称。一人称でできることをやる。一人称で幸福であることを大事にする。』
というメッセージをいただくんですね。
これは後の冒険とつながるんです。
この人への想いは、こうやって私の背中を
冒険へと少しずつ押していきました。
２０２２年夏のことでした。
次回に続きます。
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