BUTTER〜2 食も性も貪欲に味わいつくしているか | 子育てで大切なたったひとつのこと。

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四浪難病貧乏母認知症死別離別皆別々でいい。そしてワンネスへ。私たちはドラマを生きて、あらゆることを体験するために生まれた。楽しもう。笑おう。泣くことも、味わおう。ハートカウンセラー、色札セラピスト、催眠療法家、マインドフィルタークリアラー。








どの登場女性が好きかな、とか

いちばん共感したのかな、などと

考えて。




連続不審死事件の犯人とされる
梶井真奈子、

梶井を取材するうちに
梶井に翻弄される
週刊誌記者 里佳、

里佳の学生自宅からの親友で
妊活中の主婦 伶子、



それぞれの女性に

共感できる部分があって。



里佳は、

仕事に生きている。


梶井にも仕事の先輩にも

「自分をいたわっていない人は
相手を責めている」

「自分を粗末にすることは、
誰かに怒りをぶつけていること」

と言われたり
言ったり。


物語の中で

里佳は、

この世界は生きるに値する、

貪欲に味わうに値する

ということを、

知る。




わたしたち、

子どもの頃から

与えられすぎて

周囲に物がありすぎて、

貪欲に味わうこと、そのものには

とても貧しいのかも

しれない。





伶子は、

不妊治療を熱心にしているのに、

夫との性生活が何年もない。


梶井に刑務所で会い

「男にまともに抱かれていないくせに。」

と見抜かれてしまう。

伶子は美人で幸せな家庭を持ち…

の奥にある暗闇。

両親は、裕福だかそれぞれに愛人がいた。


伶子もまた

自身の奥の奥と対面し、

本来生きたかった

生き方へとシフトしていく。