この日の博多ORIHIMEは、約2か月ぶりとなる新天町・インドウさんでの定期ライブ。クリスマスイブ当日という事もあって?関係なく?盛り上がりのライブになりました。


インドウは開演前からORIHIMEファンで賑わって居る。普段は一般層をメインにした盛り上げ方をするメンバーの気持ちに沿うように、常に一歩引いた立ち位置でライブを見ている我々だが、この日はその必要はない笑

遠慮なく思い切り楽しむ準備だ笑


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一部のライブが始まる。クリスマスマーケットのパサージュ広場で幾度も見ているサンタ衣装だが、この場所で見ると新鮮だ。物理的な距離の近さもあるが、気持ち的にもメンバーが近くに感じられる。


とはいえ、メンバーはいつものインドウに比べると、やや緊張感を感じる。理由はすぐにわかった。このライブの目玉は「冬ソング」のソロ曲披露。ソロ曲披露があるとなるとやはり皆気持ちが引き締まるものなんだろう。


披露は、あみちゃんまゆちんかりん白石さんの順番。トッパーは特に緊張するはずだが、、


あみちゃんはSKE48さんの「12月のカンガルー」を披露。元からアイドルヲタクでアイドルへのリスペクトがあるあみちゃん。全力で元気いっぱいに歌い踊り華やかなステージにしてくれた。選曲もあみちゃんに良く合ってた。これで会場の雰囲気が更に華やぐ。


まゆちんは、石川さゆりさんの国民的名曲「津軽海峡冬景色」。昭和歌謡の女王である彼女にはオハコだろう。ビブラートも含め安定の歌唱力。ムード作り込みで完璧でした。


かりんは後述。


パイセンは、優里さんの「Christmas Eve

29歳だからこそ?失恋ソングもホントに様になってる。改めて感じたが、パイセンは歌唱レベルも本当に高い。ダンスも含めてレベルが高いから歌唱力に重きを置いた見方を余りしないのだが、ホントに圧倒的な実力だ。

11年の積み重ねの重さを感じました。


かりんも含めて、ソロ曲のチョイスにはメンバーの個性が良く現れている。良い意味で得意分野、、嗜好がバラバラなんだけど、そんな風に個性が異なる4人だからこそ、力を合わせてパフォーマンスすると、足し算以上の魅力が発揮されるんだろうな、と。そんな事を感じたライブになりました。


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かりんのチョイスは


μ'sさんの名曲「Snow halation」。アニヲタさんでなくてもかなり知名度の高い曲。また

官兵衛時代からの白石さんを知ってて、ライブも見に行ってたファンにとって(ワシもその1人)は、なかなかに思い出深い曲でもあるが、、理由を詳しく語るのはやめておく笑


かりんは勿論、その様な背景は全く知らないし、純粋に好きで選んだ曲だ。二次元の申し子・かりんは冬ソングの括りであればまず間違いなくこの曲を選ぶだろうと予想してたら、ホントにその通りで思わず曲中ずっとニヤニヤ笑ってしまっていた(本人にはバレてましたw


言うまでもなく、この曲はμ'sメンバーさんの個性に配慮して作られてる曲。メンバーそれぞれが生きる様に作られてるから音域もかなり広いし、特にサビ前からサビにかけての高音部分が続く箇所をしっかり歌い上げるのはかなり難しい。(ワシも自分で歌った事があるからわかるw)しかし、どちらかと言えば高音の方が得意分野であるかりんなら歌い上げてくれるかも、ワシは顔こそニヤついていたが、ドキドキしながら見守っていた。


サビの高音部分に差し掛かる。


1番は、、危なかったがw何とか乗り切った。

2番は、、


笑笑


しかし、ワシが着目したのはそこではない。


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4月の誕生日イベントを思い出してみる。この日ははじめてかりんがソロ曲を披露した。今振り返ると、かりんは途中から気持ちがキレそうになっていた笑笑 自身がイメージした歌声と現実が違う、という部分を受け止める余裕は余りなかったんだろう。


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しかし、この日は違っていた。高音が自身が思ってる様に完璧に出なくても、かりんは全く気持ちを切らさずに歌い続けている。出来るだけの事を全力でやる!という、かりんの強い気持ちを感じました。


大サビも、出来るだけの高音をしっかりと。


最後まで、かりんはしっかり全力で歌い上げました。


うまくいく、いかないの問題ではない。

(いや、かなり上手く行っていたとは思う。

100点中80点は付けれる出来でした。歌唱力も格段にレベルアップしてるのは間違いない)それよりも、、


気持ちを切らさず歌いきった事。そして、、


歌に想いがしっかり込められていた事。

それが何より素晴らしかったとワシは思った。


かりん、ホントに立派でした。


「また甘やかして!」って、パイセンから

突っ込まれそうだけどww

ホントに立派だったと思います。 


 


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勿論、歌唱力自体をパイセンやまゆちんと比較したら、そりゃあまだ差はある。本人がそれは1番よくわかっているはず。


特典会でも、かりんは高音部が思う様に出なかった事を照れながらも悔しそうに振り返って居た。しかしそれとは別に、かりんには出せるだけの力を出し切ったという満足感もあった様にワシには感じた。


持てる力を出し切れた。けど、かりんならまだやれる!次はもっと成長した姿を見せたい!


その思いで終われたんだから

ワシ的には、この日のかりんは100点満点です。


え?さっきは80点って書いたはずでは?

って思われた皆様。


高音が思う様に出なかったマイナス20点分、、気持ちを切らさず歌い上げたかりんの強さ、歌に込められた想いの強さ、そして、今後のかりんへの期待値を計20点上乗せしたから、満点なのです。


「アンタはホントにかりんに甘いな、、呆」

(パイセンvoice


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ただ、この日の歌声の想いの強さは、大好きな曲だったからこそ表現出来た、、スーパー二次元ヲタかりんの要素がもたらした可能性もあるんですよね笑笑


この想いを込めた歌声が、普段のORIHIMEでの、かりんの歌声にもしっかり反映されるかどうかは、今後のかりんを見ていかないとわからない。なので、次回以降のライブ、、特に歌声には注目したいと思います。


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二部のライブは次回記事で詳しく。