ここ数日、毎日ミシンか
手縫いのどちらかでずっと
下着を縫っています。
最初は鼠径部を圧迫しない
下着って良いかも？ぐらいの
軽い気持ちとふんどしショーツの
着用感が知りたいというような
軽い気持ちからだった。
縫物、物づくり全般
興味が湧いたものはとことん
研究したくなるたちなので
色んな型紙、いろんな形で
試作しまくりました。
下着が欲しければ買えば
いいんだけど、あえて手作り
しているのはきっと何か
手仕事を絶え間なくしていたい
からかもしれないと思い始め
ました。
根底のその心理の理由は、
現実逃避したかったからだと
思います。
今からさかのぼること
3年半前、父が急逝して
そこから遺産相続のややこしい
問題が発生して、その決着が
まだ付かないままなのです。
それが間もなく終結する
目途が立った矢先に母親が
肺炎と心筋梗塞で緊急入院。
父親の遺産相続が片付かない
うちに母親にもしものことが
あったら、また今までの苦労が
水の泡で手続き諸々振出しに
戻ってさらにややこしいことに
なるでしょう。
そんなことを考えていたら
もうその件についてあれこれ
思い悩んだり心配しても
自分の力ではどうにもならない。
それでもうその件について
考えたくなくて、ひたすら
手仕事に没頭して雑念を払おう
と無意識にしていたのかも
そんなわけで、本日は手縫いで
ダブルガーゼの下着のセットを
チクチク縫いました。
水着のような組み合わせ
色違いのダブルガーゼでこちらは
ミシンで縫ったセット
仕上がった下着、手縫いとミシンの
風合いを比べてみたら、やっぱり
手縫いは柔らかくて温かみがある
なんだか手縫い熱が上がって
次はさらしで貫頭衣を縫い始め
ました。
まだしばらく雑念を払う
縫物時間は続きそうです。
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