年末のお片付け、洋服や本の
断捨離と不要な粗大ごみの処分も
終わり、まったりモード日々。
今年はクリスマスも特に祝わなかった。
我が家は小さな子供が家にいないし、
クリスチャンでもないのに、ケーキだ
チキンだってなんだか食品販売の
マーケティングに踊らされているようで
世間一般がみんなそうしているから
それにならうみたいなのが嫌なのよね。
スーパーで山積になっているチキンの
もも肉の照り焼きみたいなやつ、
大して美味しくないし。
オードブルの盛り合わせも
一見豪華だけど美味しくない。
なんか雰囲気に流されて
みんな浮かれている気がして
そういう波に乗らないという
選択肢もありだよな～って思ったの。
でね、昨日はネット動画の新作の
セクションに懐かしの映画が追加
されているのを発見して思わず最初から
最後までしっかり見てしまった。
何十年ぶりかに見た映画
「プリティウーマン」
ジュリア・ロバーツ、若い！
リチャード・ギア、渋叔父っぷりが
あの頃からもう板に付いていたのね
なんて色々考察しながら見てしまった。
なんたってＢGMの音楽が良い。
映画の中に出てくるゴッツイ
コードレスの携帯電話の走りみたいな
やつも懐かしい。
ファッションも肩パッド入りの
ダブルのスーツとかがバブリーな
時代を感じさせて一周回って新しい
と言うか新鮮な感じと思いながら
見てしまった。
最近あまり無駄に出歩かなくなって
こんな風にお家時間をまったり過ごす
事が多くなった。
今は内観する時期なのかもなと思う。
今年の後半は特に猫の闘病やら
何やらでバタバタした分、家に
籠る時間が多かった。
それで強制的に出歩く時間が
ストップするようなことになり
自分の本当にしたいことについて
考えたり、こんな風に懐かしい
映画をじっくり見る時間を持ったり
するようになった。
それでふと気づいたの。
何かに追われるように気が急いて
物を作らなきゃ、マルシェに出店
しなきゃと思って動き回っていた
事が心の中で結構負担になっていた
のだなって。
物を創作する先に販売しなくては
という目的が乗っかってくると
利益だとか資材の仕入れ値だとか
色んな要素を考えて作ることになり
そうなってくると本当に自分が楽しんで
素材を吟味して作る喜びが薄れて
疲弊するんだなと気が付いたの。
私がやりたいことは、売れっ子
ハンドメイド作家になる事じゃない
んだなって改めて思ったの。
量産して右から左に売れる
作っても作ってもどんどん売れる。
そういうのは何だか自分が
製造工場のお針子になったみたいな
気分になって作るのが楽しくない
どころか苦しいなって。
じゃぁ作る工程を誰かに任せて
デザインする事だけしたら？
って言われた事があったけど。
自分で作るのが好きなんだ。
来年は自分が本当にやりたいと
心の底から思う事だけをやろう。
今日は満月なのでそのタイミングで
ヘナで毛染めをしながら浄化しつつ
細々としたボディソープの補充や
トイレ掃除の洗剤の補充など細々
したことをしながら思ったの。
以前フルタイムで社員として働いて
いた時に、こういう日々の細々した
家事ってどうやってこなしていたんだろう？
今は時間に余裕があってまったり
やっていてもあっという間に時間が
過ぎてしまうというのに。
あの頃は自分の好きなことをする
時間なんてほとんどなかった気がする。
今はゆっくりと出来るのに
何故か気が急いてしまう。
きっとセコセコしてしてあれこれ
詰め込んで行動しようとしてしまう
癖がついているのね。
ゆっくり、まったりする＝悪みたいな
意識は親からの刷り込みも大いに
ある気がする。
そういう他人の価値観から解放されて
自分軸をしっかり持って来年を迎えよう。
今夜もまた古い映画をなにか見ようかな。
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