このGWは、四国の実家でゆるりと過ごしました
子どものころは当たり前のBGMのように聞いていたいろんな種類の鳥の声、カエルの声。
(うちの近所の鳥たちは、ほんとおしゃべり!)
当たり前のように見ていた 空の広さ、山の美しさ。
当たり前のように感じていた 頬にふれる風のやわらかさ。
普段の生活での車の行き交う音や排気ガスと比べると…
なんて美しいのだろう。そう思って、実家にいる間は、ほぼ毎日、近所を散歩していたのです。
麦畑の間の農道を歩いていると、風が吹くと、収穫間近の麦の穂たちは かすかにサラサラ~と音をたてて、いっせいに黄色い波を作ってくれるのです。
なんて 豊かな時間。
子どものころは、当たり前だった風景一つ一つを改めて見ると やっぱり美しいのです。
進学したらこんな田舎からは出るんだ~、と思って受験勉強に励んだ時代もありました。
数々の人生のステージを経て、全国転々とし、今なお転勤族の私たち。
(東京砂漠は、私には刺激が強すぎた…(笑)けど、いろんな土地に住むのも悪くない証拠に、縁もゆかりもなかった広島はすごい気に入っているし。。。)、
でも。
やっぱり私の原風景は、この実家の景色だったんだなあと実感したこのGW。