前回の記事下矢印に関連して、





またちょっと違った角度から、心理的、脳科学的に分析してみました。私は専門家ではないので、間違いもあるかもしれません。私なりの個人的な見解になります。



参考にした本下矢印



 
    
妊活をしている時に感じる心理って、大体次の4つに分けられると思う。





子供が出来た時の幸せ
子供が出来た時の不安、恐怖心
子供が出来なかった時の幸せ
子供が出来なかった時の不安、恐怖心




これらの心理が揺れ動いて、感情が揺さぶられる。




で、「妊活を諦めない」「諦められない」という時の心理状態はというとおそらく、



子供が出来た時の幸せ 
     右矢印感じたいが信じられない。何なら無理矢理感じているフリをして強がったりする。
子供が出来た時の不安、恐怖心
     右矢印実はよぎるけど、見ないフリをする。
子供が出来なかった時の幸せ
     右矢印感じない。
子供が出来なかった時の不安、恐怖心
     右矢印一番強く感じる。



私が一人目妊活で不妊治療を諦める直前がこんな感じだったと思います。




不安や恐怖心って、否定すると増幅するんですよね。本能的な心の声で、警告してくれているものなので、気付いて認められるまで鳴り続ける。消さない限り音がだんだん大きくなる目覚まし時計のアラームみたいに。




だから案外の不安も見ないようにしてても感じてて、と合わさって、不安や恐怖心でいっぱいになってる。





そして、「妊活を諦める」つまり「子供の出来ない現状を受け入れる」とどうなるかというと、



子供が出来た時の幸せ 
     右矢印なくなる。
子供が出来た時の不安、恐怖心
     右矢印なくなる。
子供が出来なかった時の幸せ
     右矢印感じる。
子供が出来なかった時の不安、恐怖心
     右矢印将来に対する不安はあるが、現状困らないのでほぼ感じなくなる。





不安、恐怖心が消えて、幸せを感じるようになります。





そこで、「諦められない」といった時の不安、恐怖心でいっぱいの時、脳の中で何が起こっているのか。






不安や恐怖にとらわれると、大脳辺縁系にある「扁桃体」という部分が興奮し、ノルアドレナリン、という脳内物質を分泌します。





ノルアドレナリンは、別名「闘争か逃走かの物質」




妊活を諦めない!ということは「闘争」を選ぶということ。そして、闘うことで「アドレナリン」「コルチゾール」などのストレスホルモンが分泌されます。




身体を「戦闘モード」にするので、心拍と血圧が上がり、血管が収縮、血流が悪化、全身の細胞に栄養が行き渡らなくなる。




闘えば闘うほど、妊娠は遠ざかることがよくわかりますよね。




それが、妊活を諦めて不妊を受け入れると、不安や恐怖心が消えて闘う必要もなくなる。




不安が安心に、緊張が緩んでリラックス状態になる。呼吸も深くなり、血管も弛むので、全身に酸素も栄養も行き渡るようになる。




妊娠しそうですね。




実は過去に自律神経について似たような記事を書いているので、こちらもご参考までに下矢印






長くなってしまったので、この辺で一旦終わります。




後日まとめ記事を書きます。




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