前の記事で「メンタル」が妊娠の条件ではないかと書いた。
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でも、「メンタル」とか「心」って、そもそも一体何なんだろ?目に見えなくて、漠然としている。人によっても、そのイメージとか解釈は全然違うと思う。
よく、身体と対比して語られるけど、心と身体は切り離せないもの。というか、心は身体の一部だ。
嬉しいとか怒りとかの感情を作るのは、セロトニンとかアドレナリンといった脳内物質。その脳内物質の原料はたんぱく質。それって身体そのものだと思う。
人間の身体って本当にたぶん複雑で、自律神経とか、ホルモンなど内分泌系とか、免疫系とか
、様々な機能の微妙なバランスで成り立ってるんだろう。特に「心」の部分ってそうなんじゃないかと思う。
妊娠もそう、女性ホルモンのバランスとか自律神経のバランスとかが深く関わってる。
ここで、一冊本の紹介。
結構、読みごたえがあるというか、難しい用語も出てくるので読むのに時間がかかった。
なので安易にオススメはしません 特に妊活中の方は、あまりこういう小難しいことを考えるのもいいとは思わないので。興味のある方は是非読んでみてください。「心」が「身体」に深く関わっていることがよくわかります。
話を戻して、メンタルと妊活の話。
本のタイトル、「身体がノーと言うとき:抑圧された感情の代価」
本の内容は大まかに言うと、無意識のうちに自分の感情を押し殺していたり否定したり、嫌だと言えなかったりしていると代わりに身体がノーと言い始める、不調が出てくるよ。ということ。
本の中では、かなり衝撃的な例(虐待とか)が載ってて、病気もガンや自己免疫疾患だったり深刻なものが多い。
妊娠についてもそういうことなのかなって。
毎月妊娠のチャンスはあって、治療なりタイミングとるなり行動を起こしても妊娠しなかった。これって身体が代わりに「ノー」って言ってくれてるってことなんじゃないか?
妊娠しなかったのは、身体からの大切なメッセージ。まだ条件揃ってないよ、準備出来てないよって教えてくれてるんだと思う。
実は妊娠に対して何か不安を抱えているけど、気付かないふりをしてやりすごしてることはないだろうか。本当は気がかりなことあるけど、夫に言うと何言われるかわからないから相談できずにいることがあるとか。
私も実はそうだった。詳しくは書かないが、気がかりだったことを夫に話してみて、結果「そっか、心配することないか」って解消したことが妊娠につながったような気もする。
無意識のうちに感情を抑圧してしまっていることって現代人はよくあるんじゃないかと思う。
子供を見ているとそれを嫌というほど実感させられる。
「バナナ🍌たべさせろー」
「だっこしてー」
と、もうまるでこの世の終わりのように感情のままに泣き叫ぶ。
私もかつてはこんなだったんだろうか?いつの間に素直に感情を表現するということをしなくなったのだろう。
実際こんな子供のようなこと泣き叫ぶ大人がいたら、それはただの我が儘として相手にされないだけなんだけど、そうやって社会に合わせていくうちに必要以上に自分を抑圧してる部分があるんじゃないだろうか。
自分の気持ちに素直に向き合う。
自分の感情を大切に扱う。
自分の身体からのメッセージに耳を傾ける。
そうやって自分を大切にすることが、身体の中のバランスを整えて心身の健康に繋がり、妊娠する最後の条件が揃うのではないかと思うのだ。
改めて今の自分を振り返ると…
うーん。かなり溜まってるかな