神保町に昨年オープンした「石黒商店」なる蟹味噌ラーメン屋が今激辛界でめっさ話題なのだ。因みに店主は名店「ど・みそ」で修業を積んだそうな。神保町から水道橋へ向かう通りの左側でこの看板を見つける。この狭い通りを左に入るのね。
今日みたいな暑い日(最高気温は34℃)にはこんなメニューもイイね。
左に入るとすぐに在りました。「石黒商店」。店頭は蟹の香りが漂っていてスープは絶対旨いと確信できるね。
店頭に張られたメニューがこちら。基本は味噌ラーメンのみなのがわかります。そして右下の‟雷神らーめん”がかなりの激辛で、激辛を制覇しまくるYouTuberも皆撃沈しているのだ。
店頭にはお店の拘りも張ってあります。これは期待が高まる! 18時に入店すると先客は1人。(後客は5人)
券売機で判りますが、‟雷神らーめん”は値上げして現在2000円となってます。1ヵ月ほど前にある客が‟雷神”の麺と具を7分程で完食したがスープはほとんど手つかずでギブアップしたそうだ。それを見た店主がもっと辛く改良して値上げに至ったらしい。まぁ2000円なら冷やかしで注文し辛いし、良いのかもしれない。しかしどんだけ辛さに情熱持ってんねん?
カウンターにもお店の拘りが。麺にはタピオカ粉を使用とな。ワクワク!
注文後約8分で配膳された‟辛みそらーめん(1000円)の大辛(無料)”。挽肉がたっぷりですねぇ~!
「‟雷神”じゃねーのかよ?」って? 自分はピリ辛フェチですから超ど級激辛の‟雷神”なんて到底食べられないこと必至! そんな無謀なチャレンジはしません!
まずはスープを一口。お、なかなか辛いど。そして期待通りの蟹出汁がしっかり効いていて旨い! スープはかなり濃厚な味わいだ。
麺は中太やや縮れ。タピオカ粉入りらしいモチっとした食感で歯応えは良い。他のお客が「麺硬めにできますか?」と聞いたら店主は「太麺なんで硬めはお勧めじゃないんですよ。通常がお勧めですが?」と言っていたが、確かにこれで歯応えは十分だ。めっさ濃厚なスープが麺に良く絡み美味しい。最初辛さは「中本」の辛さ8くらいに感じていたが、食べ進めると口内を刺すような痛みが蓄積されてくる。これは結構辛い唐辛子を使用しているに違いない。‟鬼殺し一味”でも使用しているのか?
常備された香辛料はこの2つのみ。辛さは十分なので・・・
山椒を投入してみる。
うーむ、殆ど変化無し。辛味が強すぎて痺れが顔を出さないのかな?
デフォで入っている味玉はトロトロで味がしっかり浸みていて絶品です。
スープはこんな感じ。油は結構浮いているがくどくはない。麺と具を完食するとまだ挽肉がたっぷりスープに沈んでいる。このスープが美味しいけど辛い! この辛さは自分にとって美味しく食べられる限界の辛さだわ。いや、若干きついかもしれない。後半になると確実に「中本」の‟北極”を超えた辛さになる。
何とかスープまで完飲。ご馳走様でした。噂に違わぬ旨くて辛いラーメンでした。次は全く辛くないメニューを食べに来たいね。
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辛:★★★★★ 旨:★★★★ 喜:★★★★
P.S.
お店からJR水道橋駅へ向かう途中で見つけた「しじみ軒」なるラーメン屋。しじみラーメン専門店なのか? 食べてみたーい!