茗荷 (Japanese ginger) をたくさん食べれるかも。 | Chandler Diary

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Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

去年、LA の M さんから茗荷の苗をたくさんいただいた。
茗荷は実家の庭でたくさん採れていたので、大好きで、
その季節には、取りに帰って、季節を堪能していた。
おそうめん、天ぷら、お寿司、酢の物、味噌漬けや糠漬けなど。
季節感あふれるあの独特の味と香り。
思い出しても食べたくなる。

茗荷を食べるのは日本人だけで、
食用で栽培しているのも、日本だけらしく、
基本アメリカには無いようなので、英語名も Japanese ginger だとか。
たぶんアメリカ人は食べないだろうな。

 

まさかアメリカで茗荷を食べることができるとは思わなかったが、
大量に収穫できたらいいな、と考えながら、
日陰のあちこちに散らばらせて植えた。

 

だけど、去年の夏のあの暑さ。
最高気温 43 度までいった日もあり、
人間だけでなく、植物もぐったり。
せっかく植えたけれど、
あの美味しい花が咲く前に、葉が茶色になって全部枯れてしまった 。
あ〜あ。


M さんには、本当に申し訳ない気持ちだったけれど、
近年の異常気象では、どうしようもない。
食べれるのを楽しみにしていたのだけれど。

 

そしたら、昨日庭の隅をチェックしていたら、
なんと初々しいグリーンの芽が出ている。
えっ?まさかまさか。
でもこの葉の形は茗荷に違いない。
こんな葉の形のは他に無いから。
探したらもう一箇所出ていた。
ひょっとするとまだ出てくるかも。


あの暑さにも負けずに根はちゃんと生きていてくれたんだ。
ありがとう、とでも言いたい気持ち。
これからは毎日チェックしなければ。

 

確か 7 月くらいには収穫できるとおっしゃってたように思うが、
収穫できると嬉しいな。
茗荷も季節を味わえる食べ物。
一人で茗荷三昧でも。

 

ただ、茗荷を食べると物忘れがひどくなる、と聞いていた。
近頃、物忘れが酷くなって、少し認知症かな?と思う時があるが、
たくさん食べてこれ以上物忘れが酷くなると困るな。
でもあの美味しさはやめられない。