アメリカのバイクも、時代とともに変わる。 | Chandler Diary

Chandler Diary

Route 66 に魅せられて通ううちに、とうとう沿線に住む事に。
アメリカと言っても Oklahoma 州のど田舎で、憧れのアメリカとはちょっと違うが、
それなりに楽しく、そんな田舎生活をお届け。

アメリカのバイクといえばHarley Davidson。

大きくて、どっしりしていて、ボトボト、というような大きな音を立てて走る。

 

乗っているのはちょっとお腹の出っ張った叔父様かお爺様が多く、

ふんぞり返ったような格好で乗っているのをよく見かける。

髭をはやし、バンダナを巻いてサングラスをかけて、が私のHarley 乗りのイメージ。

それがカッコ良くて大好き。

季節になると、特に週末は走る人たちが多く、

その音が聞こえると、飛び出して見に行く。

 

以前、バイクはほとんどHarleyだったが、

近頃ちょっと異変が。

日本でよく乗られているような小さめのバイクが多くなってきた。

Harleyと違って、みんな背中を丸めて、前のめりで乗っている。

どちらかというと、若い人が多いように思う。

そんなバイクが数十台の集団で走るツアーも何度か見た。

 

小さいので、収納も簡単だし、走りやすいかもしれない。

それにこのご時世。

多分Harleyよりも格段に安いだろうし、ガソリンも食わない。

移動手段として、何か要るわけで、経済性を考えてのことかも。

 

それにしても多くなった。

Harleyと違って、感覚的に新しく、

デザインもかっこいいのが多く、

流行しているのかもしれない。

 

Harleyは大きいので、安定性があるように思えるが、

小さいのはちょっと危なっかしいような。

日本と違って、田舎道でも最高速度が違うし、

やはり危険性が高いのか、

Interstateを走るのを見る事はほとんどない。

 

日本にいた時は見慣れていたので、

その大きさや乗り方が普通で、

最初Harleyにちょっと違和感があったが、

今はHarley ばかり見ているので、

普通のバイクにちょっと違和感を覚えるようになっている自分に気がついた。