日本列島、豊かな土地は数々あるけれど、
空、大地(土)、火、水、雨、風、こんなにも自然の巡りが
循環されている場所があるだろうか。
地震から一年
確かに人の手が入って修復される場所もある
でも自然の力、再生の力はなんとも偉大なのだろう
大地が豊かだからこそ木々も植物も
作物ものびのび成長し
恵みの雨を循環させて
豊かな美しい水を創る
そして、土や岩や木々たちに浄化され
また循環させて~
恵みを創りつづけてくれている
どれだけ、
自然&地球が
あたりまえに与え続けてくれているものに
人は気づけているのだろうか
~*~*~*~*~
熊本市内から「阿蘇」に入った時に『氣』が変わる
風に乗ってくる香りが話しかけてくるんだよ~。
今回の旅は八代郡の「立神峡」からまわりました。
「高さ75mの肥後の空滝とも呼ばれる大岩壁で、
この土地は火の国発祥の地として神々の言い伝えが多く残る場所でもあり、
この立神峡も神竜が封印されたという言い伝えが残るそうです。」
観たいと思っていた大岩壁の二つ目。
ひとつは島根・出雲の立久恵峡でした。
立久恵峡は大分の耶馬渓と似ていることから、山陰の耶馬渓と呼ばれています。
残すは大分の本物の耶馬渓を観たいと思います。
この日は雨上がりで、やっと陽が差し込み始めた午後。
写真ではこの大岩の迫力をお伝えできないのが残念です。
この壮大な場所で
私は生まれて初めて、自然の中を飛んでいる<カワセミ>をみました。
写真では見たことがありましたが、
カワセミを追いかけるカメラマンさん達の気持ちがわかります。
本当に美しいブルー。可愛い鳴き声で素早く軽やかに飛び回る姿。
気持ちが良い~幸運の青い鳥ですね。
近所に住んでいたら、ずっと、見ていられる景色です。
ドライブをしながら
ぽつぽつと山肌をピンク色に飾る山桜を見て癒され
数日かけて豊かな水源をめぐりました。
その一つが白川水源
すっきり、しゃっきり、ふんわり~浸透していく柔らかいお水です。
「郷に入れば郷に従え」
その土地にはいったら、
その土地の空気を吸い
その土地の風を感じ
その土地で育ったものを身体の内側に入れていく
その土地と一体になることで癒されていく
そして、足の裏で大地&地球と繋がる
私は阿蘇に入っている時は
阿蘇のお水を飲むようにします。
「私の内側も循環が上手になりますように~」と(笑)
阿蘇には水源が数多くあり、
水を汲んで持ち帰られるところが多くあります。
水場は雰囲気が本当に違います。
どの場所も水が豊かだから
木々や植物が生い茂っていることもありますが、不思議なくらい違う。
青空で陽が差していても、
そこだけ暗かったり、迫力がありすぎて怖い時もある。
面白いなぁと思います。
白川水源が‟陽”なら、
初めていってみた山吹水源は‟陰”だなぁと思うのです。
流れている小川の水は清らかで、
木々も美しいのだけれども
水源のおおもとの池は。。。シュールと言えばシュールだけど
苔むした風景と枝ぶりや造詣が美しいけれど
私は苦手かもしれない(笑)ココのお水は飲めない私。
*山吹水源*
もし、阿蘇の山繋がりで大分まで足を延ばせるのなら
白川水源と同じくらいに私が好きなお水があります。
湯布院の「霧島神社」内にある名水
鹿児島の霧島神社と同じ名前の歴史ある神社です
≪御祭神≫
・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)
白川水源のお水を飲むと、すーと軽やかに細胞に吸収され、
身体の内側からすっきりと流してくれる感じ。
霧島神社のお水は、やわらかく、まったりと甘く
心を溶かすというか、身体の緊張を緩ませてくれる感じのお水です。
RikaKobayashi