わびさび-WabiSabi- 家づくりと日々の独り言 -11ページ目

ロバート・E・カーティス商会

数年前に亡くなった父はカメラが好きで、家に写真を現像するための暗室をつくっていたぐらいだったのですが、家を改修するにあたって家の中のものを整理していたところ、父が撮ったと思われる古いスライドが何点か見つかりました。

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スライド(リバーサルフィルムというらしいですが)はそのままだとサイズも小さいですし、何よりいちいち光に透かさないと見えないので、普通の写真のように何枚かプリントしてみました。


その中に父が友人と共同経営していた骨董品店を撮影したものがありましたので、今回はその写真をご紹介してみたいと思います。


プリントした写真をスキャンしましたので、画像が少し見にくいかもしれませんがご勘弁下さい。


まずはお店の外観です。この写真はおそらく昭和30年代後半ぐらいに撮影されたものではないかと思われます

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お店の名前は「ロバート・E・カーティス商会」


建物は昔ながらの町家を改装してあり、場所は京都の円山公園の近くです。


名前からお分かりになったかと思いますが、共同経営者の友人というのはユダヤ系アメリカ人の方でした。


お店には来店されたお客さんが描いたサイン帳があり、そこには水戸黄門役で知られる東野英次郎や、海外では月と6ペンスで有名なサマセット・モームやチャップリンなど著名人のサインも数多くありました。

共同経営者のカーチスさん(我が家ではそう呼ばれていました)が途半ばにして亡くなられてからは、父がひとりで店を切り盛りをしていましたが、坊ちゃん育ちだった父はあまり商売がうまくなく、母はカーチスさんが生きてはったらよかったのにと、よくこぼしていたことを憶えています。


さて、それでは「ロバート・E・カーティス商会」の店内の写真をご覧いただきます。


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こちらが店内の入り口付近です。


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こちらも同じく1階で、写っている犬は我が家で飼っていた「クロ」です。

私が小さいときに一緒に写っている写真があるのですが、残念ながらこの「クロ」のことはほとんど憶えていません。

時々、父に連れられてお店に遊びに行きましたが、裏庭に生えていた竹と右端に写っている特徴的な階段が子供心に印象的でした。


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こちらは2階。

さきほどの階段を上がったところです。


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右側に写っている壺や皿のうち、ひとつでもいいので残しておいてくれたらよかったのにと思ったりしますが、骨董品を売るのが商売ですから、当然ながら今はひとつも残っていません。


ただ左手の机の上に置いてあるガラスの灰皿だけが今でも我が家にあります。


この「ロバート・E・カーティス商会」も、父が晩年商売をやめてから京料理のお店に貸していた際に改装されており、この頃の面影は残念ながら今はありません。


現在は空き家になっているのですが、幸い門跡寺院(皇族や貴族の出身者が住職をつとめる特定の寺院。大原の三千院や嵯峨の大覚寺などが有名。)である青蓮院の真正面ということで立地がいいので、京都に観光に来られる人に宿泊してもらえる町家にしようと改修を計画中です。


こちらの改修計画もおいおいブログでご紹介していこうと思いますので、よかったらまたおつき合い下さい。


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初雪

今年も最後という今日、初雪が降りました☆

庭のもみじも雪化粧です。


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手水鉢にも氷が張りました。


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子供と雪ダルマを作ってみました音譜

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名前はリリーちゃんです。

ウチの娘がつけました。

なぜリリーちゃんなのかは不明です汗


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今年も一年おつきあいいただきましてありがとうございました。

来年が皆様にとって素晴らしい一年になりますようにアップ


よいお年を!




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近畿あーきてくと2011 地域実践活動発表会

近畿建築士会協議会青年部会 主催の第18回「近畿あーきてくと2011 地域実践活動発表会」で、我が家の古民家リフォームについてお話しすることになりました。



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近畿建築士会協議会青年部会さんでは、定期的にこういった発表会を開催されているらしいのですが、今回は「再生」がテーマなので我が家のような古民家再生はテーマにぴったりだろうということで、設計してくれたM氏を通じてお話がありました。


興味半分で軽く「いいよ!」なんて言ってしまったのですが、こうやってチラシとかできてくると、ちゃんとやらなイカンなあ、と少々あせっておりますあせる



高度成長期以降の日本では、スクラップ&ビルドが繰り返されてきました。


最新のものが最高という価値観の中では、古い物件は新しい物件に比べて相対的に価値が低いもの、と見做す風潮がありました。


現在、京都では市内の古い町家の老朽化が社会問題になっていますが、景観(街並み)を維持しながら物件を再活用しようという試みが徐々にはじめられています。


スクラップ&ビルドから、既存住宅(ストック)を有効に活用するリノベーションへ。

これは古いもの(物件)の価値の再発見でもあります。


個人的に「エコ」という言葉はあまり好きではないのですが、エコやリサイクルという昨今のながれからも、「再生」=リノベーションというキーワードが、今後ますます重要な意味を持つようになってくるだろうと思われます。


そういう観点からも、今回のイベントの「再生」というのは非常に興味深いテーマだと思いますので、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

ちなみに一般の方の参加も歓迎だそうです☆



お申込・お問い合わせは下記までどうぞ。


近畿建築士会協議会 青年部会 事務局

Tel 06-6947-1961 Fax 06-6943-7103

HP www.kinkensei.com


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