幸福の科学 主エル・カンターレ 大川隆法総裁先生 書籍:大悟の法 参照です。
🌸 不可抗力的な事件の場合
人生において、自分の力ではいかんともしがたいような事件や事故などが起きることもあります。たとえば、十代の少年が人を殺したりします。
「いかなる気持ちでそういうことをしたのか。また、その少年の家族の気持ちや、いかに」と思います。
少年犯罪などがあると、社会はそれを糾弾しますが、その家族は、いたたまれないでしょうし、なかには自殺するする人もいます。
これは、前節で述べた、名誉にかかわる自殺かもしれませんが、「隣近所に顔向けできない」ということで、親が死んでしまうこともよくあります。苦しいことです。
このような、一見、不可抗力に見えるものが出てきたとき、こういう人生といかに戦うかです。私が小さいころに聞いた話に、次のようなものがありました。
高校時代に恋人同士だった男女が、その後、めでたく結婚して、新婚旅行でハワイに旅立ちました。
そして、ハワイのホテルで、ご主人のほうは、下の階にあるバーへ飲みに行き、そのあいだ、奥さんのほうは部屋で留守番をしていました。おそらく、片づけものでもしていたのでしょう。
ところが、一時間ぐらいして、ご主人が部屋に帰ってくると、奥さんがひどく泣いているのです。「どうしたんだ」と訊くと、「外人たちが入ってきて、乱暴された」ということでした。
それでも、「二人の胸に納めておこう」ということにして、日本に帰ってきました。しかし、翌年、赤ちゃんが生まれると、外人の特徴のある赤ちゃんだったというのです。これはもう隠しようもありません。
まさしく悲劇です。結局、奥さんのほうは、川に身を投げて、死んでしまいました。そういう話を聞いて、子供心にも、何ともやるせない気持ちがしたのを覚えています。
この場合、ご主人のほうには、新婦を残して一人でお酒を飲みに行くという油断があり、それは一つの罪でしょう。
一方、奥さんのほうにどれだけの罪があったかといえば、初めてハワイに行って、外人たちにいきなり部屋のなかに入ってこられ、どうすることもできなかっただろうと思います。
さらに、よりによって、皮膚の色の違う赤ん坊が生まれてくるという悲劇が重なりました。そういう人生に耐えられるどうかです。これはなかなか厳しいテーマです。
結果的に、その人は自殺を選んでしまったわけですが、実際に自分の身に降りかかったとしたら、生き抜くのはなかなか難しいかもしれません。
その赤ちゃんを養護施設などに預けて、夫婦はこれまでどおりの生活をするか、二人で故郷を離れて、だれにも分からない所へ行くか。あるいは離婚を選ぶか。
いろいろと方法はあるでしょうが、苦しいテーマであることは間違いありません。しかし、それも、当然、この世的な原因があって起きたことではあります。油断があり、すきがあったのです。
その当時は、日本人はまだ海外旅行に慣れていない時代だったので、普通の人のように、海外旅行などせず、九州あたりにでも行ったほうがよかったのかもしれません。
そうすれば、そういう悲劇はなかったでしょう。無理をして海外へ行き、不案内な場所で起きたことでもあります。また、ご主人のほうに油断があったということもあります。いろいろな偶然が重なったということもあります。
こういう罪を背負って生き抜けるかどうかです。考えてみると、なかなか深刻なものがあるように思います。
🍓 不注意による事故の場合
交通事故なども、ちょっとした油断によるものが多いでしょう。「殺したい」と思って人をはねる人はいません。しかし、ちょっとした油断から人をはねてしまった場合であっても、やはり大変です。
たとえば、「長距離運送のトラックの運転手をしていて、夜中に車を走らせ、明け方ごろに、眠くなって、少しうとうとした、そのほんの一瞬で、人をはねて死なせてしまった」というようなことがあります。
たとえ一瞬の事故であったとしても。他人の人生を奪ってしまったことは間違いないので、その後、一生、それが付いて回ります。そのようになったら、みなさんはどうしますか。自暴自棄になるでしょうか。
やけになって自殺してしまうでしょうか。職業を換えるか、家族はどうするかなど、いろいろな問題が起きます。その苦しみのなかを耐え抜けるかどうかが試されるのです。
「居眠りをした」という原因があったことは事実ですが、言い訳をしようとすれば幾らでもできます。夜中に長距離の運転をしていて、眠くならない人などいませんし、疲れがたまっていたということもあるでしょう。
また、相手が不注意だったということもあるかもしれません。ただ、相手が不注意だったとしても、人をはねて殺してしまった場合には、自分をなかなか許せないものです。その後、どうやって生きていくかということです。
🍋 不況の直撃を受ける中小企業・・・・・
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(私文:それでも、死んではいけない)
幸いなことに、私はこんなに大きな事件にも事故にも遭ったことはありません。だから、その苦しみを真の意味で味わったことはないけれど、人の苦しみ、深い悲しみ、本当に大変だと思います。いたたまれない気持ち、死ぬしかないと思うのは当たり前だと思います。
しかし、でも、死んではいけません。死んではいけないのです。心平らかな日が必ず来ると信じて、生き抜かなければいけないのです。誰かに相談してください。幸福の科学の自殺相談窓口に相談してください。必ず、必ず、小さな新たな道が見つかるはずです。
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