幸福の科学 主エル・カンターレ 大川隆法総裁先生 書籍・あなたの知らない地獄の話 参照です。

 

🍋 天国に還るために今からできること

 

今、この地上を去った世界には、天国と地獄という世界が厳然としてある。地獄という世界は、昔から語られている苦しみの世界である。天国という世界は、喜びの世界である。


 

そのとおり。しかし、その地獄をも、本人にとっては苦しみであるところの地獄も、また黙って背負っている存在があるということを忘れてはならぬ。地獄という存在をそのままにして背負っているということは、仏がその苦しみを引き受けているということなのである。


 

人々のその苦しみは個人個人のものではない。仏もまたその苦しみをわがものとして、背負っているのである。その重荷を捨て去れば、どれほど身軽で、どれほど楽になることか。にもかかわらず、いま地獄でうごめいている何十億という魂たちを見捨てないで、それを抱きとめている。


 

人間は愚かであるから、自分が地獄に堕ちると、「神も仏もない世の中である。世間はすべて自分を苦しめてきた。そして、死んだあとも、このような苦しみを自分に与えるのか。仏が愛であるならば、こんなことはありえない。こんな不条理なことはありえない。

 


こんな暗い苦しみの世界がわが身に臨むとは、こんな不公平はありえない。私だけがなぜこんなに苦しまなければならぬのか」と訴えているが、そのように訴えている人を、抱きとめている存在があるということを、仏が悲しみの涙をためて、それを抱きとめているということを、そういう世界であるということを、知らなくてはならない。


 

その数十億の苦しみをすべて背負っているのである。それは本来の仏の使命ではない。本来の計画ではない。人間たちが間違って犯した罪によりてできた世界であるが、それでもなお抱きとめているのだ。背負っているのだ。


 

もし、あなたがたのなかで、数年、数十年後に地上を去って、万一、暗い世界に、地獄の世界に行く者がいたとしても、どうか自分一人だけで嘆き悲しまないでほしい。あなたがたの苦しみを共に苦しんでいる存在があるということを、その苦しみは自分だけの苦しみではないということを、知ってほしい。


 

わが子が転びてけがをして、喜ぶ母親はいない。わが子が池に落ちて、喜ぶ父親はいないのである。万一、わが子が事故に遭い血を流したなら、心が傷つかない親はいない。仏の目にはそのように見えるのである。


 

あなたがた人間の目から見れば、相対的に見える人間の目から、見れば、地獄にいる人たちについて、「私たちを害して生きた人たち、社会にとって有用ではなく、有害であった人たちなのだから、地獄の責め苦を受けたとしても当然であろう」と言いたい気持ちも、人間心としてはあるだろうが、仏の心はそうではない。


 

池に落ちたわが子を泣きながら引きずり上げているのが仏の姿であり、血を流して泣いている子を抱きとめているのが仏の姿なのである。そのような親なる仏の慈愛の心が、分ったのであるならば、仏の子として生きている人間は、その事実に気づいた人間は、放っておくわけにはゆかないのである。


 

傷ついた子供たちを救わなければならない。そしてまた、深い池に落ちそうなのに、その事実に気がつかずに、その池のほとりで無邪気に遊んでいる子供たちに、「あなたがたは今、危険な所で遊んでいるのだ」ということを教えてあげねばならない。


 

このように、人の苦しみや悲しみに決して目をつむることができない心、人々の苦難、困難を見て、座視できない心、手を差し伸べないでいられない心、これが愛なのである。


 

人を救いたいという心、助けたいという心、優しくありたいという心、他人の苦しみや悲しみに黙っていることができないという心、それが愛の心であり、その愛の心がみずからの内に宿っているということが、あなたがたが仏の子であるということの唯一の証拠なのである。


 

あなたがたが、もし、粘土でつくられたような存在であるならば、もし、小さなたんぱく質の合成によってつくられた動物が、生き物が、偶然の結果、数億年の歴史を経て、今、このように、私の書物を読むような存在に成長したというならば、偶然に偶然が積み重なって、なぜ、愛の心がそのなかに宿るのか。私はそれを問う。


 

日本に生きる人にも、アメリカに生きる人にも、アフリカに生きる人にも、ヨーロッパに生きる人にも、愛の心はある。その愛の心が普遍的であるということが、あなたがたが仏の子である証拠であり、また、仏に愛されているということの証拠でもある。

 

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(私文:仏の愛の心)

孫悟空が仏から遠くまで飛んで行って、ここまでくればもう大丈夫というところも、やはり、仏の掌の上であった、という話がありますが、まさしく、仏とは私たち人間を全霊人たちを愛している存在なのでもあるということを知りました。

 

これほどの世界に生きている私たち、仏の愛、慈悲に感謝をしなければなりません。何という世界で私たちは生きているのでしょうか。

 

最後まで読んで頂いて、本当に、本当にありがとうございます。是非とも、幸福の科学 主エル・カンターレ 大川隆法総裁先生 書籍・あなたの知らない地獄の話。 を読んでください。

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