大川隆法総裁先生 書籍・悟りの挑戦上巻 参照です。

 

大川隆法総裁先生の教えのなかで、とても大事だと思う教えでもすぐに忘れてしまうこともあります。            なので、また再投稿させていただきます。

 

心の三毒を簡単に説明してみます。まず、「貧」は貪りの気持ちです。たとえば、野良犬がごみ箱に鼻先を突っ込んで、食べ物をあさっている状態を想像してみてください。

 

非常に浅ましく貪欲な感じがします。当の本人は気がついていないのですが、傍目には「なぜそれほどまでに欲が深いのか」「なぜそれほどまでにガツガツするのか、浅ましい感じを出すのか」というように見えるのです。

 

では、その浅ましさの対象とはいったい何でしょう。まず、食欲です。たとえば、みんなが礼儀作法を心得て食事をしているところに、お腹を空かせた人が一人入ってきて、ガツガツと食べはじめたら、ちょっとたまらない気がします。

 

とてもではないけれども、食事がおいしく食べられなくなります。あるいは、性欲というものもあるでしょう。自分を抑えきることができず、とにかく異性を見るともう人間ではなくなってしまうような強い欲望を持っている人がいます。

 

欲望を自己のコントロールのもとに置けない人です。この欲には限りがありません。出世欲から始まって、物欲など、さまざまな欲がありますが、とにかく手に入れたくてしかたがないという気持ちです。

 

これが「貧(とん)」です。要するに、「貧」というのは「奪う愛」に当たるわけです。この「貧」の反対は何かというと、当会で言えば、「与える愛」です。あるいは「布施」という考え方です。

 

これは、ある意味では「貧というものを捨て去りなさい」という教えであるわけです。これは、他人を観察してみると、よくわかってきます。

 

第三者の目で見るとよくわかりますが、自分自身では、そう簡単にわからないという特徴を持っています。分不相応な欲望や願いを持っているかどうかということは、自分自身にはなかなかわからないことですが、他人を見るとよくわかるのです。

 

ですから、常に世の中のことをよく観察して、自己を客観視できるようになるための努力が必要になります。

 

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(私文:欲には限りがありません)
正直、私もこの欲に翻弄されてきました。ギャンブル、お酒、性欲、お金・・・いろいろな欲があります。しかし、すべての欲の行き付くところには、壁がありました。私には、それ以上できなくなるような壁がありました。そのなかで一つだけ発見した事があります。この仏法真理だけは、行き止まりがないのです。どこまでも行くことができる、唯一の道でした。だからこそ、三十年以上続けてくることができたのだと思います。もちろん、これからもずっと勉強していくつもりです。

 

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。
是非とも、大川隆法総裁先生の書籍・悟りの挑戦 を読んで下さい。