大川隆法総裁先生 書籍・ダイナマイト思考 参照です。
明るく積極的で建設的な考え方が大事だと述べました。このことをもっとよく考えてみると、明るく積極的で建設的な生き方としている人に、一対どんな悩みがありましょう。みなさん、想像してみてください。
みなさんの前にいる人が、明るく積極的で建設的で、そして希望に燃えているならば、たとえその人の過去が、病気や失業、あるいは進学、卒業、事業の失敗などがあったとしても、そのようなことを問う人がどれほどいるでしょう。
そうした過去の影を引きずっていればこそ、人びとはその人を不幸な人だと言うのです。そうした過去の影を捨て去って、今は明るく積極的で建設的に、希望に満ちて、やる気満々で生きているーそこにいるのは「幸福な人」そのものではないでしょうか。まさしくその通りです。
朝。目が覚めると、「目覚めがいい。今日も一日がんばるぞ。歳をとることなんか少しも怖くない。死ぬまで仕事だ。世の中のために働くぞ。周りの人たちを幸福にするぞ」、こう考えるような人で満ちていたら、いや、少なくともあなた一人がそういう人であったならば、世の中から不幸を一つ消し去ったと言ってよいだろうと思います。
それはまさしく実現可能なことなのです。明るく幸福な考え方をするだけで、本当は明るく幸福な人生が開けてくるのです。そして、明るく幸福な人生を生ききるために、自分で勝手に条件をつけてはなりません。
「こういう条件があれば自分はそうなる」と言ったことを条件づけてはならないのです。「お金が一千万円あれば幸福になる」とか、「いいところに就職ができれば幸福になる」とか、「いい人と結婚したら幸福になれる」とか、「いい学校を卒業したら幸福になれる」とか、そのような条件をつける心は、卑怯な心だということを知ってください。
そのような条件にかかわりなく、自ら明るく人生を切り拓いていこうとしている人の前には、見事な人生が開けてくるのです。勇気を持って密林を開拓しようという心を持たねばなりません。そうした人がいてこそ、素晴らしい新世界が開けてくるのです。決して条件づけてはなりません。
「こういう条件さえあれば」「これさえなければ」ーこうした考え方と、今日で「さよなら」をしましょう。今日からは、「これが不足だから自分は幸福になれない」というような理由は考えないことにしましょう。言い訳はやめましょう。愚痴を言うのはやめましょう。
愚痴を言ってよくなった人は、いまだ一人もいません。愚痴を言って幸福になった人など、いまだかつていません。愚痴を言うと、自分自身は心に毒をためてばかりであり、その愚痴を聞かされた人もまた暗い気持ちになってしまいます。愚痴は毒と一緒です。二重、三重、四重になって、他の人たちを苦しめていきます。
ですから、まず愚痴を出さないことです。しかし、愚痴を出さないだけでは充分ではありません。愚痴のかわりに、心のなかに明るく建設的な種を撒いていくことです。そうすれば、素晴らしい花が開いてきます。お年寄りが愚痴っぽいというのも、たいていの場合、未来に希望がないからでしょう。
しかし、幸福の科学の教えを学んだならば、未来は希望に満ち満ちています。なぜならば、みなさんには明らかな来世というものが待ち受けており、来世はまた素晴らしいものだからです。
そして、来世が素晴らしいものとなる前提は、今世いかなる生き方をしたかということにかかっているのです。残り数年、数十年の人生がどれほど光り輝いているかが、来世の希望そのものになるわけです。だとすれば、残された日々は、どれもこれも黄金の日々です。
この日々をいかに磨き上げて黄金の光を放つか、いかに磨き上げてダイヤモンドの光とするか、これが素晴らしいことなのです。そうすれば、みなさんは黄金の世界へ、ダイヤモンドの世界へと還れるのです。
導火線に火をつけよ
さあ、今日からまったく別人になりましょう。私のこの文章を読んだ日から、別人になりましょう。あなたの心の中には、強力なダイナマイトが仕掛けられているのです。
このダイナマイトの導火線に火をつけるのは、あなた自身です。あなたのマッチで火をつけるのです。あなたのマッチに火がついたら、その火は確実にダイナマイトの本体にたどりついて、偉大な大爆発をおこすのです。この大爆発は破壊的なものではありません。
それは、全人類すべてを光明化するための偉大なパワーなのです。光の威力なのです。これで世界はユートピアとなっていくのです。心の内には偉大なダイナマイトが秘められているのです。
その導火線に火をつけましょう。私もつけます。みなさんもつけましょう。そして、全世界でこの真理のダイナマイトが爆発する姿を心に描いてみましょう。燦然たる光が、あちらからもこちらからも巻き上がってきます。それは素晴らしい光景です。
山を崩し、木を倒し、そして、そこに見事な黄金卿を創ろうとするのです。偉大なる力が、私たちの内に眠っているのです。どうか、自分自身で自分の力に限界を画することなく、そのダイナマイトの力で限界を突破し、偉大なる幸福の道を歩んでいこうではありませんか。
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(私文:ディズニー映画:トイ・ストーリーの話)
この、トイ・ストーリーの映画で、子供のおもちゃたちが、主人の子供がいない時に、話しだしたり動きだしたり、何かの事件を起こすという話です。面白くて、私もよく観てしまっているのですけれども、視線を変えてみると、意外と私自身も、回りの人たちのなかにも、同じような光景が見えることがよくあります。人の見ていないところで、コソコソ動いていたり、人のうわさ話をしていたり、人間関係が大変なので、自分自身を守ろうとして、いろんなことをしてしまいます。私自身も言ってしまったり、ついつい愚痴を言ってしまったり、自分は正しいと思って、人の言うことを聞かなかったりと、私自身も、あのおもちゃたちと同じように動いていたりしたことを感じることがあります。良いにつけ、悪いにつけ、反面教師として、考えてしまいます。
最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。