大川隆法総裁先生 書籍・繁栄の法 参照です。
「人間にはもともと信仰の本能がある」という話をしましたが、そうした存在である人間が繁栄していくためには、何が必要でしょうか。繁栄とは、光り輝く生き方のことです。栄える生き方、素晴らしい生き方、喜びに満ちた生き方のことです。繁栄を実現するためには、どうすればよいのでしょうか。
それは「よき習慣」を形成することです。信仰心を持つ人間ならば、その信仰心に基づいて、よき習慣をつくることが非常に大事です。人間は、自由のままに流れると、悪い方向に行くこともありますが、よい方向に向かって一生懸命に努力していくと、よき習慣が身についてきます。
幼少時から青年期にかけて、さらには大人になってからも、「仏神に近づいていきたい」という目標を持って努力している人は、精神的にだんだん立派になり、また、日々の行動も、よき習慣に動かされるようになっていきます。よき習慣を身につけることは、信仰生活を送るうえで非常に大切なのです。
反省ー間違いを正し、罪を消す
繁栄するために身につけるべき「よき習慣」には、どのようなものがあるでしょうか。信仰生活という観点からいえば、「反省」があげられます。これは幸福の科学でよく教えていることです。人間は自由性を与えられているため、間違いを犯すことがしばし
ばあります。思い違いしたり、間違った行動をしたりします。
しかし、間違ったことをしても、みずからをよく振り返って反省すると、仏の光が入ってきて、その間違った部分が許されます。「反省によって、間違いが正され、その部分の罪が消える」という法則があるのです。その意味で、「反省は消しゴムのようなものだ」と言えます。
間違って書いた漢字や計算式を消しゴムで消すのと同じような効果が、反省の力として与えられていて、やり直しがきくようになているのです。一度でも間違ったことをすると、もう取り返しがつかないのならば、人間はしばしば間違いを犯す生き物なので、世の中のすべての人が地獄へ行ってしまうことになります。
ところが、間違ったことをしても、反省という消しゴムによって、それを消せるのです。間違った思いを出したり、間違った行動をしたりしても、それをきれいに消して、書き直すことができるわけです。このようなことが許されているのは非常にありがたいことです。
反省は人間にしかできません。動物の場合は、からだが本能的にどんどん動いていきます。犬には犬の、猫には猫の、豚には豚の、牛には牛の本能があって、どうしても本能に従った行動をとってしまい、それ以外の行動はできません。
動物は本能のほうが強く、植え込まれたパターンに則って動くだけなのです。しかし、人間だけは、各人がそれぞれ違った考え方や行動をとることができます。そのような自由性が与えられた結果、間違いも起きますが、その場合でも、きちんと反省すれば、やり直しがきくのです。反省には、この世での反省だけでなく、死後、あの世に還ってからの反省もあります。よき習慣の一つとして、反省は非常に大事なものです。
読書ー智慧の宝庫
繁栄のためのよき習慣として、「読書」も入れておきたと思います。親が子供に教えてあげられることのなかで、最も大事なのは読書の習慣だと思います。読書は智慧のもとだからです。一人の人間が一生のあいだに経験できる範囲は、それほど大きくありません。
ある人は船乗りの人生を生きる。ある人は天文学者の人生を生きる。ある人は農業をする。ある人は工場で働く。このように、各人がさまざまな人生を生きていますが、そのすべてを一人で経験することはできません。また、さまざまな人生を経験するために何度も生まれ変わってくることは、大変な時間を必要とします。
しかし、幸いなことに、いろいろな人が自分の知識や体験を書物にまとめてくれています。人はだれでも自分の人生を一冊の書物にして著すことができるものです。二冊も三冊も書くことは難しいかもしれませんが、どのような人でも、一冊の本にして遺すぐらいの生き方はできるのです。
そして、他の人が智慧を絞って書いた本であっても、わずか数時間から数日で読むことができます。つまり、それを書いた人が一生のあいだに経験したことや考えたことを、非常に短期間で学べるのです。これは、一人で二人分の人生を生きたのと同じことになります。
しかも、そういう本は世の中にたくさん出ているので、良書を選んで数多く読めば、いながらにして、いろいろな人生を体験することができるのです。たとえば、船に乗って世界を一周することは、自分で体験したくても、めったにできるものではありません。不可能ではありませんが、普通は時間などの余裕がなく、よほどの人でないかぎり、無理でしょう。
しかし、マゼランの航海の話などを本で読むことによって、世界一周の疑似体験ができます。そして、さまざまな智慧を得ることができるのです。読書は、未知なるものに対する考え方を教えてくれます。自分がまだ経験していないことに対する導きを与えてくれるのです。
勤勉さー働くことを楽しむ
さらには、生きていくうえで大切な習慣として、「勤勉さ」があります。学生時代は勉強に励むことが大事ですし、卒業して社会人になってからは、額に汗してまじめに働くことが大事です。一日の八時間を、だらだら働くのと心を込めて働くのとでは、大きな違いがあります。
「よい仕事ができる」ということは、それ自体が喜びです。職業は喜びの源泉です。だからこそ一生懸命に働けるのです。勤勉であること自体が喜びをともなうのです。「働くことは苦しくていやだ。働いている時間は損をしている」と考えるならば、人生は不幸です。
そういう人は、朝の九時に出社してタイムカードを入れてから、夕方の五時に退社するまでのあいだ、刑務所にでも入っているような気持ちでいて、「毎日、苦しい作業をさせられている」と考えているかもしれません。このような人生観はさみしいものです。そうではなく、「働くこと自体が楽しい」という人生観を持つことが、成功の秘訣であり、幸福になる秘訣でもあります。働くこと自体を楽しみにしていく必要があるのです。
適度な運動ー健康生活を保つ
繁栄するための習慣として、「適度な運動」も大事です。健康生活は非常に大切であり、繁栄の基礎だと言えます。世の中には、肉体的な病苦を克服して幸福になった人は数多くいて、「病気を乗り越えて成功した」という美談もあります。
しかし、病気の人の思想には病んだ部分があることも多く、肉体が健康であるに越したことはありません。肉体をよくコントロールして健康生活を保つことが、長く幸福に暮らすコツです。それによって、他の人に迷惑をかけることなく、自分自身も楽しい生き方ができるのです。
健康生活はお金ではかえがたいものです。それが分からない人もいますが、そういう人には、「少しは健康に感謝しなさい」と、自然の摂理として病気が与えられることもあります。病気になる人は、たいていの場合、何か無理をしています。あるいは油断をしています。
また、けがの場合は、不注意によることも多いと思います。精神を重視する人は、ともすれば肉体を軽視する傾向があります。しかし、肉体の健康なくして、持続的な幸福感を味わうことは難しいのです。
「肉体と精神とは関連がある」と思わなければいけません。あの世においては精神しかありません。この世においては肉体と精神が相互に影響し合っているのです。心が病めば肉体も病気になります。逆に、肉体が病むと心のほうも悪くなってきます。
「肉体と精神は相互に影響し合う関係にある」ということを、率直に認めることが必要です。現代ではガンで亡くなる人が増えていますが、ガンというものは、ほとんどの場合、精神的なストレス、悩みや苦しみが原因になっています。
人間は精神が物質化する存在なのです。心のあり方がすぐ肉体に影響し、体調が変わります。心が病むと肉体も病んでくるのです。これが別に、「悪人だからガンになる」などと言っているわけではありません。
現代のようなストレス社会においては、心のコントロールが難しく、知らず知らずのうちに無理を重ねてしまい、精神的な疲労、恐怖心、取り越し苦労、心配など、さまざまな圧迫を受けて病気になることが多いのです。
精神状態が悪くなると、肉体にも必ず影響が出ます。たとえば、「会社が倒産し、多額の借金をかかえたところ、病気になってしまった」というのは、よくあるパターンです。
この場合は、肉体よりも先に心のほうがまいっているのです。また肉体が病気になると、しだいに精神のほうもむしばまれていき、不平不満や小言が多くなります。他人に対して、厳しい言葉を吐いたり、八つ当たりをしたりするようになって、周囲との不調和が起きてきます。
肉体が病むと心のほうも病んでくるのです。したがって、「この世において、色心は不二である。肉体と心は一体であって分けることができず、相互に関係し合っている」ということを知る必要があります。その意味で、体の手入れは非常に大事です。
適切な栄養、適度な運動、適度な休養を与えることが健康の秘訣です。栄養に気をつけ、運動を心掛けることが必要ですし、睡眠が足りなくてもいけません。「栄養」「運動」「休養」の三つのバランスで健康生活は成り立っています。簡単なことです。からだの調子が悪くなったならば、この三つのバランスが崩れているのですから、意識的にバランスをとらなくてはいけません。
繁栄していくためには、「反省」「読書」「勤勉さ」「適度な運動」というよき習慣を、幼少時から身につけていくことが大事です。この四つの習慣を身につけた人は、種が芽を出し、茎を伸ばして、やがて花咲くように、自然に繁栄していく人生を送ることができるのです。
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(私文:金のなる木をもらいました)
今まで、鉢植えを何度もやりました。ネギ・かぼちゃ、スイカ、シソ等、何でもしましたが、うまくいったことがありません。ど素人なので、教わる通りやっていても、どこかが間違っていて、うまくいったことが一度もありません。二か月くらい前に、「金のなる木」をもらいました。玄関において、水はあまりやらないようにと言われたので、たぶん、一週間に一度ぐらいしか水をあげませんでした。最初の一か月くらいは全然大きくならなくて、また失敗したのかなと思いましたが、途中で、私が玄関でこけそうになって、手が鉢に少しあたり、鉢を引っくり返してしまいました。これでまた失敗に終わったな、と思っていたところ、昨日、フッと見たら、真ん中の新芽のところが大きくなっていることに気が付きました。ひょっとしたら、根がついて大きく育つかもしれないと思っています。楽しみです。
長くなってしまいました。最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。