大川隆法総裁先生 書籍・幸福になれない症候群 参照です。

子孫を苦しめようと思う先祖などいない                                        

 

「病気やケガ、事業の失敗や受験の失敗など、さまざまな不幸が家庭内に起きるので、あるところで見てもらったところ、⦅先祖が浮かばれていないからだ⦆と言われた」というケースです。

たいていの場合、四代以上前の先祖が浮かばれていないと言われます。そして、「それが原因で不幸が起きているのだから、先祖供養しっかりやれば運がよくなる」と言われるのです。                               

 

これは、先祖供養型の宗教を生業とする人の常套手段だと言ってもよいでしょう。

先祖と言っても、二、三代ぐらい前の人は、まだ生きている場合もありますが、四代ぐらい前になれば生きているはずはないので、四代以上前の先祖が迷っていることにするわけです。                                             

 

そして、不幸の原因をすべて先祖のせいにして、「迷っている先祖の供養さえすれば、幸福になれる」と言います。                              そうすれば、ご飯を食べていくことができるのです。                                              このやり方ならば、どのような相談が来ても大丈夫です。                                       あらゆる悩みに対して、「あなたの家には、浮かばれていない先祖がいる」と言えばよいのです。

四代前であろうと、十代前であろうと、二十代前であろうと、先祖が浮かばれているかどうかは、相談者には分かりません。                            

 

したがって、何代か前の先祖のせいにしておけば、それで見料をもらえるのです。                                               このような ”商売” が日本各地で行われているかを考えたとき、私は愕然とせざるをえません。

なかには、本当に浮かばれずに迷っている先祖がいる場合もありますが、その場合でも、積極的に子孫を害してやろうと思っている先祖は、基本的にいないのです。

 

どうして先祖が自分の子供や孫、曾孫を苦しめようなどと思うのでしょうか。                                                         先祖というものは、子孫の繁栄を祈っているのが真実の姿です。たとえその身は地獄に堕ちようとも、積極的に子孫を害してやろうと思う先祖は、そう多くはいないと言ってよいのです。                                   ただ、「溺れる者は藁をもつかむ」ということわざどおり、どうしてよいか分からずに、先祖が子孫を頼ってくることはあります。

 

しかし、この場合でも、彼らは、積極的に子孫を害そうとしているわけではありません。それが事実です。                                      彼らは人間としての正しい生き方が分からずに迷っています。自分が間違った理由、自分がいま苦しんでいる理由が分からないのです。したがって、先祖供養においては、それを教えてあげることが大事です。彼らは、自分の思いのままに生きたところ、死後、意外な世界に行ってしまったため、どうしてよいか分からずにいるのですが、そのとき、子孫に祟ったりすれば、罪がさらに重くなって苦しむことになるのです。

 

子孫の生き方が先祖に反省を促す                                           

 

本当の意味で先祖を供養し、彼らが浮かばれるようにするためには、残された子孫が、常に先祖に対する感謝の念を持つとともに、人間としての正しい生き方、光に満ちた生き方をすることが必要です。

これが先祖供養の前提なのです。どのような親であっても、自分の子供が幸せに生きている姿を見て、嬉しくないはずはありません。                                                                      

 

たとえ自分は刑務所帰りの人間だったとしても、自分の子供が幸福になっている姿を見て、怒る親はいません。                                           

あるいは、自分の孫の幸せそうな姿を見て、怒るおじいさんやおばあさんもいません。子孫が豊かに繁栄している姿を見て、先祖たちもしだいに浮かばれて行きます。                                            

 

子孫の正しい生き方を見て、「あのような生き方が正しい生き方だったのか」と悟るようになるのです。

子孫がまずやるべきことは、思いと行動で彼らを諭すことです。すなわち、みずからの心を正し、立派な家庭を築いて家庭内の調和を作ることです。                                                  

 

その姿を見て、先祖たちも反省を始めます。反省は、自分自身がしようと思わないかぎりできないものです。              他の人に強制されたからといってできるものではありません。あくまでも自分の意志でするものなのです。                                         そして、子孫の側は、ときおり、「自分が現在あるのは肉体先祖がいたからだ。おじいさんやおばあさんがいたからなのだ」と思ってあげることが大切です。

 

しかし、自分が幸福になりたいために、「迷っている先祖をなんとかしよう」と一生懸命に祈っても、そうした祈りでは、先祖が成仏することはなく、自分自身も幸福になれないことを知っていただきたいと思います。  

また、意味の分からないお経を何回唱えても、彼らが成仏することはありません。                                              

 

さらに、先祖供養の問題点として言えるのは、「先祖の霊ではなく、先祖以外の浮遊霊や宗教霊などがやってくる場合も多い」ということです。家庭で毎日のように先祖供養をしていると、「あそこへ行けば供養してもらえる」と思って、迷える霊がたくさん寄ってきて、逆効果になることもよくあります。

 

そうならにためには、先祖供養するにあたって、しっかりと仏法真理を学び、それを実践することが大切です。                                     明るく生きていくことによって、悪霊たちが寄ってくる縁がなくなるのです。                                                  まず、光に満ちた自分になることです。光に満ちていれば、邪悪なものは寄りつけなくなります。

「まず自己改革をすることが、ほんとうの幸福への道である」と言っておきたいと思います。                                           

 

また、幸福の科学では、総本山や行事に各支部で先祖供養大祭等を行っています。                                                          そうした行事に参加することによって、高級霊界の光を受けながら、導師のもとで、安全なかたちで先祖供養することができるのです。

 

最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。