※いきなり注釈からです。

今回とくに長編です。

さだまさしの

♪親父の一番長い日♪より

長いかもです。


2つにわけようかよぎりましたが

やめました。


三河の里山里海里川が

もたらす一体感を想像してもらいたくて

これからはじまります。




映画「国宝」3時間をもってしか

伝えられなかったーといった

感じです。


では、心落ち着けるとき、

落ち着きたいときに

ご覧ください。


ー暗転ー




ー字幕ー


…「 三 河 」


名は体を表す。


矢作川・乙川・豊川


3つの川が狭き三河湾に注ぐ

地球デザインがもたらす風土の光を

見つめると

この土地の特性が見えてくる。

かつ、

それをとらえて営む人々の

モノコトつくりがこの三河にはある。


それを描く。



〈海彦より〜めぐるいのちえ〉


Ⓜ️「一色のウナギ」


まず、ありったけのウナギからの

イメージや知ってることを

羅列妄想する。


産地の三河・鹿児島・浜名湖。

土用丑の日年1回に合わせた

不自然過剰なウナギの生産環境。

国産と中国産。天然と養殖。

高価。

遠くの海でも生きる。

ウナギ犬。

バカボンのパパは、

バカボンを連れて

鰻屋のまえで、匂いをかいで

持参した丼ごはんを食べていた。


一色町のウナギ物語を覗いてみた。


養殖に用いてる水は、

矢作川の水そのままだという。


一般はそうではないのか?

一色町の地図をひらく。


矢作川と町の位置関係を見るに、

ウナギと生きようとする人々の

労苦が見えてきた。

川から水を引くための

用水路を長大に張り巡らせてる。

そして際立つのが

目に見えてわかる

その小さな

無数と言いたくなる池の数。


これ、もしかして養殖池!?

すごい数。

「一色のウナギ」を表現するなら

これだって思った。

一色地図まんま描いた。


仕事風景記事を読む観る。

熱さが伝わってくる。

薬剤に頼らない

矢作川の恩恵を活かすための

仕事ぶりに

一色ウナギの誇りをもつ人々が

いるように感じた。


養殖池に集いし、職人衆に

鰻丼を胴上げしてもらった。


ウナギに敬意をひょうして

陸地部分すべて描き終えたら、

海原描く際に、

川と海に生きるウナギとアユを

描いてあげるつもりだ。


矢作川の山谷上流から

河口海まで

一杯の鰻丼で想いを馳せられるなら

決して高くないなぁ。


一色なら食べようかな、と思えてきた。



🔽こどものころから地図みたり、
 書いたりするのが好きやった



Ⓜ️「海老せんべい」


といえば、カッパ◯◯せん。

こどものころ、よく食べてたっけ。

あれが海老の味やと思ってた。

今ならわかる、

あれは、海老風化学調味料の味。

ボク

食品添加物工場で

働いたことがあって、

合成アミノ酸や着色香料の

うげぇ〜な現場も見てたから。


さてはて、何軒もある

海老せんべい屋がある三河。

どう表現しようか、したいかを

探索ダイブした。


そのうちの一軒にフォーカスした。

ボクのセンサーワードにある

「手作り」に引っかかった。


日本を深く感じるのは、

「手」にかかわる所作や思いが

あふれてるということ。


「手」を使った言葉は?と

お話し会の席でクイズすることがある。


手間手当手塩…

相手って、なんで手なんやろ。


握手拍手柏手…

いただきます。

いのります。


手の豊かな表現は、やはり

日本風土がもたらすものと感じる。


みぎ(右手)は、

水が極まるという性質。

ひたり(左手)は、

火が足りるという性質をはらむ。

それを合わせる調和。

その間に風が起こる。

それをひふみとよぶ。


こどもの胸に手をあてると

落ち着いてくる。

大切な人と手をつなぐと安らぐ。

ピースしたり、

こぶしをあげたり、

ハイタッチしたり…


手をそえて創り上げることを

おろそかにしない、おもんじる。

たとえ道具を使ったとて、だ。


ボクが見た

「手焼海老せんべいの青山」は

屋号に体を表してるだけあって

手で焼く、せんべいをつくってた。


手と道具のコンビネーション作業。

手もすばらしい道具という

日本の手技文化の一幕も見た。

海老を剥くーすごそうだ。

直火は味わいを引き出す。


海老せんべいができるまで、

めぐる様子を描いた。

この手間を普通にかけてる

始まりも加えた。


先代の思いだ。

〜海老せんべいだで、

海老をよ〜け入れて焼かんと…〜


シンプル イズ シンズイ


青山のおじいちゃんのスピリット

食べたくなった…

やめられないとまらないって

なるんかなあ。

美味しものほど、

エネルギー高まりすぐ満ちるか。



🔽海老せんべいを中心に、
 ぐるりと作業光景を描いた


Ⓜ️「竹島」

能登の友達が、三河蒲郡ゆかりの人で、

竹島の弁財天さまを参った話を

思い出した。

その時の写真の光のオーブは

すごかった。


だから竹島は描きたい素材やった。

調べてみると

その生態系・植物相は

陸地側とは異なるものだと指摘

されて、貴重なものだとわかった。


わずかにはなれて

橋でいける間柄なのに

日本風土は繊細かつ大胆で面白い。


屋久島のようなものだろうか。

固有な顔ぶれ、照葉広葉樹林帯。

ここで、

まわりてめぐる

循環完結しているのかな。

だからこそ人は

そんな場所を聖なる地ととらえて

社を目印にして、崇め敬い

ところによっては

「入らずの森」にして

守りつないできた。


竹島にも

その息吹を感じた。


だから、竹島におられる植物さんたちを

ひょっこりひょうたん島よろしく、

描いた。


もこもこタブノキ。

モチノキ・ヤブニッケイに

マサキやトベラ、

希少なキノクニスゲも描いたけど

わかる?


竹島は

琵琶湖竹生島とつなかりをもつ、

八百富神社が鎮座。

おられるのは弁財天さま。

竹生島から竹2本とともに

こられたそうだ。


別名、市杵島姫命。

ことあることによく描いてる神さまだ。

今回はなんか表情を変えたくて…

思い浮かんだのが

友人のミミミの顔。

調香師というお務めをしている

彼女の表情をイメージして

描くことにした。


すると、その眼を描けた。

ミミミのメみたい!

彼女は弁財天なんだろなあ、きっと。

かぐわしき香りを奏でるお方…

イチキシマヒメノミミミコト。

(いいにくいなあ)


🔽竹島の波打ち際の波は、
 三河縞を色つけするよ


🔽映画「七人の侍」の幕間を
 思い出すボク。後半は山彦です!



〈山彦より〜めぐるいのちえ〉


ー字幕ー

イントロダクション〜


そこに、3つの大豆を蒔いた。

3か所ではなく1か所に。

それぞれが

違う情熱をかたちにしていた。

でも、おなじ思いだった。


ひとつの豆の木が

三河の大地で育まれてゆく様子を

描いてみよう…


🟢ひと粒目「マルサンアイ」

その始まり

ー満州から持ち帰った大豆が味噌󠄀となり、

夏場でも大豆をとってほしいと、

豆乳が生まれたー


ボクも普段から豆乳も豆乳ヨーグルトも

いただいて身近な存在やったのに

知らなかったルーツ。

でも、知れたことで

その精神を守りつなごうという

取組が見てとれたとき、

伝承していこうとする

人間力の愛しさにふれ

感動する。


その精神が

あらわれてるのが種まきだ。

1か所に三粒を蒔くという。


ひとつは、人のため、わたしのため。

ひとつは、土のため。

もうひとつは、鳥のため。


それは、琉球沖縄の古くからの

教えにも重なる、種の贈与。

それが、ヌチヌグスージ。

いのちがまわりてめぐるで、

成り立つ世界。


そんなだいじなものがたり


🟢ふた粒目「八丁味噌󠄀」

その始まり

ー高温多湿、そんなところだからこそ

八丁村の味噌󠄀は活きるー


これもシンプル イズ シンズイだ。


地理的気候環境。

歴史背景による

東海道や中山道の流通網の発展。


大豆×塩×気候×流通=三河岡崎


この先人のあたりまえの

本物づくりの視座と活用。

現代ではどうだろう。


モノゴトを決めるに

気候風土地勢歴史を

最重要な判断に入れてるやろか。


住処を決めるとき、

事業を興すとき、

田畑の方法考えるとき、などなど。


ボクは以前、

「土鍋かふぇ」なるものを

営んでたときに

生ちょこケーキを創る際、

豆味噌󠄀を少し入れていた。

すると、カカオの苦みと

あいまって、そのコクと苦みが

より洋菓子なのに

和テイストスイーツに

完成度をあげてくれていた。


八丁味噌󠄀も使っていたか

定かでないが、

あらためて、ゆるがない

江戸からの取組を

描くことで

味わいにつなげたらと思いたった。


それが味噌󠄀樽にあらわれていた。

もうその風貌そのものが生命体。

もし、ハウルの動く城に

もうひとつ動くキャラを追加するなら、

ハッチョウの動く樽やな。

いな、単独作品にする価値がある。


たぶん、味噌󠄀樽を主役にした

作品はないやろう。

でも、「八丁味噌󠄀」のあの杉樽なら

アカデミー狙える存在だ。


具現化するなら

キャラデザインを託されたし。


そこまで言わしめてまうのは、

その円錐にそびえ立つ重石の姿だ。


一樽に6トンの味噌󠄀を仕込むのに、

3トンの石を積む。

数にして約350!もちろん手積みだ。

その石も、

かの矢作川上流の自然石だという。

長年、蔵の守り人としても

杉樽の上にご鎮座。


石の下にも2年。

ほどよい水分調整がはかられて

全体に質のよい

保存がきく硬めな味噌󠄀が

じっくり熟して成る。


この手業手技は匠。

地震にも崩れない

安定した野積み方法。

それは、地元城下町ならではの

石垣環境のすべが

いかされたからやないかと

容易に察する。


八丁村だからこその豆味噌󠄀。

いかに

身の回りにめぐるものを

めぐみにしていくか


まさに温故知新。

江戸にまなぶ、命と知恵。


実際にお会いして描いてみたい。



🟢みつ粒目「おとうふ工房いしかわ」

その始まり

ー自分の子供に

食べさせたい豆腐を作ろうー


ボクにも息子が3人いる。

(だいぶ前に離婚して、彼らとも離れたが)

彼たちがアトピーを発症⇒

食の見直し⇒体質改善完治を

見せてくれたから、

あるじさんのきもちはよくわかる。


よくここの

豆腐ドーナツや、

きらず揚げは食べていた。

今もボクはドーナツ見つけると

ヤバいドーナツ屋さん状態になる。


子供の、おいしい笑顔は

宝やし、生きていく原動力だ。


細胞自体も、おいしい笑顔になれば

すこやかに爛漫に

かってに自己成長をして育ってゆく。

まるで、

大豆が育ってゆく

たくましさのように。


ボクも大豆のお世話をしている。

田畑をはじめた9年前から

種継ぎしている子ら、

今年はこの描く旅に出たので

諦めていたのだけど、

神さまのはからいか

滞在先、神戸にて

友人田畑通じて引き続き、

大豆の種を継ぐことができた。


大豆は七変化だ。

多彩に変身してくれる

日本風土が育んだ立役者。


嗚呼、豆腐ドーナツ

食べたくなってきたわ〜


🔽ジャックではなく、
大豆三役が手のひらの豆をもち、
あれよあれよと豆の木がのびるのびる〜

とうとう

最終章というか

大トリです。



🟢「三河木綿」と「渦JAPAN」


衣服は好きだ。

だからか、大阪モード学園に通った。

頭打ち1年休学含む5年かけて

卒業したのに、その道で

働かなかった。


自分はそれでよかった。

その立ち位置やからこそ

「衣」と「服」が取り囲む世界を

自由に俯瞰して

見つめる&纏うことができた。


かなり劣悪環境になりうるのは

知っている。モード時代、バイト時代、

リクルート時代にさんざん現場を

体験してきたから。


服が福につながってないとこも、

本来「服用」が身體のクスリに

なるはずの服づくりから

剥離しているとこも。


かたや、それに氣づき

身にまとうものを

みつめなおし、

分断する服から

循環する服へと変えていった

小さな生産愛用者が

各地で増えてきた。


産地三河にもいた!


あのウナギの町、一色やと

思ってたら1色やなかった。


三河縞をはるかに超えた彩りの

渦の色の物語を

しばし読んでいた。


一色町にぽつんとある

どこにでもある戦後に

建てられたであろう、

平屋の一軒家。築70年。


ボクも大阪吹田の街中に

家族と住んでたとき、好きこのんで

平屋やった。

(2番目の息子は、そこで産まれた)


だから、渦巻く中心、源は

この平屋の家やと、感じたから。

描きたくなったのは、

店主旦那のお母さんでもある、

おばあちゃんの家

そのものだった。


そして、サイトから見えてるわずかな

家の景色から描いていき、

玄関口に

おばあちゃんに佇んでもらった。

顔はわかりようもないけど、

息子の顔から

雰囲気イメージで描いて

棉を持ってもらった。


衣裳は渦の色のどれかを着てもらおう。


で、スミ入れが終えた直後のこと。

朝方やった、窓辺から

朝のお日さまがさしこんできた。

すると、光のゆらめきが

紙面全体におこり、

光の玉たちが揺れていた。


すると、おばあちゃんが光に

包まれたん!


🔽おばあちゃん家におばあちゃん。

 光のまゆに、おばあちゃん!


🔽ゆらめきはつづき、
 渦色からさらに光煌めいて!


描いたすぐの出来事やったから

UZUiROのルーツは、おばあちゃん。

と、心に入っていたから

余計に驚く以上に


おばあちゃんのあたたかみと

描いてよかった安堵、

そして、おばあちゃん自身が

描いてよろこんでくれてはるんが

かんじたから、泣けた。


だから、この氣もちも

おばあちゃんの代弁としても

表現しようと、渦巻いた。


🔽ぐおんぐおん、三河宇宙を

 渦巻いた。



地元三河にあるもんを活かしたい。

そんな渦色な服づくり。

どこまで渦まかせようか

決めてないけど…


最近観た美しい映画

「Pale Bule Dot」が浮かんできたので

これで仕上げることにした。


〜とつじょMC〜

…渦巻く広大な太陽系を

旅するボイジャー1号…


その長い永い道のりのさなか、

一度だけ地球に振り返った…


その瞬間を映した写真には、

かすかに映る地球の姿…

…ペイル ブルー ドットと呼んだ。



水の星地球、わずかな点は、

藍の色に似ていたかもしれない。


始まりは、地球。

始まりは、藍。

始まりは、おばあちゃんの愛。


うずまきは

まわりてめくる宇宙のことわり…


人もそう、めくるめく星の一団…


さてはてこのへんにて


三河のまわりてめくる

海彦

山彦のものがたり

ひとまず

おしまい…


ー暗幕ー


あなたには漆黒に見えますか…



それとも地球の姿が見えますか…

つづく…


2025年7月13日


❓️追伸クイズ❓️

この物語に流すなら、

オープニングと

エンディングの曲は

なんやろか。


⭐️伊勢湾環流域の恵み編

そもそもの始まりを話しています

https://ameblo.jp/karibuyoon/entry-12912743242.html