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kariberoさんのブログ

イタリア在住8年目。
作曲と写真とお酒で毎日を楽しく生きています。
仕事の進捗や日々のボヤキを書いてみます。

おはようございます。

 

 

3年間関わってきたプロジェクトがあります。ずいぶんと力を注ぎ込んで働いてきました。スタートアップの頃は、挑戦的で個性的なプロジェクトでした。この仕事の責任者として数々の評判を作り出すことが出来たことを、誇りに思います。

 

 

しかしここ1年くらい、チームの雰囲気が変わってきました。メンバーが何人か入れ替わり、築き上げた評判とそのバリエーション、そして僕の対応力を売り物にするようになった。何かを生み出そうというエネルギーがなくなったように思います。そんな状況を変えようと頑張り続けてきたのですが、思い至ってしまいました。「このエネルギー、もったいないな」と。もう全く違う場所で、新しいものを作り出すことにこのエネルギーを使えば良いじゃないかと。

 

 

ここには、僕の成功と失敗があります。僕はチームを存続させるための人選に失敗しました。技術と快活さだけを見て人を選んでしまった。もっと初期に手を打つべきでした。大失敗でした。

 

 

技術は学ぶことができる。でも人間性だけは、どうにもならない。不器用でも常に前を向いて、仲間と働き続けることを楽しいと思えるチームを作らなければならなかった。でも実際は、器用だけど常に不平不満の絶えない、常にマイナスのエネルギーを抱えるチームになってしまった。結果的に全てが中途半端に。というのは僕の視点からチームを評価したことなのだけれど、実はこのプロジェクトは評価され続けている。世の中の人は、僕たちは常に素晴らしい仕事をしていると思っている。でも僕はもう、そこに楽しみも喜びも感じることが出来ない。

 

 

少し前に、全く別の新規プロジェクトから僕に誘いがかかりました。僕の力を活かしてみないかと。次の仕事でもリーダーを任されます。ただし、今度はきちんと権限と権力を掌握したいと思います。具体的には人事権、決済権限、自分の時間を自由に決められる権限など。そして改めて、以下のことを考え直したいと思います。

 

 

-  良い人間とは何か。

-  良い文化を育むには何が必要か。

-  組織を構築するとは改めて何か。

 

 

ここは僕の居場所の一つでした。色んなことを勉強しました。この仕事を通して、僕の人生の一部を形作ることが出来たと思います。たくさんの素敵なシーンに立ち会えました。だからここで働けて良かったのだけれど。そう振り返って今思うことは、「働くということは、その仕事の価値をお客様や世の中に問い、自分の仕事の価値を知っていく」、そして働き続けるという事は、「ずっとその作業を繰り返し繰り返し行って行くという事」なのだと思います。

 

 

もっとシンプルな人間になりたい。厳しく研ぎ澄まされた人間に。その場しのぎの優しさに逃げないことを真の優しさだと言えるような、強くて優しい人間になりたい。

 

写真は先日散歩中に見かけた風景。

 

 

頑張れ、自分。

皆さんも、良い1日を。

Buona giornata !!