アンドリュー・カウフマン:ウイルス「分離」は本物か? | みなるんのブログ

アンドリュー・カウフマン:ウイルス「分離」は本物か?

 

 

 

 

シェアさせてもらった動画から、文字お越ししたかった部分の抜粋です。

あくまでもDr.アンドリューの言葉のみを選んでますので、詳細は動画の方でご確認ください。

その2です。

『― アンドリュー・カウフマン

ゲノムシーケンシング(配列決定)について、

一つの方法としては、未知の組織体の場合です。

何かしらの組織体だけがあって、

その組織体からすべてのゲノム物質直接的に得ます

そして、様々な配列決定テクノロジーを使います。

しかし、最終的には、その組織体からのみ遺伝子物質を得るわけです。

この全体の配列決定ができるわけです。

これが、新たな組織体のゲノム取得方法です。

 

もうひとつの方法としては、ウイルスに使われるものですが、この名前が特徴をとらえたものかわかりませんが、

ピースミール(PieceMeal)シーケンシングと呼べます(少しずつ、一つずつの意)。

インシリコゲノムとも呼べるし、次世代シーケンシングとも呼べますが、

単にピースミールです。

遺伝物質の多くのピースがあり、コンピューターが洗練された計算とシュミレーションを行い、組み合わせるんです。

この実験の開始素材というのが、純粋な組織体ではないわけです。

ウイルスだけではないんです。

ほとんどの場合、出発するのは個人の肺液です。

単に、PCR検査コロナと診断された人です。

わかってるんです、PCRには問題が多いと。

臨床的に検証されたこともありません。

ですから、この出発点となる液体には、様々なゲノム物質が含まれています

様々なバクテリアからのものも、おそらくは真菌、あるいはイーストなど、それとまた、宿主の人間のゲノム物質です。

それとまた、この人が吸い込んだ空気中のものを何でもですね。

サンプルを取る前の、一息二息です。

言い換えれば、ゲノム物質の混合なんです。

そして(これらを寸断した断片をコンピュータに入れると、

コンピュータは、それらどの組織体のものなのかわかりません

区別がつかないんです。

コンピュータがシュミレーションを始め、これらの断片の端がオーバーラップするところでフィットさせるわけです。

わからないんですよ、これが本当にリアルな組織体の配列なのか。

異なる組織体からの断片をつなぎ合わせるんです

ある種の寄せ集めになります。キメラです。

何の方法もないんです、元に戻ってチェックする方法は。

これを、リファレンス標準に照らす方法はないんです。

このウイルスの本当の配列が、どこにもないからです。

ですから、これは単にシュミレーションなんです

少々、組合せ理論の考え方ですが・・・

彼らが最初にこれをやった方法というのは、SARS-CoV-2についてですが、

5600万個以上の小さな配列を得たわけです。

そして一つではなく、

二つの異なるソフトウェアにかけました

それぞれがこれらの断片を得て

それぞれが彼らの言うゲノムのサイズだという長さに組み立てたわけです

一つのソフトウェアの結果については、無視しました。

望むものが得られなかったからです

ですから、彼らは、その各ステージで取捨選択していったんです

「これが良いと思う。これを採用したい」と。

このプログラムが100万以上の様々なゲノムを作り出したのですが、その中の一つを選びました。

単に任意の選択です。

こういった任意性に基づいてるし、DNAの断片の出処も不確かです。

そして、コンピュータの作った100万の可能な組み合わせの中からランダムに一つを選んだんです。

どうやったら信じられるんでしょう?実際の組織体の本当のゲノムであると。

不可能でしょう。

 

対照実験ですが、適切な対照とはただ一つの変数を変えるものです

私が思うに、実際には一度も行われていません。

その適切な方法としては、病人の肺液をとるんですが、

ただし、コロナではない人です。

言い換えれば、インフル肺炎かもしれないし、別の典型的な肺炎かもしれない。

あるいは、最低限、健康な人の肺液です。

これらの二つ(もう一つはコロナ患者)をそれぞれ細胞培養に入れるんですが、

正確に同じ条件にします

正確に同じ抗生物質の濃度、正確に同じ栄養素、その環境に加える他すべての追加要素もです。

同じ温度、かくはん(みなるん注:攪拌?かきまぜること?)、手順。

すべてです。

それが、適切な対照です。

残念なことに、私の知識としては、一度も行われていません。

さて、SARS-CoV-2についての公開論文のいくつかには、言及されているわけです、

模擬感染Mock-Infected培養について。

これは、対照と同じものではありません。

二つの理由があります。

事実としては、私はわからないのです、これらの模擬感染培養において正確に何をしてるのか。

どの論文にも書かれていないんです。

二つばかりはありますが、奇妙なことに、論文にはそのすべては記述されていないんです、どんな実験を表現しているのかを。

方法論セクションを見てみると、

模擬感染培養とは何か、の説明がないんです。

そして、対照(コントロール)という言葉に言及していません。

対照実験をしているのであれば、

対照培養と言わないわけはありません。

彼らは、別の言葉を使わざるをえなかったんです。

適切な対照実験をしていないからです。

それを、パスしようとしてるんです。

だから、言葉を変えてるんです。

私は数百の科学論文を読みましたが、単にこう言うんです、「こちらが対照群です」と。

「模擬処置群」とは言わないんです。これがトリックなんです。

さて、何人かの著者に聞いてみましたよ、これらの論文の著者にですね。

全く応答のないケースもありました。

一つのケースでは、明確な答えを得られませんでした。

最初は、自由解答の質問です。

「模擬感染細胞の手順を教えてください」と。

答えは「(本実験と)同じ扱いだ」と。

「どういう意味でしょうか?正確な条件を教えてもらえますか?」

そして追求していき、YESNO形式の質問さえしましたよ。

同じ抗生物質を同じ濃度で使いましたか?

同じ栄養素を同じ濃度で使いましたか?」

そういったことですが、明確な応答は得られません。

おそらく、何かしらを隠してるんです。

 

今お見せしている論文は「麻疹患者由来の細胞変性因子の組織培養における増殖」です。

 
 

これが、実際に最初に公開された論文なんです、この細胞培養テクニックを使ったものですね。

後に「ウイルス分離」として知られるようになりました。

これは麻疹についてですが、異質である(人間ではない)サル腎臓細胞を使ってます。

これに、患者の検体を入れました。

すると、細胞変性効果が起こったわけです。

これは、細胞培養に何らかのダメージが起こることです。

では、この論文中のキーとなる部分をお見せします。

(論文著者の行った)対照実験について述べているものです。

この引用を読んでみましょう。

 

 

「したがって、サルの腎臓培養はヒト腎臓培養と同様、これらの病原体(麻疹)研究に適用できる。

しかしその際には、念頭におかねばならないことがある。

つまり表面的には、麻疹病原体の感染に類似する細胞変性効果が、

サル腎臓組織にある他のウイルス因子、あるいは未知の因子によって誘発されるかもしれないことだ」

これが、キーとなりますね。

ここで著者が言っていることは、

彼らは細胞培養において細胞変性効果を観察したのですが、

これは、麻疹ウイルスそれ自身の結果ということになっていますが

しかし彼らは言うわけです。

必ずしも、麻疹ウイルスのせいではないかもしれないと。

腎臓細胞の中の何らかでありうると。

これを、ウイルスと呼んでいますが。

あるいは、未知の因子であると』