パレスチナ関連近況 | みなるんのブログ

パレスチナ関連近況

 

 

 

みなるん注:これは日時もわかりませんし、ほんとうにパレスチナなのかガザなのかもわかりませんが、

ガザ地区のどこかのキャンプだとしたら、上空から落とす配布方法は危険だということは伝わります。

 

ただ、みんな群がりますが、暴力を起こして奪い合ってる雰囲気は感じない気もします。

何かを奪って子供らしき子とぶつかってた人もいたようには見えますが、

群がってる大半の人はその場に残っています。

この後どうなったかはわからないのでなんともいえませんが、

潰れたのが避難民のテントだとしたら、もしかしたらテントのことを心配して群がってくれたのかもしれませんし、

物資を取りに来たとしたら、必死なのはもちろんだと思いますが、でも個人個人が殴り蹴り合ったりしながら奪い合ってすぐに散らばってなかったとしたら、自分の家族や仲間の分を、少しでもみんなで分配しあっていたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

シェアさせてもらった、それぞれの記事からの抜粋です。

21 Jun 2024

 

ラファ検問所で、ガザ地区に入る人道支援トラックを略奪するパレスチナ人(20231217日撮影)。イスラエル軍が、絶望的なパレスチナ人に援助物資を届けるため、ガザ地区での戦闘を一時停止すると発表した数日後、国連とNGOは、法秩序が絶え間なく崩壊しているため、ガザ地区南部の援助ルートが使用不可能になっていると述べた。(AP

 

 

イスラエル軍が援助物資の流れを円滑にするためにガザで宣言した「一時停止」は、必要とされている援助物資の配達に何の影響も与えなかった、と国連の保健機関は金曜日に述べた。

世界保健機関(WHO)のパレスチナ自治区代表であるリチャード・ピーパコーン氏は、「全体として、私たち国連は、この技術的な一時停止の一方的な発表以来、入ってくる人道物資に影響は見られなかったと言える」と述べた。

「これが全体的な評価です」

イスラエル軍は週末、ラファ東部の重要な道路での戦闘を毎日人道的に「一時停止」すると発表したが、

国連の報道官は数日後、「これはまだ、援助を必要としている人々により多くの援助を届けることにはつながっていない」と述べた。

 

 

23 Jun 2024

イスラエルがガザへの援助を拡大するため、重要なルートでの戦闘を毎日一時停止すると発表した数日後、包囲されたパレスチナ領土は混乱し、灼熱の夏の暑さの中、重要な物資が積み上げられ、配給されないままになっている。

国連によれば、領内の市民秩序が崩壊しているため、火曜日以来、国連はケレム・シャロームから物資を受け取ることができず、重要な援助が宙に浮いた状態になっているという。

今週、国連の副報道官は、この検問所は「この地域での戦闘の影響もあり、限られた機能で運営されている」と述べた。

 

COGATとして知られるイスラエル占領地政府活動調整官組織は木曜日、「1,200台の援助トラックの中身は国連援助機関による回収を待っている」と述べ、配給不足が原因だと述べた。

週明け、COGATのスポークスマン、シモン・フリードマン氏は、ガザに入る南側の道路で毎日行われている一時停止は、イスラエル軍の駐留と並行して国連が「より多くの援助を集め、分配するため」だと、検問所で記者団に語った。

フリードマン氏は、援助物資のほとんどが移動していないのは、「各団体が配布能力を向上させるための十分な措置をとっていないからだ」と述べた。

 

援助機関は、100万人以上の人々を退避させ、エジプトとのラファ検問所を閉鎖したイスラエルによる南部のラファ攻勢を、人道危機の深刻化が救援活動を妨げていると指摘している。

 

米国はまた先週、イスラエルの過激派グループを制裁し、輸送隊を妨害し、ガザのパレスチナ市民に人道援助を届けようとするトラックを略奪し、燃やしたと非難した。

 

「私たちは援助物資を目にすることはありません」

ガザ北部出身で現在は南部のハーン・ユーニスに住むウンム・モハンマド・ザムラットさん(66)は、

「私たちが食べるものはすべて自分たちのお金でまかなっています。

援助物資を専門に届ける機関でさえ、私たちに何も提供できないのです。

この戦争が終わり、私たちが故郷に戻り、誰からの援助も必要なくなることを願っています」

 

NGO「国境なき医師団」は金曜日に、37トンの物資を積んだトラック6台が、614日以来、ケレム・シャロームのエジプト側で留め置かれていると発表した。

 

 

みなるん注:

「ラファ検問所で、ガザ地区に入る人道支援トラックを略奪するパレスチナ人(20231217日撮影)」

その記事、「ガザ地区での戦闘を一時停止すると発表した数日後」のことを伝えているとしたら、その半年前の画像を参考にするのは無理があるような・・・。

その画像自体にしても、道の周りに水が入っていたかもしれない潰れた容器が散らばっているのは、荷車を引くロバさんを連れたパレスチナ人と思われるこの人達のやったことなのでしょうか?

もしそうだとしたら、その証拠は?

その散らばっている容器とその容器がセットで入っていたかもしれない段ボールが、「人道支援トラック」に入っていて、そのトラックをこの人達が襲った証拠はどこに?

もうすでに、イスラエル兵にトラックが襲われて、それでもかろうじて残っていた水の入った容器の段ボールを回収してるだけの可能性は?

まさか、「人道支援トラック」とは、ロバさんが引く荷車のことを言ってるわけではないですよね?

少なくとも自分がこの画像を見る限り、支援団体の現地のスタッフさんが多忙でありイスラエルの空爆の中で届けるのが険なので、その代わりに仲間みんなのために、水をロバさんと一緒に拾い集めにいっていたように見えなくもないんですが。

 

同じような時期に、ラファで、どんなに苦しくてもパレスチナの人達が食糧を得るために並んでいること、

 

 

『【1225 AFP

パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)南部のラファ(Rafah)で避難民のための食料配給に連日、ボランティアとして参加するバクル・ナジさん(28)は、子どもたちの胃袋を満たすには量が足りないことが分かった瞬間に、毎回、やるせない気持ちになる。

「食べ物が尽き、子どもたちに『おなかがすいた』『もうないの』と言われると、とても心苦しくなる」

と説明した。

そのような状況に直面すると、

ボランティアたちの多くは、自らの食料を差し出す。

 

 

ラファの食料配給所では、

フェンスで囲われたエリアで炊き出しが行われている。

大人も大勢の子どもも、プラスチック製のボウルや小さな鍋を手に

フェンスの外で辛抱強く待つのだ。

 

 

さらに、負傷した仲間を懸命に運んでくれるパレスチナ人達の情報も、再び取り上げておきます。

 

 パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで、イスラエル軍の攻撃で負傷した子どもを運ぶ男性(20231214日撮影)。(c)SAID KHATIB / AFP


パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の攻撃を受け、負傷した男性を運ぶ若者(20231212日撮影)。(c)SAID KHATIB / AFP

 

 

「米国はまた先週、イスラエルの過激派グループを制裁し、輸送隊を妨害し、ガザのパレスチナ市民に人道援助を届けようとするトラックを略奪し、燃やしたと非難した」

ちょっとわかりづらい訳ですが、元記事を機械訳してみると

「米国も先週、ガザのパレスチナ民間人に人道支援を届けようとした車列を阻止し、略奪やトラックの放火を行ったとして、イスラエルの過激派グループに制裁を科した」

つまり、輸送隊を妨害しているのも、人道支援物資を積んだトラックを略奪しているのも、その支援物資を積んだトラックを燃やしているのも【イスラエルの過激派グループ】ということ?