パーソナルケア製品の合成防腐剤であるパラベンとトリクロサン | みなるんのブログ

パーソナルケア製品の合成防腐剤であるパラベンとトリクロサン

 

 

 

『― アンディ・カウフマン医師

安全な製品選びの際、どこに気を付ければ良いでしょうか?

結構ありますが、まずは飲み水です。

たいていの飲料水には避妊薬を始めとする多くの医薬品が含まれているからです。

自分の飲み水の水源を知り、もしその水源にこうした化学物質が含まれていれば、

蒸留や逆浸透膜ろ過によって、そうした化学物質を取り除くことができます。

 

私たちの身の回りには香料を使ったものがたくさんありますが、それらは全て疑ってみて下さい。

フタル酸エステルやその他の内分泌かく乱化学物質が含まれている可能性があるからです。

ですから、香料には細心の注意を払う必要があるのです。

石鹸、洗剤、クリーナー、芳香剤などです。

エッセンシャルオイルなどは少量であれば香料として使うことができるでしょう。

 

ところで、無香料の製品に関して注意すべき点があります。

「無香料」と謳っていても、

化学物質で香りを隠している可能性があるからです。

 

パーソナルケアや衛生用品、特に化粧品など

肌に触れるものには多くの成分が含まれています。

例えば、シャンプーや液体石鹸にはパラベン

歯磨き粉にはトリクロサンが配合されていたことが多いので、

そのような成分もチェックして下さい。

日焼け止めにもこの成分が含まれていることが多いですが、

そもそも、私は日焼け止めを使用することをお勧めしていません。

太陽の照りつけるところに出ずにはいられず、どうしても日焼けを防ぐものが必要な場合は、

オーガニックのキャロットシードオイルを使ってみてもいいかも知れません』

 

 


 

 

http://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2020/10/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%B3.pdf

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

『パラベン(パラオキシ安息香酸エステル類の総称)は、細菌の増殖を防ぐ防腐剤(保存料)として1920年代から世界中で使用されてきました。

安価なため食品、医薬品、化粧品などあらゆる製品に入っています。

食品添加物として、

しょうゆ、酢、ソース、清涼飲料水などに添加されています。

化粧品としては、歯磨き粉、洗口液、スキンケア、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、入浴剤、日焼け止め化粧品、制汗剤、デオドラント、オーデコロン、香水、赤ちゃんのお尻ふきなどに使用されています。

医薬部外品として、栄養ドリンクに配合されることも多いです。

 

パラベンには9種類以上ありますが、よく使われるのは

メチルパラベン、

エチルパラベン、

プロピルパラベン、

ブチルパラベン

4種類で、この順番で抗菌作用が強くなります。

人への毒性も同じ順番で強くなります。

また2種類以上のパラベン一つの製品に使われていることも多くあります

しかし成分表示には「パラベンとしか書かれていないため消費者はどの種類のパラベンが使われているのかを知ることができません

内分泌かく乱作用が指摘されているため、EUNGOは、パラベン全体の使用禁止を訴えています。

 

パラベンは皮膚から吸収され、血流にのって体内を移動し、母乳、血液、そのほかの体内組織から検出されます。

パラベンは人や動物の体内から比較的短時間で排出されるので、長い間安全だと考えられてきました。

確かに短時間で排出されますが、日常生活絶え間なくばく露するので常に体内に存在します。

米国の調査では98%の人の尿からパラベンが検出されています。

 

最近の研究では、女性ホルモン受容体に結合して女性ホルモンに似た反応を起こす内分泌かく乱作用が注目されています。

内分泌かく乱作用をもつ化学物質は、ごく微量でも私たちに影響を及ぼすことがわかり、パラベンの安全性に疑問が投げかけられています。

最も影響を受けやすいのが、胎児、乳幼児です。

精子形成などの生殖影響、発がん性や脂肪生成への悪影響など、

妊娠中のばく露による次世代への有害影響などが報告されています。

 

最近、欧米で乳がん腫瘍組織からメチルパラベンが検出され、制汗剤などに含まれるパラベンが乳がんに関与している可能性も疑われています。

体質によっては、アレルギーなどの皮膚トラブルを起こすこともあります。

 

パラベン、脇の下の化粧品と乳がんに関するECの見解

・脇の下に使用される制汗剤などは、乳房近くの皮膚から

直接吸収される。

・それらは洗い流されることはなく、脇の下の乳房の上部

に蓄積される可能性がある。

・さまざまな化粧品の99%にパラベンが含まれている』

 

 


 

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

合成防腐剤としてよく使われているパラベンは、アレルギーを引き起こす危険性があると指定された「旧表示指定成分」に該当します。

そのため、最近は無添加化粧品や自然派化粧品などで「パラベンフリー」をうたう化粧品も増えてきました。

しかし、パラベンフリーの化粧品は、

別の合成防腐剤としてフェノキシエタノールを使っていることが多くあります。

その理由は、フェノキシエタノールは「旧表示指定成分」に入っていなかったためですが、

じつはフェノキシエタノールも、毒性パラベンとほぼ同じです。

アレルギーの原因となるパラベンやフェノキシエタノールですが、

さらに最近になって「環境ホルモン」になる可能性が高い成分であることが言われるようになりました。

 

環境ホルモンとは、

人間が作り出す性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)にとても良く似た物質で、

それを摂取すると、身体がホルモンと勘違いしてしまい、

病気になったり生殖異常を起こしたりする、という大変恐ろしい物質です。

ごくごく微量(25mプールの水に、1滴の液体を落としたくらいの量)でも影響があるため、

化粧品に含まれるわずかな防腐剤でも、悪影響が懸念されます。

また、その影響は摂取した本人だけでなく、

次世代にも及ぶのではないかと考えられています。

「環境ホルモン」などという言葉もなかった時代に開発された化学合成成分は、

数十年間大量に使われた今、やっとその危険性が指摘されているのです』