「ラファの虐殺」斬首された赤ん坊たちの真実と虚偽~ハレド・A・ベイドゥン
シェアさせてもらった記事からの抜粋です。
『イスラエルの赤ん坊たちの斬首は確認されていない。
しかし、それは問題にはされないのだ。
神話は兵器化され、
その物語は、何百万もの人々を避難させ、何千人もの人々を殺害する虐殺的復讐へと姿を変えた。
アメリカとイスラエルの権力の殿堂で、再び「未開人」を無差別に罰した。
名前も顔もない悪人たちは、国籍と民族性だけで起訴され、自作自演の野外収容所に閉じ込められた。
231日間に及ぶジェノサイドは、人権法とそれを平定しようとするアメリカの意志によって止められることなく続いている。
ラファの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務所裏のその場しのぎの野営地のように。
嘘と最近の虐殺の間に、ついに首をはねられた赤ん坊の証拠がもたらされた。
それはスクリーンから飛び出し、激しく鮮明で、目を背けようとしても背けられない。
私たちの多くは、過去7ヵ月間から続く大量殺戮の渦に対して目を背け続けてきた。
しかし恐怖の引力は消えなかったのである。
赤ん坊。
あるいはかつて赤ん坊だったものであろう。
(みなるん注:「かつて赤ん坊だったもの」直訳するとそうかもしれませんが、個人的にはちょっと乱暴な表現という印象も受けますので、「かつての赤ん坊」でもいいような)
アメリカ製の2,000ポンドの爆弾によって小さな体から切り離された彼の頭部は、証拠品として、つまり人間の証拠品として、全世界に公開された。
ついに検証されたのだ。
斬首されたのは
イスラエルの赤ん坊ではなく
パレスチナの赤ん坊だ。
フィクションではなく事実が、数百万人の心を揺さぶっている。
虐殺、アル・シファ包囲、暴かれた集団墓地、アーロン・ブッシュネル、ヒンド・ラジャブ、
決定的証拠
みなるん注:ヒンド・ラジャブちゃんの関連記事です。
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— Kumi@🇮💟🇨🇺☭ (@Kumi_japonesa) January 31, 2024
【赤新月社に最後の電話】
「もしもし」
🚑もしもし
「イスラエル軍に砲撃されているの!」
🚑え?もしもし?
「私たち、撃たれているの、隣に戦車があって」
🚑君たちは隠れてるの?
「ええ、車の中に。隣に戦車がいるの」
🚑君たちは車の中にいるんだね?
─銃声と叫び声 pic.twitter.com/kKgWWFSCtb
アーロン・ブッシュネルさんの関連記事です。
真実はすぐそこにある。
私たちの目の前で、首なしで吊るされている。
『ニューヨーク・タイムズ』紙や『ワシントン・ポスト』紙、『BBC』や『CNN』が、探し出すまでもなく検証可能だ。
しかし、彼らの見出しは、アメリカ軍の爆弾が彼らの頭を切り落とすように、パレスチナ人の赤ん坊の言葉が聞かれることはない。
イスラエルの軍国主義とアメリカの野放図な権力によって荒廃した風景において、
首のないイスラエルの子どもたちという嘘がすべてを意味し、
斬首されたパレスチナの子どもたちという真実は何も意味しない。
私たちは、この帝国的な言葉たちと正面から向き合わなければならない。
そして、大量虐殺の出来事を忘れることなく、
赤ん坊の首のない遺体に尊厳を吹き込むペンをもって、その首をはね、それに立ち向かわなければならない。
数年後、彼らの首のない遺体を目の当たりにした真実は、
もし私たちが彼らを殺した者たちの嘘を書かなければ、何の意味もなさないだろう』