「ラファの虐殺」斬首された赤ん坊たちの真実と虚偽~ハレド・A・ベイドゥン
みなるん注:ハレド・A・ベイドゥンさんの元記事にあった参考記事、機械訳ですが載せておきます。
『October 12, 2023
イスラエル政府は、ハマスの襲撃者が土曜日の攻撃で赤ん坊の頭を切り落としたという具体的な主張を認めていないと、
イスラエル当局者はCNNに語り、首相官邸による以前の公式声明と矛盾している。
「ハマスの戦闘員が斬首やISISのような残虐行為を行った事例もある。
しかし、犠牲者が男性か女性か、兵士か民間人か、大人か子供かは確認出来ない」
と当局者は述べた。
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は木曜日、アントニー・ブリンケン国務長官の隣に立った際、
ハマスによって斬首された人々がいたことを示唆したが、
それが子供であったかどうかは明らかにしなかった。
彼の事務所は後に、「ハマスの怪物達によって殺害され、焼かれた赤ん坊達の恐ろしい写真」と称するものを公開した。
3枚の写真には、身元が分からないほど焼け焦げた2人の赤ん坊と、血まみれの3人目の赤ん坊の遺体が写っていた。
投稿によると、ネタニヤフ首相はブリンケン氏にこれらの写真や他の写真を見せたという。
クファル・アザのキブツで子供たちの首が斬首されたという疑惑が、
火曜日にイスラエルのメディアで浮上した。
イスラエル国防軍はその後、CNNへの声明で、その現場を「虐殺」と表現した。
女性、子供、幼児、高齢者が「ISISのやり方で残酷に虐殺された」とイスラエル国防軍は述べた。
ネタニヤフ首相の報道官タル・ハインリッヒ氏は水曜日、クファル・アザで乳児や幼児の「首が切断された」状態で発見されたと述べた。
ジョー・バイデン米大統領もその情報を確認したようだ。
水曜日のユダヤ人コミュニティの指導者達との円卓会議で、バイデン氏は「私は長い間この仕事をしてきたが、テロリストが子供たちを斬首する写真を確認することになるとは思ってもいなかった」と語った。
米政府当局者はその後、バイデン氏の発言について釈明し、
バイデン氏も側近もハマスによる子供や幼児の斬首の写真を見たり、確認された報告を受けたりしていないとCNNに語った。
当局者は、バイデン氏が言及していたのはメディアやイスラエル当局者の公のコメントだったと明言した。
イスラエル国防軍の報道官ジョナサン・コンリカス氏は同日(みなるん注:水曜日?)遅く、テロリストらがベエリ・キブツで乳児の斬首を 実行した可能性が高いと述べた。
「現地からは、首を切られた赤ん坊がいるという非常に不安な報告が寄せられました。
今は比較的自信を持って言えると思いますが、残念ながらこれがベエリで起こったことです」
イスラエル当局は当初、自国民がどのように殺害されたかについての詳細を語るのを避けていた。
その代わりに、ハマスの残虐行為を、捕虜を斬首したり生きたまま焼き殺したりするスンニ派テロ集団ISISの残虐行為に例えた。
ハマスは水曜日、この疑惑を否定した。
イスラム過激派組織の幹部で報道官のイザト・アル・リシェク氏は、国際メディアは「パレスチナ抵抗勢力が子供の首を斬首し、女性を襲ったりしたという嘘を、そのような主張や嘘を裏付ける証拠もなく広めている」と述べた。
ハマスは女性を襲撃していないというアル・リシェクの主張は、明らかに誤りである。
クファル・アザやベエリなどのキブツの女性、子供、高齢者が奇襲攻撃で殺害された。
CNNが検証したオンラインに投稿された動画には、同グループの武装勢力の標的となった音楽フェスティバルに参加していた女性達が誘拐される様子が映っている。
CNNは、ハマスが犯した残虐行為の証言を裏付けるために、ネット上に投稿された何百時間ものメディアを精査してきた。
CNNが本物だと判定したものの、位置情報の特定はできていない動画では、襲撃者は負傷した男性を園芸道具で襲い、首を切ろうとしている。
しかし、CNNは、斬首された子供達の主張を裏付けるようなものは何も見ていない。
CNNは火曜日に略奪されたクファル・アザの荒らされた廃墟にも訪れたが、斬首された若者の痕跡は見つからなかった。
イスラエル当局も事件の写真を一切公開していない』
シェアさせてもらった記事からの抜粋です。
『May 27, 2024
カメラに向かって叫ぶ男の腕からぶら下がる、
黒焦げで首のない赤ん坊の死体は、ほんの数分前に起きたことを裏付けるものだ。
(みなるん注:その赤ちゃんと思われる画像が載っている、ハレド・A・ベイドゥンさんの元記事自体も一応証拠としてあげておきます。
※もう1人別の亡くなった赤ちゃんも含めて、苦手な人は見ることの判断に注意が必要な画像かも知れません。
バイラルビデオがデジタルプラットフォームを駆け巡り、私たちの心から忘れることのできないイメージを伝えた。
ラファはこのジェノサイド、この最も陰惨な虐殺の現場なのだ。
死者の規模や破壊の度合いではなく、もっと不吉ないわゆる虐殺現場だ。
その証拠に、私たちの携帯電話にさえ死体安置所での裸の生々しい死体が頻繁に飛び込んでくるのだ。
死のキャンプと化した人道支援センターの裏に収容された、
難民の血まみれの手から、首のないパレスチナの赤ん坊がぶら下がっている病的なシーンを映し出す黒い鏡なのだ。
2024年5月26日の日曜日は、「ラファの虐殺」として永遠に記憶されるだろう。
少なくとも、歴史家やジャーナリズムにかかわる特権的なプロセスから締め出された、下層にいるのレンズと声のペンを持つものにとっては。
年齢や名前、顔や親が確認できる
斬首された赤ん坊の映像は、
大量虐殺に狂奔する政治家や、
民族とその土地を壊滅させる包囲網へのサポートを惜しまなかった
メディアの見出しを埋め尽くした、イスラエルの40人の斬首された赤ん坊たちとは劇的に違う。
その当時、証拠映像はなかった。
伝聞だけだ。
赤ん坊とされる人物の名前も年齢も出てこない。
アメリカの大統領やイスラエルの首相が、大量殺戮に向けた美辞麗句を並べただけだ。
検証することなく、イスラエルの赤ん坊たちが首をはねられたという神話は、
ジョー・バイデン、ベンヤミン・ネタニヤフ、
そしてガザを破壊するという陰謀と共謀する企業メディア・アーキテクチャによって語られた。
ジャーナリズムの失態の度合いを責めても責めきれない。
一流新聞が情報源を確認することなく嘘を印刷し、売りつけ、帝国の学者たちがフィクションから歴史を作り出そうと奔走したのだ。
ナチスの宣伝マン、ヨーゼフ・ゲッペルスが言ったように、
「大きな嘘をつき、それを繰り返し続ければ、人々はやがてそれを信じるようになる」
特に、パレスチナの人々の壊滅にすでに投資している人々や、大量殺戮犯の信奉者たちが独占する知識の帝国的フェンスに座っている人々にとっては。
イスラエルとアメリカが法の支配、ジャーナリズムと学者の倫理、そして国連での停戦と最高裁判所での大量虐殺行為の停止を繰り返し求める国際社会を踏みにじる中、大量虐殺の行進は嘘とそれを暴こうとする人々の間で進む』