パレスチナ関連近況 | みなるんのブログ

パレスチナ関連近況

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

16 May 2024

イスラエル軍は水曜日、航空機が軍事施設、ミサイル発射装置、武器庫を含む「約80のテロ標的を攻撃し、排除した」と発表した。

また、ラファ東部とガザ北部のジャバリアでの戦闘を報告し、武装勢力を殺害したと述べた。

 

ハマスの武装組織も、その戦闘員がジャバリア地域で軍隊と衝突していると報告した。

 

ガザの市民防衛局によると、

一晩のうちにガザ・シティを空爆した2回のイスラエル軍により、

(みなるん注:「一晩のうちに、ガザ・シティを空爆したイスラエル軍の2回の攻撃により」?)

女性と子供を含む少なくとも5人が死亡した。

 同市のアル・アハリ病院では、胸が血まみれの負傷した男性が簡易ベッドに横たわり、外では数人の男性が覆いがかぶさった死体を木陰に安置していた』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

17 May 2024

ガザ有数の外傷センターとなっている野戦病院では、これまで多くの紛争地域で働いてきた医師が、これまでに見たことのない「壊滅的」な状況だと語った。

 

今週、イスラエルに避難を命じられたラファ地区の北西にある野戦病院から語った国際医療団のガザ緊急対応責任者であるジャベド・アリ氏は、

はるか南の都市周辺の状況は「悲惨」だと述べた。

イスラエルが “人道地帯 “に指定したアル・マワシという海岸沿いの地域にあるこの病院は、

数カ月で150床を超える施設に膨れ上がり、多数の白いテントと輸送用コンテナで構成されている。

国連機関によれば、ガザ最南部への地上侵攻が長らく懸念されていた56日に、ラファへの最初の避難命令が出されて以来、そこに避難していた140万人の半数近くが避難したという。

 

「大規模な人口移動があった」とアリ氏は言い、

そのほとんどは、すでに劇的な過密状態にあったアル・マワシを避け、

代わりに先月まで戦場となっていた戦禍の町ハーン・ユーニスへ向かったと付け加えた。

到着した人々は「疲れ果て、恐怖に怯え、手持ちのものもない」とアリ氏は言い、多くの患者が “お金と支援・・・そして家族を安全な場所に移せるように “と求めていると付け加えた。

 

アル・マワシのテントに避難している人の数はここ数週間、それほど増えていないかもしれないが、

野戦病院に対するプレッシャーは確実に高まっている。

ラファの病院へのアクセスがほとんど遮断されているため、

同病院の救急外来を訪れる患者数は、

1110人前後から300人近くにまで膨れ上がっている。

アリ氏によれば、最大の心配は「スペース」であり、

大手術の件数は以前の1日平均約25件から倍増している。

また、産科病棟の仕事量も劇的に増加しており、1日約10件の分娩から約25件に増え、最大8件の帝王切開が行われている。

妊婦がラファにある産科専門病院を利用できないため、「複雑な妊娠の数も大幅に増えている」と彼は言う。

 

アフガニスタン、スーダン、ナイジェリア、ウクライナなど、

紛争地帯で15年のキャリアを持つアリ氏にして、ガザの状況は「はるかに破滅的」だと述べた。

「膨大な数の外傷、資源の不足、途絶えたサプライチェーン・・・。

見たこともない光景です」

たいていの戦争では、銃創や榴散弾による負傷の大半は男性が占めるが、

ガザでは女性や子どもの負傷者が「非常に多い」と彼は言い、

「手足が粉々になった」幼い子どもたちの姿を描写した。

国連によれば、戦前にガザにあった36の病院のうち、部分的に機能しているのはわずか3分の1しかなく、避難民はしばしば医療施設から遠く離れている。

 

アリ氏は、アル・マワシにある野戦病院は、

ガザ南部における「主要な外傷紹介センター」だと語った』

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区ラファで、漁をする避難民(2024517日撮影)。(c)AFP

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区ラファで、水を求めて並ぶ避難民(2024517日撮影)。(c)AFP

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区ラファで、水を求めて並ぶ避難民(2024517日撮影)。(c)AFP

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区ラファの仮設キャンプ前の海で泳ぐ避難民(2024517日撮影)。(c)AFP

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区ラファの仮設キャンプ前の海で泳ぐ避難民(2024517日撮影)。(c)AFP