パレスチナ関連近況 | みなるんのブログ

パレスチナ関連近況

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

13 Mar 2024

イスラエル軍によると、援助隊が初めて、戦争で荒廃したガザ地区の北部にある検問所からガザ地区に入った。

軍の発表によると、6台のトラックが火曜日遅く、世界食糧計画からの物資を積んで、国境フェンスのゲートからガザに入った。

 

軍は、この配送を試験的なものだと説明し、

イスラエル政府がその結果を検討すると述べた。

 

イスラエルは、ハマスが援助を徴用していると主張している。

同時にイスラエルは、ガザ、特にガザの北部に入る援助の制限を緩和するよう、国際的な圧力を強めている。

これまでは、援助隊はガザの南端から入り、戦闘地域や大勢のパレスチナ人の絶望的な群衆の中を通らなければならなかった

火曜日、欧州連合(EU)の外交政策責任者は、イスラエルは飢餓を戦争の武器として使用していると述べ、飢餓に直面している何十万人ものパレスチナ人に食糧を届ける最良の方法である陸路ルートをイスラエルが遮断していると非難した。

米国や他の国々は、空輸や海路の開設といった回避策を講じているが、援助関係者によれば、陸路での輸送が最も効率的であることに変わりはない。

 

みなるん注:北部にある検問所から支援物資が届けられたという情報は嬉しいですが、記事の内容的にちょっと表現のおかしさも感じます。

例えば、援助の制限の緩和をイスラエルに求めているのなら、イスラエルが「国際的な圧力を受けている」のではないでしょうか?

そうじゃないと、「大勢のパレスチナ人の絶望的な群衆の中を通らなければならない」から、北部への援助を制限して欲しいと思っているのはむしろ世界食糧計画の方となり、だからイスラエルに「北部に入る援助の制限を緩和するよう、国際的な圧力を強めて」欲しいと伝えているということになってしまいかねませんし、さらに、イスラエルが【援助機関こそ検問付近で支援物資を停滞させている】と主張していることも否定できなくなってしまうような・・・。

 

援助機関も、たいへんな状況の中で【ガザの現地で直接】活躍してくれているスタッフ一人一人には、本当に感謝しています。

 

でも、「パレスチナ人の絶望的な群衆の中を通らなければならなかった」という発言に略奪という意味が含まれているとしたら、援助機関等の組織的な発言やそれを伝える時のメディアの情報には、パレスチナの人達や子供達へのイスラエルの虐殺攻撃や、それによってもたらされる飢餓や病気のことを本当に心配しているのか、正直疑問に思う時もあります。

ハマスにしても、戦闘員の一人一人までどう思ってるのかまではわからないし決めつけませんが、少なくとも偉い連中はほんとうにパレスチナの民間の人達のことを心配しているのでしょうか?

パレスチナの情報も日々調べてみると、

同じ穴のムジナ的に

イスラエルのシオニスト達と援助機関の偉い人達とハマスの偉い人達と主流のメディアが、

ロスチャイルド達の命令どおりの【問題】を起こして【反応】させ、計画通りの【解決】の結果に導こうとしてる印象さえ感じる時もあります。

 


 

 

 

 

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『【314 AFP

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は13日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファの食料配給所がイスラエル軍の攻撃を受け、職員1人が死亡したと発表した。

UNRWAは声明で「ラファ東部の食料配給所へのイスラエル軍の攻撃で職員少なくとも1人が死亡、22人が負傷した」としている。

声明の中でフィリップ・ラザリニ事務局長は、「食料が底をつき飢餓が拡大、一部地区では飢饉(ききん)に直面する中、ガザに残る数少ない食料配給所の一つが攻撃された」と指摘した。

イスラエル側は、この攻撃でイスラム組織ハマスの戦闘員1人を殺害したと主張した』

 


 

 

 

 

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『ガザ保健省によると、木曜日、

ガザ地区でイスラエルによる2回の攻撃があり、

援助を待っていた少なくとも29人のパレスチナ人が死亡した。

 

最初の事件では、パレスチナ保健当局によると、

ガザ地区中部アルヌセイラットキャンプにある援助物資配布センターへの空爆で8人が死亡した。

 

その後、ガザ北部のロータリーで援助トラックを待っていた群衆にイスラエルが発砲し、

少なくとも21人が死亡150人以上が負傷したとガザの保健省が発表した。

 

イスラエル軍は声明の中で、援助センターへの攻撃を否定し、この報道を “虚偽 “だと述べた。

「イスラエル国防総省は、それに値する徹底した態度で事件を評価しており、我々はメディアにも同じことを求め、信頼できる情報にのみ依拠するよう求める」と声明は述べている。

 

ガザ紛争は、230万人の人口のほとんどを避難させている。

絶望的に飢えた人々が食糧を求めて奔走する中、援助物資の配給中にカオス的な光景や殺傷事件が起きている。

 

みなるん注:あくまでも個人的に感じる印象かもしれませんが、

「絶望的に飢えた人々が食糧を求めて奔走する中、援助物資の配給中にカオス的な光景や殺傷事件が起きている」

この記事の内容の中にこの言葉の表現を入れてしまったら、

「援助物資配布センターへの空爆」で8人が殺されたことも、

「援助トラックを【待っていた】群衆にイスラエルが発砲し」21人が殺され150人が負傷させられたことも、

絶望的に飢えた人々が食糧を求めていることもカオス的な光景や殺傷事件を起こす原因になっているから、イスラエルに攻撃されている、と受け止められかねない内容になってしまう気もするのですが・・・。

そもそも「絶望的に飢えた人々」をパレスチナ人と示していないので、なおのこと今回の件とはつながる言葉にはならない、意味のない表現になってしまうような・・・

間違いなくパレスチナの人達のことだとは思いますし、「奔走」という表現にしても、パレスチナの人達が食糧を手に入れることに大変な思いをしていると伝えたいのだとは思いたいですが、

でも、略奪や暴動も起こさず、どんなにつらくてもちゃんと「待っていた」とするならば、なおのことパレスチナの人達の尊厳も傷つけかねない表現になってしまう気も。

 

 

 

 

 

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『【315 AFP

パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局は15日早朝、

イスラエル軍支援物資を待つ住民に発砲し、

14人を殺害150人を負傷させたと発表した。

現場は北部ガザ市の環状交差点。

ガザ地区北部にある病院の救急部長はAFPに対し、

食料を積んだトラックを待っていた人々は、

イスラエル軍に直接撃たれた」と語った。

現場のAFP記者は、銃撃を受けた複数の遺体と、負傷者を確認した。

 

イスラエル軍は同日、同軍は群衆に発砲していないと反論。

短い声明で「食料配布場所で、イスラエル軍がガザ住民数十人を攻撃したとの報道は誤りだ」と述べた』

 

 

 

 

 

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『【316 AFP

イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ地区北部で前日、人道支援物資を待つ住民に発砲したのは「パレスチナ人の武装集団」だと発表し、イスラエル兵によるものだとするガザ当局の主張を否定した。

ガザ地区の保健当局は15日朝、ガザ市内の環状交差点で前日、支援物資を受け取ろうと集まった群衆にイスラエル軍が発砲し、20人が死亡、155人が負傷したと発表した。

AFPの記者は現場で、複数の遺体と負傷者を確認した。

だがイスラエル軍は、14日にガザ市で支援物資を待つ住民に発砲したのは、「パレスチナ人の武装集団」だったと主張。

武装集団が銃撃を続けるうちに、「群衆がトラックから(物資を)略奪し始めた」と述べた。

(みなるん注:もし武装集団が【イスラエル軍に】ではなく【パレスチナの住民】に対して発砲したのなら、そのパレスチナの人達は略奪どころか、むしろ撃たれないように、殺されないように反射的にその場から離れようとするんじゃないでしょうか?)

死者数には触れなかったが、「多くのガザ住民がトラックにひかれた」と述べた。

さらに、「わが軍の運用体制および現場の部隊(陸軍)について検証した結果、支援物資を待つガザ住民に対する戦車からの砲撃や空爆、銃撃はなかったことが判明した」と述べた』