パレスチナ関連近況 | みなるんのブログ

パレスチナ関連近況

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

06 Mar 2024

イスラエルは、

ガザの南端にある2つの検問所の開設を許可し、

ガザへの援助物資の受け入れを拡大する意向であり、

国連やその他の援助機関が

援助物資をより広く配布できないことを非難している。

 

援助機関は、法と秩序が崩壊している今、これは不可能であり、

ガザの町を襲撃しパトロールしているイスラエルが、

食糧配給のためのアクセスと安全を提供しなければならない、と言う』

 

 

 

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

『【36 AFP

世界食糧計画(WFP)は5日、

同機関の支援物資を積んだ車列が

パレスチナ自治区ガザ地区北部の検問所

イスラエル軍に追い返されルートを変更した後、

「死に物狂いの住民」に積み荷を略奪されたと明らかにした。

 

WFPは先月20日、車列が銃撃と略奪を受けたのを受け、ガザ北部への支援物資の輸送を停止すると発表していたが、5日に再開した。

 

WFPのトラック14台は

ガザ南東部ガザ渓谷検問所3時間待機していたが、

イスラエル軍に引き返すよう指示された。

車列がルートを変更した後

「死に物狂いの大群衆」にさえぎられ、積んでいた食料約200トンを略奪されたとしている。

 

WFPは、ガザ北部に食料を輸送するあらゆる手段を検討しているが、飢餓を防ぐのに必要な大量の食料を運ぶには陸路しかないとの見方を示している。

一方でWFPは同日、ヨルダン空軍との合同作戦で、2万人分に相当する食料6トンをガザに空中投下した。

WFPのカール・スカウ副事務局長は「空中投下は最後の手段で、これでは飢餓は防げない。困窮している50万人に十分な食料を届けるためには、ガザ北部への搬入口が複数必要だ」と述べた』

 


 

みなるん注:「ガザ南東部ガザ渓谷検問所」

この表現だと、ガザの南のことを書いてるのかと思ってしまいますが、

「ガザ渓谷」の南東部方面、

 

 

つまり北部の最南部分のことを書いてるのでしょうか?

それにしても、WFPの伝えてることにもどこか無理があるような。

まず、200トンの食料を簡単に略奪したといいますが、200トンって結構な規模では?

しかも、ガザ渓谷検問所の南側の検問所から北部に入ることが出来ず追い返されて引き返したとしたら、略奪したと主張されるパレスチナの人達が北部の人達だとしたら、イスラエル兵がいる検問所を突破してトラックに行かなければならないような。

でも、イスラエル兵が検問を通すでしょうか?

中部の人達だとしたも、そもそも、そのトラックは元々どの検問所から入ってきたのでしょう?

あり得ない気がしますが、ガザ渓谷の東側のイスラエルから何かしらの方法で入ったとでも?

ラファ検問所かケレムシャローム検問所だとしたら、

 

 

そこからガザ渓谷検問所に来るまでの間には、ひとつ前の記事にもあった「法と秩序が崩壊」してると主張する中で、その距離と時間の中で略奪されなかったからそこに着けたはず。

「イスラエルが食糧配給のためのアクセスと安全を提供しなければならない」と訴えますが、それこそイスラエル兵が国連やその他の援助機関公認のもとに、ちょっとでも近づいたとイスラエルが主張したパレスチナの人達さえ撃ってくる可能性が大でしょうし。

逆に、ガザ渓谷検問所の北側の検問所付近で、もともと北部方面にいたけどイスラエル兵にガザ渓谷検問所に連れて行かれ、3時間待機させられた後に南へ移動しろと言われたとしたら、北部側から入らなければいけなかったと思うんですが、これはエレズ検問所は閉鎖されてるのが事実だとしたらあり得ないことですし。

とにかく、食料を持っていかれたのが事実だとしても、自分達に支援してくれるために来たのではないだろうか?と思っていたトラックを3時間も待機させられているところを見守った末に、それが立ち去ろうとしたら、「略奪」というより、みんなで「持っていこうと」するのは、伝えられている通りパレスチナの人達が毎日飢餓に耐えている状況なら誰だってそうすると思うのですが・・・。

ガザ北部への陸路の搬入口が増やして欲しいという訴えは自分も賛成ですが、WFPや国連やその他の援助機関の主張や行動も、正直信用出来ない部分があります。

 

 

 

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

07 Mar 2024

「市民秩序の崩壊は、私たちにとってますます大きな課題となっています。治安の空白を埋めるように、

武装ギャングが徘徊しています」

 

ガザ北部に移動する輸送団は、検問所や戦闘のある地域を安全に通過するため、イスラエルの調整が必要である。

火曜日、世界食糧計画(WFP)が220日以来初めてガザ北部に派遣した14台のトラックによる食糧輸送団は、ワディ・ガザの検問所で3時間待たされた後、イスラエル国防軍によって追い返されたという。

世界食糧計画の副事務局長兼最高執行責任者であるカール・スカウ氏によると、イスラエル当局は車列を追い返した理由を明らかにしなかったという。

WFPによると、トラックは追い返された後、ルートを変えさせられ、その後、絶望的な人々の大群によって止められ、食料を略奪され、約200トンを奪われたという。

スカウ氏は、WFPがガザ北部に物資を届ける新たな試みをいつ行うかは予測できないとしながらも、WFPは「できる限り早く物資を届ける決意だ」と述べた。

「私たちは3ヶ月間、全住民に供給できる物資を用意しており、状況が許せば、明日にでも規模を拡大することができます」とスカウ氏は語った。

 

(みなるん注:「武装ギャングが徘徊」

武装ギャングとは、誰のことでしょう??

ハマスなどの武装勢力達のこと?

北部方面の人達なのか中部方面の人達なのか南部方面の人達なのか、正確な報告がないうえで略奪を起こしていると主張されてしまっている、「絶望的な人々の大群」らしきパレスチナの人達のこと?)