イスラエル関連近況
シェアさせてもらった記事からの抜粋です。
『29 Jan 2024
28日にエルサレムでイスラエルの入植者コミュニティのメンバー数百人が集まり、
イスラエルによる、ガザ、および占領下のヨルダン川西岸地区北部での入植地再建を求める集会を開いた。
イスラエルは、38年にわたる占領のあと、2005年にガザの軍と入植者の撤退を行っており、
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、再び恒久的に留まり続ける意図はないとしながらも、イスラエルは無期限に治安管理を続けると述べている。
会議を主催した右翼組織Nahalaは、
ヨルダン川西岸地区などにおけるユダヤ人の入植拡大を推奨しているが、
ヨルダン川西岸地区への入植は国際組織や人道団体から違法だと見なされており、同地では入植者とパレスチナ人の間での暴力的な衝突が頻繁に発生している。
「入植が安全をもたらす」と題されたこの会議は、
イスラエル政府主催のものではないが、
同国の極右連合は入植拡大の支持により批判を受けており、この姿勢は、パレスチナとの将来の二国家解決を妨げるものだと考えられている。
イスラエルの「チャンネル12」の報道によると、ネタニヤフ氏のリクード党に所属する大臣12名が、
連立政権の一角をなす極右政党に所属するイタマル・ベングビール国家安全保障大臣および、べザレル・スモトリッチ財務大臣と共に、この会議に出席した。
スモトリッチ氏は、ガザの入植地から引き上げた子どもたちの多くが、ハマスとの戦争で闘うために兵士として戻ったと述べた。
また、ガザのユダヤ人入植地から撤退するという政府の決定に、かつて自分は反対したと語った。
「それがどんな結果をもたらすかを我々は知っていて、阻止しようとした」と、スモトリッチ氏は演説で述べた。
「入植地がなければ安全はない」
群衆は、ガザのユダヤ人コミュニティの再建を求めて熱烈なスローガンを叫んだ。
ベングビール氏は、自身はガザからのユダヤ人入植地撤退に抗議し、撤退はイスラエル南部の「スデロットへのロケット飛来」、「アシュケロンへのロケット飛来」につながると警告したと語った。
「我々は叫び、警告した」と、ベングビール氏は述べた。
「もうひとつの10月7日を望まないならば、我々は帰還して、この地をコントロールしなくてはならない」』
シェアさせてもらった記事からの抜粋です。
『【1月31日 AFP】
イスラエル軍は30日、
パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスが越境攻撃に使用してきた広大な地下トンネル網を破壊するため、
トンネルの一部への注水を実施していると明らかにした。
米ニューヨーク州ウエストポイントにある陸軍士官学校の分析によれば、イスラエル軍が「ガザ・メトロ」と呼ぶ、地下に迷路のように張り巡らされたトンネル網は昨年10月7日時点で、1300本のトンネルで構成され、総延長は500キロ以上に及ぶ。
イスラエル軍は、ハマスに拉致された多くの人質が今もトンネル網の中で拘束されているとの見方を示している。
昨年12月、イスラエルの一部メディアは、軍は地中海からくみ上げた海水をトンネル網に注入する手法を支持していると報じた。
しかし専門家からは、
ガザに海水を浸透させて水圧を加えることで
「既に脆弱(ぜいじゃく)な上下水道インフラに深刻なダメージ」を与え、
建物や道路が崩落する恐れもあるとして、
ガザの住民への多大なリスクを警告する声が上がっていた。
イスラエル軍はこのたび、ガザの地下水に影響が出ないように配慮したと主張。
「注水は、トンネルの適切なルートと場所のみで行い、そのつど適した方法を取った」
「これは近年、わが国の軍と治安部隊がガザにあるハマスの地下インフラに対抗するために開発したさまざまな手法の一つだ」としている。
(みなるん注:ハマスの地下トンネル網がイスラエルの主張するとおり「1300本のトンネルで構成され、総延長は500キロ以上」だとしたら、
人質がいるかもしれないという点に関しても、ガザの上下水道や建物や道路等のダメージに関しても、その広大で迷路のような地下網でほんとうに「そのつど適した方法」を間違いなく取れるものなのでしょうか?
万が一失敗した時、その広大で迷路のような地下網で、ほんとうに修復出来るものなのでしょうか?そして、人質まで殺してしまう可能性はないのでしょうか?)
2007年にハマスがガザを武力制圧して実効支配するようになると、イスラエルはガザを封鎖。
地下トンネル網は当初、封鎖をかいくぐってエジプトとの人の往来や物品・武器の密輸に使われていた』
動画にある概要文の抜粋です。
『東京大学大学院 渡邉英徳教授
「モスクの庭にあたる公園にイスラエル軍の車両が描いたと思われるダビデの星が描かれていたりします。
この戦争が何を目指して行われているのかというのが、象徴的に分かるような被害の状況」
東京大学大学院の渡邉英徳教授は先月31日、オンラインで会見をし、
ガザ地区の被害の状況について衛星画像で分析した結果を明らかにしました。
渡邉教授は、
イスラエル軍の爆発でできたクレーターの跡などを分析した結果、
使われたのは2000ポンド爆弾だと推定しました。
この爆弾は半径360メートルの範囲に被害が及ぶもので
イスラエル軍は去年の10月から200発以上、
市街地や学校などにも落としているということです。
渡邉教授は
イスラエル軍によるガザ地区への攻撃は
目標として掲げる「ハマス殲滅(せんめつ)」の目的を大きく逸脱しているとしています。
東京大学大学院 渡邉英徳教授
「(イスラエル軍が)ところ構わずに破壊しているということが起きている。
軍事目標かそうでないかという議論をもう待たないぐらいに激しい破壊が行われている」
また、日本が支援した病院や学校などの複数の施設が
イスラエル軍による攻撃の被害を受けていることも分かりました。
会見に同席した日本国際ボランティアセンターの並木さんは、
「政府に対して被害状況の調査などを求めていく」と話しています』
シェアさせてもらった記事からの抜粋です。
『04 Feb 2024イスラエル軍は、この24時間の間にガザの北部と中部で「数十人のテロリスト」を殺害したと述べた。
2007年以来ガザを統治してきたパレスチナのイスラム主義組織ハマスは抵抗を続けており、幹部は、ハマスはハーン・ユーニスで「地歩を堅持している」と述べた。
「ハーン・ユーニスの抵抗勢力は依然として揺るぎなく、(…)占領軍に損失を与えている」
とマフムード・マルダウィ氏は語った。
「ハーン・ユーニスを標的にしたところで、敵は何の成果も得られないだろう」
イスラエルのヨアヴ・ガラント国防相は1日、イスラエル軍はラファに照準を合わせて訓練する予定であると警告した。
同氏は「我々はハーン・ユーニスでの任務を達成しつつある。またラファにも到達し、我々を脅かすテロ分子を殲滅する」と、国防省がジャーナリストに送った動画メッセージ内で述べた。
イスラエル軍によれば、10月下旬にガザ地上作戦を開始して以来、
イスラエルは224人の兵士を失った』
シェアさせてもらった記事からの抜粋です。
『05 Feb 2024
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、軍が「(ハマスの)24個大隊のうち17個大隊を壊滅させた」と述べた。
「残りの大隊のほとんどはストリップ南部とラファにおり、われわれはそれらに対処する」』