ロスチャイルド家とシオニストによるイスラエル建国の歴史 | みなるんのブログ

ロスチャイルド家とシオニストによるイスラエル建国の歴史

 

 

その1です。

シェアさせてもらった本からの抜粋です。

『ロスチャイルド家は、バウアー家の時代からずっと「オカルト」と結びついていた。

 

オカルト」とは「秘密のという意味で、

善悪どちらにも用いることのできる秘密知識のことだ。

 

シオニズムという運動は、いわゆるイスラエルないしパレスチナについて偽りの主張をするために、ロスチャイルド家が作り出したものだ。

この言葉は「ユダヤ人」の同義語として使われることが多いが、実際はロスチャイルド家が考案し、資金を出して推進した政治運動であって、

多くのユダヤ人からは批判を受けている

イスラエルの元首相ゴルダ・メイアは一九七一年、フランスの「ル・モンド」紙で

「この国は神ご自身の約束が果たされた結果としている。そのような国に対して存在の正当性を説明せよというのは実にバカげた話だ」と語っている。

 

パレスチナのアラブ民族をまるごと侵略し破壊するという行為が、

数千年前のバビロン捕因後に書かれたという以外、いつ誰が書いたかもわからない「聖書」の文章に基づいているというのである。

しかも今のユダヤ人の大多数は、歴史的にも遺伝的にもイスラエルの土地とはなんの関係もないわけで、この事実を踏まえると、イスラエルについての主張はますます奇異なものに見えてくる。

イスラエルをユダヤゆかりの地とする主張は

ユダヤ人と全世界の人々同時に欺く、壮大なペテンだ。

アーサー・ケストラーをはじめすとする勇気あるユダヤ人の著作家が、調査の結果、ユダヤ人にはイスラエルを故郷とする歴史的根拠がないことを確認している。

ユダヤ人は「聖書」に出てくるヘブライ人ではなく、したがって「セム人」などでは決してない。

彼らは、「聖書」にあるイスラエルの住人ではなく、元々はシュメールから出て、のちに南ロシアからコーカサス山脈にかけての地域に移って「ハザール人」と呼ばれた人々だ。

その土地の大部分は、現在はグルジア共和国の領土となっている。

西暦七四〇年頃、ハザール王国の王ブランはユダヤ教に改宗し、国民も全員これに倣った。

伝説では、ブラン王が夢のお告げを聞いたということになっているが、これが政治的な行動だったことは明らかで、キリスト教圏とイスラム教圏のどちらにも飲み込まれないためのものだった。

確実なことは、現在「ユダヤ人」を自称する者の九〇%以上がハザール人を先祖としていること、したがって現在イスラエルと呼ばれる土地とは何の関係もないということである。

彼らの故郷は死海ではなく、カスピ海だったのである。

 

十九世紀の終わりのイギリスでは、ロスチャイルド家から資金提供を受けて、円卓会議というエリートの秘密結社が創設された。

リーダーはセシル・ローズ ―― イルミナティが支配する「大英帝国」のために南アフリカの征服を指揮した人物 ―― である。

彼が征服したローデシア(現在のジンバブエとザンビア)は、その名をとってローデシアと呼ばれた。

一九〇二年にローズがこの世を去ったあと、

円卓会議のトップを引き継いだのがロスチャイルドの手先アルフレッド・ミルナーで、そのときの中心メンバーのひとりが、ほかならぬバルフォア卿だった。

つまり「バルフォア宣言」とは、

おそらくは円卓会議の指導者が書き、政府閣僚にして円卓会議のトップメンバーでもある人物が、その円卓会議の資金提供者である第二代ロスチャイルド男爵ライオネル・ウォルター・ロスチャイルドに宛てて送った公式書簡だったのだ。

バルフォア宣言は、パレスチナの地をユダヤ人とアラブ人の両方に約束する形になっていたが、これは戦争を操っていた連中が、アラブ人をしばらく味方にしておきたかったからだ。

第一次世界大戦での計画では、アラブ人がオスマン帝国に反乱を起こすように仕向ける必要があり、イギリス政府は「アラビアのロレンス」と呼ばれる人物を使ってこの計画を進めた。

 

ロスチャイルド-イルミナティが引き起こした第一次世界大戦によってヨーロッパが無惨に破壊されたあと、

一九一九年にパリでヴェルサイユ「講和」会議が開催された。

千五のドイツ(ワイマール共和国)には莫大な額の賠償金の支払いが命じられ、大打撃を受けたドイツ国民は生活を維持できなくなった。

そうした(故意に作られた)状況を背景に、ヒトラーとナチが、ドイツ人の誇りとドイツ経済の回復を掲げて権力を握っていく。

ヴェルサイユ会議に参加したイギリス、フランス、アメリカといった主要国の「アドバイザー」は、すべてロスチャイルドの血統か、操られた人物だった。

ヴェルサイユ「講和」会議は、ユダヤ人の祖国をパレスチナにつくるため、公式な支援を行うことまで約束したのだ。

ロスチャイルドの一味はヴェルサイユ条約を起草し、その中で、

ドイツがパレスチナで所有していた鉄道の権利をロスチャイルド家に与えた。

 

しかもロスチャイルド家は、

オスマン帝国政府に一億ポンド近い資金を融資していた。

そのうえで、オスマン帝国がアラビアのロレンスの仕組んだアラブの反乱で崩壊したのを見て、

負債の賠償としてパレスチナの所有権を要求した。

 

ここまでくれば、新しい「イス・ラー・エル」の建国まではあと一押しだ。

ヒトラー政権は、

合衆国のロスチャイルドの代理人でもあるロックフェラー、ハリマン財閥、プレスコット・ブッシュなどから資金提供されていた。

だからこそ、完全な経済崩壊の灰の中からわずか数年で、あの軍事機構を生み出すことができたのだ。

直接ナチの背後にいたチューレ・ソサエティー、ヴリル・ソサエティーといった秘密結社は、

ローマ(=バビロニア)カトリック教会の秘密結社とつながっていた。

この秘密結社ネットワークの力によってヒトラーは権力を握り、第二次世界大戦、強制収容所といった恐怖を引き起こした。

そしてイルミナティ-ロスチャイルド家は、

この恐怖を利用して、長年の目標達成を確実なものとした。

すなわち、さらなる未来計画を進めるための足場を中東に築くこと、である。

 

プレスコット・ブッシュは、ロスチャイルドが支配するハリマン財閥とともに、ユニオン・バンキング(UBC)という銀行を通じてナチに資金を提供していた。

 

戦後もシオニストの指導層は、自分たちの都合に合わせて、あるときは右翼団体の活動を支援し、あるときは無視するということを続けた。

カナダの作家グレッグ・フェルトンは、シオニストのナチ支援について次のように述べている。

「ヒトラーはヨーロッパからユダヤ人を駆除しようとしたが、世界シオニスト会議をはじめとするシオニスト組織も動機は同じだった。

そうでなかったら、今日のイスラエルは存在しなかっただろう。

シオニストでないユダヤ人の検挙に力を貸し

ユダヤ人の反ナチ運動を妨害し

ユダヤ人の信頼裏切ることの見返りに、シオニストはパレスチナへの安全な道を確保したのだ。

この取り決めは、一九三八年に著名された多くの移住協定で公式のものとなった。

こうしたシオニストの共謀行為の中でも悪名高いのが、ルドルフ・カストナー博士のケースである。

カストナーは〔ハザール系〕ハンガリー人のシオニスト機構で一九三四年から四五年まで議長を務めた人物だ。

カストナーは六〇〇人のシオニストを安全にパレスチナへ送るためにナチに手を貸し、

ハンガリーに住む八〇万人のユダヤ人を死に追いやった』