パレスチナ関連近況 | みなるんのブログ

パレスチナ関連近況

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

26 Dec 2023

アル・マガジに住むゼヤド・アワドさんは、「大規模かつ甚大な破壊と子どもたちの心のパニック」を引き起こした空爆の前に、避難警報はなかったと語った。

 

ハマス保健省は、

ガザ地区北部のジャバリアキャンプで、イスラエル軍の空爆により1家族10人が死亡し、南部のハーン・ユーニスへの夜を徹した砲撃で18人が死亡したと発表した。

月曜日になっても攻撃は止まず、

イスラエル軍は地上、空、海の作戦を継続し、司令官を含む複数のハマスの標的を攻撃したと発表した。

 

ガザ地区保健省は、

夜明け前にガザ地区中央部アル・ムガジ近郊のアル・ズワイダ地区で「住宅を狙った」イスラエル軍の攻撃があり、

少なくとも12人が死亡し、そのほとんどが女性と子どもであったと発表した。

 

 

 

 

 

 

シェアさせてもらった記事からの抜粋です。

29 Dec 2023

数日間にわたる容赦ない砲撃により、すでに避難していた数万人のパレスチナ人家族が新たな脱出を余儀なくされた後、

イスラエル軍の戦車は28日、ガザ地区中心部の町の奥深くまで侵入した。

パレスチナのジャーナリストは、

ブレイジの市街地にあるモスクの近くにイスラエル軍の戦車がいる写真を投稿した。

装甲部隊は東の郊外の果樹園から進軍したとみられる。

 

イスラエル軍はさらに南、

ガザ南部の主要都市ハーン・ユーニスの中心部にある病院周辺を攻撃した。

 

イスラエルによる直近の致命的な空爆により

エジプトとの南部国境に近い主要都市ラファで、

パレスチナ人20人が死亡55人が負傷したと、

ガザ保健省のアシュラフ・アルキドラ報道官が発表した。

地元の医師や住民によると、爆撃を受けた建物には避難民が住んでいたという。

ロイターの動画には、

救助隊が瓦礫の中を必死にかき分け、

乳児や数人の子供を含む犠牲者を見つけて引きずり出し、呆然と泣き崩れる人々の群衆を抜けて近くのクウェート病院へと急ぐ様子が映し出された。

 

パレスチナの保健省は先に、

この24時間の間イスラエル軍の攻撃により210人の死亡が確認されたと発表した。

戦争でこれまでに死亡したパレスチナ人21,320にのぼり、これはガザの人口のほぼ1%にあたる。

さらに数千人の死者が、

埋葬されているか、廃墟の中で行方不明になっている可能性がある

 

現在、戦闘の中心となっているのは、

狭い海岸沿いエリアを二分する湿地帯の南側の中心地域であり、イスラエル軍はここ数日、戦車が接近するなか、住民に退去を命じている。

28日、人口が密集するヌッセイラット地区、ブレイジ地区、マガジ地区から逃れてきた何万人もの人々がまたは西を目指し、すでに人口過密となっている地中海沿岸のデイル・アル・バラ市へと向かい、仮設テントで急ごしらえされたキャンプに押し寄せている。

 

28日朝、ブレイジ東部は激しい戦闘の舞台となり、

イスラエル軍の戦車が北と東から突入してきたと、住民と武装勢力は述べた。

「この時が来てしまった。

そうならないことを願ったが、どうやら移住しなければならないようだ」

と、35人以上の家族とともに移住を余儀なくされたというオマルさん(60)は語った。

オマルさんは、報復を恐れて姓を名乗ることを避けた。

北部から逃れてデイル・アル・バラの学校に住んでいるというヤメン・ハマドさんは、

ブレイジとヌセイラトから新たに避難してきた人々は、空き地があればどこにでもテントを張っていると述べた。

 

121日の停戦崩壊後、

イスラエル軍が今月になって進撃したハーン・ユーニスでは、

28日の朝、イスラエル軍陣地の西にあるアル・アマル病院付近でも、戦闘機や戦車による激しい砲撃を行った

同病院を運営し、近隣に本部を置くパレスチナ赤新月社によれば、

1度の砲撃で10人のパレスチナ人が死亡12人が負傷し、

1時間足らずの間に同病院周辺を狙った3度の砲撃があったという。

 

イスラエルはさらに3人の兵士が死亡したと報告し、地上作戦でのこれまでの犠牲者は169となった。

 

ガザの230万人の住民のほぼ全員が、

少なくとも一度は、そして多くは数度、家を追われている。

まだ機能している病院はほんの一部である。

 

パレスチナ保健省によれば、イスラエル軍は28日の声明で、70人が死亡した1224日のマガジ難民キャンプへの空爆によって「無関係の民間人に被害を与えたことを遺憾に思う」と述べた。

声明によれば、戦闘機はハマスの武装勢力が活動していた場所に隣接する2つの標的を空爆し、予備調査の結果、近隣の建物も攻撃されたことが判明し、「無関係の民間人に意図せぬ被害を与えた可能性が高い」と述べた。

さらに、「イスラエル国防軍は(・・・)この事件から結論を導き出し、教訓を学ぶために行動している」と付け加えた』

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区南部で、イスラエル軍の空爆を逃れてハンユニスからラファにあるビニールハウスに避難したパレスチナ人(20231220日撮影)。(c)MOHAMMED ABED / AFP

 

 

パレスチナ自治区ガザ地区南部で、イスラエル軍の空爆を逃れてハンユニスからラファにあるビニールハウスに避難したパレスチナ人(20231220日撮影)。(c)MOHAMMED ABED / AFP