花組「冬霞の巴里」
を観劇してきました。
もうね、、、、
素晴らしいの一言。
お芝居も歌もダンスも素晴らしかった!
そして、さすがの花組。
男役も娘役もみなさんの美しさと言ったら...!
19世紀末の冬のパリが舞台です。
上流階級と下流階級の差。
下流階級の貧困。
その落差を表現するかのように、下流階級の人々はメイクがゾンビ!
衣装はペンキが飛んだかのような不思議な汚れ感を出しています。
ラッキーなことにオペラのいらないこんなお席だったので、ゾンビメイクを堪能できました。
ギリシャ悲劇「オレステイア」を元にした復讐劇なので、
今の時代にストーリーは?な感じ。
主人公は父親を実の母と叔父に殺され、姉と共に復讐を誓います。
母親に復讐をするという発想からして変なのですが、主人公が慕う良き父親が実は、
殺されてもいいぐらいのひどいことをしていた、一番の悪人だったみたい。悲惨。
そして一番かわいそうなのは、テロリストと誤認逮捕されて警察に殺されたであろう方の息子さん。
貧困の中で父親を失い、それこそ泥水をすするように生きてきたと思われます。
この方が復讐を誓うのは致し方がないと思われますが、
復讐まであと一歩のところで、主人公に撃ち殺されてしまうのよね。。。
複数の殺人事件を起こしても罪を問われない主人公、、、
ってのは置いておいて、とにかく素晴らしい舞台でした。
タキシードでの群舞もきれっきれっで素晴らしいのですが、
メイクはゾンビのまま(笑)
ゾンビメイクでさわやかに笑顔を振りまくの。
とっても楽しかったです。
そろそろ宝塚も卒業....と思うと、次から次へとイケメンがわいてきて、
一生、阪急阪神ホールディングス様にお財布を握られそうです。
ギリシャ悲劇ではなくて、宝塚悲劇ですな。
久々に9042のチャートを見たら、きれいに行ったり来たりですね。
これならうまくリカクを繰り返せそうです。
いつもの私なら買うところですが、今、ロックフィールドとサイゼリヤに買い向かっているので
やめておきます。