村上春樹さんの、走るときについて語るときに僕の語ること、読みました。
(10年くらい前の本)
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トライアスロンの友人が半年以上前に貸してくれた本(私は、村上春樹さんの小説を20歳前後のときたくさん読んでたのを伝えたからだったかな?貸してくれたの、、)だけど、やっと時間が出来て、昨日今日で読んだ。本返さなきゃ。

ここのところ私が読む本は、トレーニングに関連する本だけで(どうしたら速くなります、強くなります、リカバリーにはとかそんなのばっか)昔ほど本を読まなくなっていたのと、小説に関しては随分長く離れていたので、久しぶりに物語的なのを読む作業が楽しかった笑

走るときについて語るときに〜は、小説ではなくて、エッセイ?実話なんだけど、村上春樹さんが書くと小説を読んでるような物語(著者の人生だけど)の中に入っていく感覚がやっぱり好きだし懐かしかった。

私はフルマラソンは好きじゃないけど、トライアスロンをシーズン転戦しながら本気でやってるので、読んでいてたくさん共感できる部分があった。

走るときについて語るときに〜は、作家になる以前の話からはじまり、作家業と走ることというのが同時期くらいにはじまったようで、
マラソンをやっていたのは知っていたけど、私が20年近く前に小説ねじまき鳥クロニクル3部作など色々と、引きこもりながら、壮大なストーリーの一部になったつもりで次々読んでいた頃、著者がマラソンにハマって走っていたというのが驚きだった。その頃逆に私は一切のスポーツなどはしていなかった、モデル業のみ笑

そして、トライアスロンも私が始めるよりももっともっと前からやっていたというのを(やってたというのは聞いたことがあったけど、そんなに前とは思ってなかった1990年代〜)読んでいて、凄いなぁと思いました。

こないだの東京マラソンは日本新記録が出たり!マラソンは観るのもやるのも盛り上がりは続いているし、走るときについて語るとき〜は、ぜひ読んでみてもらいたい1冊かなと思いました。(って宣伝しなくてもたくさん読まれてると思うけど。笑)