先日の日曜は、新潟にて子宮頸がん検診啓蒙のイベント「今日から私も検診女子」に参加させていただき、健康美ライフというステージと、子宮頸がん検診についてのパネルディスカッションの2ステージで登壇させていただきました。
このイベントへの私の参加は昨年の大阪から二回目となります。
子宮頸がん検診に対する意識の高い方々がお集まりくださり、イベントの中でのお話などを参考にされて、検診に行かれる方や、周りの方々へ勧めてくださっていることと思います。
さて、子宮頸がんですが、実は二十代、三十代女性に最も多い癌だということをみなさまご存知でしたでしょうか。
私もこのイベントに参加するまでは、そのことは知りませんでした。
子宮頸がんは若い女性が多く発症すると聞くと、怖くて検診へ行くことができない、と、言う声もでるのですが、若いうちの癌というのは、進行が早いとも言われていています。
しかし定期的に子宮頸がん検診を受けることで、万が一、子宮頸がんが見つかっても、早めの治療で大切な命を守ることができるのです。
子宮頸がんというのはヒトパピローマウイルスと言うもので、これは女性の8割が一生のうちに必ず一度は感染するというウイルスです。
一般的に性行為がある女性と言われてきましたが、実は性行為だけでなく、手や口からも感染します。
ですから、子宮頸がん検診というのは、全ての女性の命を守るための大切な検診なんです。
「今日から私も検診女子」というこのイベントの中では、繰り返し検診の重要性を呼びかけています。
その中で考えていかなくてはいけないのは女性だけの問題ではないということだと思います。パートナーや家族、友人、職場、そして社会全体の問題として、検診へ対する理解と協力が必要なのだと思います。
もし、みなさまの周りでまだ検診に行かれたことがない方がいましたら、そしてみなさま自身がまだ検診を受けられたことがないのでしたら、どうぞ、「今日から私も検診女子」の仲間入りをしてください。
