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先日の日曜日は待ちに待ったツールド東北2014が開催されました。
昨年、
「応援していたら、応援されていた!」
私もですし、これが大勢の参加者らの感想でした。

そんな温かい東北の地を、今年は2787人のライダーたちが走りました。

昨年の1500人というエントリー枠は、エントリーがはじまるとすぐに数がいっぱいになって締め切ってしまった程の人気で、今年は抽選に変わり、そして枠も倍の3000人まで広げました。
それでも、今年、応募してくださった方の数はなんと6000人を越えた人気でした。
抽選で外れてしまった方でもボランティアとして参加されるなど、ボランティアにも宮城県はじめ全国からのたくさんの方々が集まってくださいました。

コースは昨年同様の石巻専修大学をスタートゴールに、新たにできた気仙沼までの往復最長220キロのコースの他、170キロ、110キロ、60キロの計4つのコース。

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(女川のエイドステーションでの写真。女川汁がとっても美味しいんです。地元の方々、ボランティアの方々と記念撮影をさせていただきました。)

今年の5月にYahoo自転車部のみなさまとこの新たに気仙沼まで伸びたコースの試走をさせていただいていたのですが、日曜日はとってもお天気が良かったこともあり(途中雨が短い時間だけ振ったりもしましたが)緑の深さ、空の青さ、そして、太陽の照り返しでキラキラと光る海が美しくて、そう、漁港も美しくて、、
目に焼き付けたい!と、途中かけてるサングラスをずらし、景色を楽しみながら走りました。


ツールド東北は河北新報さんとYahooさんとが10年間かけてサイクリングイベントを通じて、被災地の復興を支援するという目的ではじめられたものです。
そこには全国から集まる参加者らだけでなく、ボランティアとして集まる方々、そして地元との方々との交流の場になり、ツールド東北という、お祭りをみんなで一緒に作り、楽しむ、そして、
東日本大震災を忘れてはいけない、復興という長い時間を共に支え合うために。それがツールド東北なんだと思います。

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エイドには美味しい海の幸がいっぱいでした。
女川汁、ホタテ、鮭、シーフードカレー、秋刀魚の蒲焼き丼、フカヒレスープ、おまんじゅう、鮑の茶碗蒸し、そして、小学校がエイドになったところでは、おにぎりボックスが用意されていて、その中にはこんなメッセージカードが、、


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小学生の子供たちが、私たちライダーの事を想像しながら、なに書こうかな?なんて書いてくれたんだろうなと思うと胸がきゅんとしました。
ちょうどうちの子供たちが小学1年生と4年生なので、同じくらいの子供たちなのかなと。。


沿道では朝から私たちライダーが通るのをずっと待ってくださっているおじいちゃんやおばあちゃん、そして小さな子供たちが、頑張れー!
って、旗や手を振って元気に応援してくださるんです。


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(エイドにて地元の方々、ボランティアの方々と。今年は8つのエイド全てで地元の方々と記念撮影をすることができました。)

私も何かしたい、震災のあとそう考えていました。でも、私が被災地へ行って何ができるのかもわからず、実際に被災地へ訪れることは一度ありませんでした。
そんな私は、昨年、ツールド東北に参加させていただいたことで、被災地へ行くことが出来ました。
今、私に出来ること、それが、被災地の今を見てそして、伝えること。復興は進んでいるのか、東北の方々はお元気でいらっしゃるのか。


昨年、瓦礫が残っている場所があったり、仮設住宅も多く見られましたが、今年、瓦礫の量も随分と少なくなった印象でした。
仮設住宅もまだ残っていましたが、復興は少しずつですが、進んでいるように感じました。

気仙沼へは5月の試走ではじめて訪れた場所でしたが、気仙沼もとてもいい景色がたくさんあります。

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(写真は絶景ポイント。ライダーの方々、ここで順番に撮影していました。逆光なので分かりにくいですが、とっても景色綺麗なんです。)

そして、私のライドの方はというと、今年220キロという最長の気仙沼まで伸びたコースを制限時間を20分残し、11時間40分で無事にゴールすることが出来ました。
一人ではとても220キロなんて距離を走り切ることはできません。
これも、今年も伴走してくださった友人のおかげです。感謝。
12時間近くも一緒に走ってくださったので(笑)
そして沿道の応援にも、ボランティアの方々、地元の方々、運営のみなさまにも、感謝です。

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復興はまだまだこれからです。
しかし、東北には美味しいものがいっぱいあって、元気な笑顔がいっぱいあって、そして、素敵な風景がいっぱいありました。

みんなで東北へ遊びに行こう!

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