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読了

この本はツールドフランスの選手のマッサーを務める私の信頼するスポーツマッサージ師の方から勧められた本です。

私が何故この本を勧めてもらったかと言いますと、実はお仕事のとき、長時間緊張感を持って座っていたりすると首や背中にあたりに痛みを伴う症状があり、そのことを相談したことからです。
それは指圧やマッサージなどで改善させることよりも、普段の正しい身体の使い方というものが大切だということを教えていただきました。
私の信頼するマッサージ師の方は以前、腰痛を持っていたそうなのですが、彼もこのアレクサンダーテクニークによって、正しい身体の使い方を実践し、腰痛を改善させたそうなのです。

さて、正しい身体の使い方というと、良い姿勢で!なんて良く聞きますし、子どもに姿勢をよくして立ちなさい、や、姿勢良く座りなさい、と私も子どもの頃に教えられた記憶があり、つい、私も子どもたちに同じように胸を張って姿勢良く!なんて教えてしまっていましたが、
この、姿勢を良く!というのが、実は誤解を招く表現であり、間違えた身体の使い方をしてしまうきっかけでもあるということを、このアレクサンダーテクニークの本の中で学びました。

それは姿勢を良くすること=背中全体に緊張感を作り、筋肉に力が入ってしまっている状態

これは、緊張した筋肉が張り過ぎてしまい、私が長時間椅子などに座って出ていた首や背中の痛みと言うのは、それによるものだったのです。

では正しい身体の使い方とは一体どういうものなのか、、、
そしてその使い方とは、、、

このアレクサンダーテクニーク本では、身体の正しい使い方、そしてシーンごとの使い方が分かりやすく紹介されています。

楽器を演奏するとき、スポーツを楽しむとき、勉強をするとき、妊娠中、読書をするとき、、、
そして、どのようなエクササイズを取り入れれば、今までの悪い身体の使い方の習慣から解放され、痛みのない身体、本来の身体になれるのか、、
などが書かれています。

アレクサンダーは若い頃に俳優であり、自身が舞台を続けていく中で声がでなくなったことであらゆる病院をたずね、たくさんのドクターに診てもらったそうです。
そんな中で、彼は正しい身体の使い方で、声がでるようになったことで、このアレクサンダーテクニークは生まれたのです。

私も寝る時に枕を上手に使って腰をケアしたり、今色々と実践しています。
ご興味ある方は是非読んでみてくださいね♪