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実は年末に仲良くさせて頂いている勝間和代さんのお誕生日会に誘って頂いた時、心理カウンセラーの渡辺奈都子さんとはじめてお逢いしまして、お話をさせて頂いたのですが、渡辺奈都子さんが推奨されています
選択理論、とても面白いです!!

選択理論心理学というものもはじめて聞いた言葉だったのですが、お話を聞くと人間関係にとても役立つようなのです。それが仕事の場面や子育て、そしてもちろん恋愛にだって生かされたりするのですが、このご本でとても分かりやすく学べます。(学べますが選択理論をいざ実践に移していけるかは個人差もあるかもです。私も時間かかりそうです、苦笑)

まず、人間には基本的欲求というのが5つあるそうで、その中でそれらの欲求がどのようなバランスで存在しているかによってその人が形成されています。そして、個人個人違う欲求の人と私たちは人間関係を構築しているのですが、自分も含めてお釈迦様のような人は存在しませんので、だけど、どうにかあの人がこうなったら良いのにー、ここでこうして欲しかったのにー。という「相手を変えたい」、「変わるようしむける」「相手(外からの刺激)によって私は変わる」等は『外的コントロール』と呼ばれるもので、この外的コントロールを知らず知らずのうちに使っていることが人間関係に歪みを作ってしまう原因であって、それを理解しないと外的コントロールには外的コントロールで返すみたいにいつまでも続いてしまうんだそうです。

まずはじめに出てきました5つの基本的欲求というのが以下です。
「愛・生存の欲求」
「力・価値の欲求」
「自由の欲求」
「楽しみの欲求」
「生存の欲求」

本書の中でチックシートをつけて自分の欲求の順位や強弱なんかを知ることができます。そして次に自分を知ったところで「自分自身を上手にコントロールするために」というのを学びます。
ここが特に好きなのですが、行動のメカニズムは4つの要素があって、
「行為」
「思考」
「感情」
「生理反応」
これらは操作できるものとできないものがあるのですが、この4つの要素をあるものに例えることで、あるものを操作すればあとから他がついてくるという、あー書いちゃうと読む方が面白くなくなっちゃうので書きませんーーー。
それがセルフコントロールということになります。
あー、ここは、ホント、読んでみてください。

選択理論ではこの4つの要素を全行動と呼び、時に落ち込んだり怒りが押さえられない感情がとっさに現れたとしても(外的コントロール)、選択理論を応用することで、感情を自らコントロールすることができるんです。思考を使い、行動を選択することで感情が変わるということです。感情に支配されないようにしっかり自らをコントロールしていけるというのが選択理論です。是非是非このお正月休みに、お勧めの一冊です♪