道端カレンオフィシャルブログ「Karen Michibata XXX」Powered by Ameba-2012-08-04 21.14.38.jpg2012-08-04 21.14.38.jpg

読了!
少し難しかったですがそこは何度か読んでみると段々理解出来るようになり、そして難しい経済の話を本当に誰にでも分かりやすく書いてくださっているようなそんなご本でして、内容は是非知って損することない、むしろ知っておかなくてはもったいないような大事な経済学本だと思いました。
経済のことって経済学学んだこともない私とか考えただけで難しそうなイメージなのですが、いちから自分で調べたり勉強したりとてもじゃない程大変そうなことがこの本を読むだけで、分かりやすく面白く学べます。
本を読むだけでその部分の知識を付けられることが楽しくて、それが私が本を読むのが好きな理由です。
そして、上念さんのご本読ませて頂くのは2冊目なのですが、先日ブログで紹介しました「経済ニュースのウソを見抜け!」の方から先に読んでこちらの「売国経済論の正体」の順が、デフレと円高のことなどを私でもなんとなく理解出来てきたかなーってあたりから読んでいますので、スイスイ入れてお勧めです。
特に好きだったのは歴史でみる日本が行った経済改革のところで、「貨幣の改鋳」(これを行うことで世の中の貨幣供給量を変えれるため荻原重秀はデフレ脱却させた。しかしその後、新井白石がむちゃくちゃな改鋳でデフレ政策をしてしまったり。。。*この辺りは歴史的に色々と見解が分かれている様でもあるので、このご本を実際に読んでみてくださいね。)の話や、徳川幕府が終わってしまったのは日米修好通商条約で為替レートミスで経済混乱を起こし、さらに自由な為替取引を認めたことにより金融政策の自由を失うという、国際金融のトリレンマという大原則から説明されてて、あー本当に面白かったです。
今月出される上念さんの「ユーロ危機で日本は復活する!」もとっても楽しみです!