完読ー!面白かったです!外資系投資銀行マンが教える世界一まっとうなマネー入門書と帯にありまして、楽しく分かりやすく(所により難しいとこもありましたがW)資本主義がどうやって成り立っているのかと言う根本的な仕組みから、実は、お金の知識を熟知しても市場はなかなか簡単には動かせない=市場は効率的である、とか、リスクの少ない資産の運用方法などお勉強出来る本です。

私は金融関係の本は「サブプライム問題とは何か」と、「イスラム金融入門」しか読んだ事ないので(理解出来てない部分もありましたし。)(か、ロスチャイルド系とか、陰謀論ばかりw)金融のちゃんとした本がこれほどまでに面白く読めるとは、びっくりでした!この本は、是非ともファイナンシャルリテラシー(お金の知識のことを言うそうです。本文中に、著者が書かれていました。)を社会人として身につけるため、誰も教えてくれない大事なことを基礎から学ぶ事が出来る素晴らしく楽しい本です。特に男性なんかには相当面白いと思います。

専門的なことだけでなく、色んなストーリーを織り交ぜながら進んでいきますので、全く堅苦しくなく、むしろ、著者の語り口とか最高で(毒舌なんです)、男性目線の恋愛観とかも!ちょちょい挟まっていまして、リズム感ある文章にはまれます。

また、本の中で意外な真実の一つに、優秀な金融界のトレーダーさんたちなどの働きは、結果、実は、社会貢献に繋がっていたと(私の解釈)、彼らが一生懸命利益のためにと働けば働くほど市場は守られるという仕組み?ちょっと説明違ったらヤバいのですが、読むと分かります。
私の説明が、投資から話がそれてばかりでしたが、基本は、投資のプロはサルに負けるのか?が、数字なんかで立証されていきます。とにかく、読みどころ満載なで面白かったですよー!