この手の話で最近取材や講演をさせていただく機会が増えました。
私がよく話すことについてまとめてみましたので、研究されてる方や関心のある方は参考になれば是非ご一読いただければと思います。
まず候補者はどうやって決まるのか
●すでに議席を持っている現職
●新人擁立時の一般公募
大きくこの二つです。
地方議会の場合は多くの政党が期数と現職至上主義ですので、現職の引退や議席を持っていない地区での擁立が必要になって
誰を出そうか
ということになるのです。
要するに
〇候補者数男女均等法(通称)ができたことは前進
〇しかし、現職が圧倒的に有利な公職選挙法と現職至上主義(定年制がある政党がほとんどだが、近年のなり手不足により、特例が続いているところも散見する)を抜本的に変えない限りは日本版パリテ法とも呼ばれるこの法案の真価は発揮できない
というのが現場から見る本音です。
でも、新人擁立時に女性を立てることで増やしていける可能性が随分広がりました。
今やるべきは、新たな担い手の発掘なのです。
私たち地域政党京都党は今回の選挙で男性3人と女性4人の候補を立てました。
京都党は、女性候補者なら政党から給付金がもらえるとかそういったインセンティブは全くありません。むしろ男女共にほぼ同じような働きをしています。
おそらくよその政党と大きく違うのは
●女性議員として働くためのロールモデルがある(3期目と2期目の世襲でもない叩き上げ議員がいる)
●自分の足で歩く選挙が基本なので、コツコツ真面目に歩けるという意味では女性の方が当選しやすい
という要素が結党たった10年の政党にあるということなのです。
イメージできなければ、どんな人でもその世界に飛び込むのは難しい。
だからこそ、私たち女性議員がそのロールモデルを発信していくことが人材発掘につながるのではないでしょうか。