山梨 那賀都神社 2022年12月18日 | karemankaremanのブログ

karemankaremanのブログ

昭和感だったり、かつてのにぎわいだったりが好きです。その後の今を見に行きたくていろんなところ行きます。

さっきまで嫌いだった人が急に好きになったことが何度かあった。

若さゆえ、その人の一面だけを見ていたり、その人の発する言葉のぶっきらぼうさで、

きっと総合的に判断できなかったんだろう。

 

あのころは決めつけがちで、不器用で頑固だ。

 

たまたま山梨で嫌なことがあったり、

その出身のある人がセコかったりで、

山梨に対して良い感情を抱いていなかったのだが、今は大好きだ。

 

富士山の向こうの静岡県の人と共通しているのは、

心から良い人たちに感じること。

違えているのは、明るさを表に出すか出さないか。

山々に囲まれて冬が長いとどうしても感情を表に出しづらくなる。

これは似たようなとこ出身の僕がソースだ。

 

子供が授かると有名な那賀都(ながと)神社が山梨にあって、

なかなか子供ができなかった僕らは、藁にすがる思いで神社を訪ねた。

 

ウマがあったのか、縁があったのか、

二人もかわいいのに恵まれたのは本当、この神社のおかげだと思っていて、

今もお礼を兼ねて1年に1度は詣でている。

 

麓の駐車場から川沿いの山道を20分登る。

まだ小さい子供にはキツイと思うのだが、ふたりとも一度もここでは弱音をはいたことがない。

 

詣でたたあとは、

近くの日帰り温泉にゆく。

 

日帰り専用にした旅館みたいなところで、

家族を待つ間にノンアルビールでゆったり過ごす大広間もある。

 

そこで馬刺しのメニューを見つけ、

馬刺しにはうるさい僕は期待せず注文。

 

熊本でも最上のものを、

会津では特上のものを食べてきた経験があるが、

もしかすると一番ウマいかもと思った。

 

聞くと、冷凍ものではなく、

近くのお肉屋さん直送の生肉なのだそう。

 

でも熊本も会津も生だったけど、

山梨のは今までにないくらいうまかった。

新鮮さのレベルが違ったのか、

もしくは熟成具合がベストだったのか。

 

(写真はイメージ)

 

近辺は産地で、扱うお肉屋も何軒かあるそう。

すぐにその温泉に納入しているお肉屋を教えてもらった。

この後買って帰りますと伝えたら、

どのくらい食べるの?と聞かれ、

今日は200gもあれば良いかなと伝えたら、

帰り際にそのお肉屋さんから馬肉が温泉に届いた!買っといたよ、と。

きっと超純粋で、心からの親切。ありがたい。

 

温泉の泉質もとてもよく、

サラッとしていてとても温まる。

本当この温泉が家の近くにある人は、その幸せがいかに素晴らしいか気づいてほしい。

死ぬ間際に、入った瞬間の幸せを思い出すんじゃないだろうか。

 

山梨が大好きだ。

ただ1点、帰りの中央道の渋滞を除けば