山根一眞:理化学研究所〜社会見学希望 | 華麗の空~小難しい本のナルホド書評

山根一眞:理化学研究所〜社会見学希望

年末年始、山根一眞「理化学研究所〜100年目の巨大研究機関」読む。自分が知らないだけで、日本にはまだまだ面白い職場が沢山あるなと。学生の頃にこうした本に気付いていたら、影響受けて目指したかもなぁと。
大学には加速器や最新の顕微鏡があり、物理の実験演習も半年程したけれど、旧式言語でラザフォード散乱図を描いたり実験の基礎やレポートの書き方を学んだだけで、それなりの面白さしか感じなかった。
「最先端ではこんな研究をしていて、そこから逆算していまこの実験の意義を考える」とか思い至っていれば、もっと前のめりに実験演習に取り組めたかもな。
転生したらスライムにならずに理化学研究所に行きたいね。