今回のTT-01Rのラリー化以前にHPIのE10を使ってラリーマシンを作った事があります。
その時はこんな感じに組み上げてました。
ダンパーステーを加工して取り付け、タミヤのCVAダンパー。
車高を上げることによってストロークは確保できていたと思います。
E10のパーツも導入してましたが、何のパーツを導入してたかは忘れました(笑)
このE10、実はドリフト入門マシンです。
しかし、モーターはリヤかフロントか選べたりもしました。
おまけに密封性は高いという。
ギヤ系のトラブルは全くなかったと思います。
一方、今回ラリー化に着手したマシンはTT-01R。
TT-01に少々オプションパーツが付属しているシャーシキットでした。
今回は「実車っぽく」「吸収する足」をテーマにラリー化。
柔らかいタイヤであれば少しはギャップを吸収してくれるかも知れませんが、タイヤじゃなく「サス」だってことで。
定番のホイールに定番のラリーブロックタイヤ。見た目にもラリーになりました。
あまり軽量化という概念はなく、持っているパーツで使えるものは使う、そういったものを使ってます。
この辺の青パーツも最初から付いてたものから手持ちパーツを使って組み上げてます。
ディスクブレーキもドリフト用ですが、実車感がでます?ので付けてます。
このラリー化で考えたのが、車高アップの方法とダンパー、オイル、スプリングです。
CVAのダンパーで最初は組み上げましたが、いまいち。
(リヤ側)
今風にダンパー自体を立てて少し長めのオイルダンパーに変更。
スプリングもいろいろ買って試したり。これじゃない、これも違う、とやっと良さそうのなスプリングを見つけても、もう少し柔らかいのが欲しいと思ったり。キリがないので一旦理想に近い足ということでストップしました。
硬い足ではよくある、障害物を乗り越えようとすると車体が傾いて乗り越える、そんなイメージじゃないんです。
しっかり障害物がある方のサス(タイヤ)が上がり乗り越えるというイメージです。
動画なんかでサスがしっかり効いてタイヤが上下に吸収しているイメージです。
ですので、柔らかい足にするとサスは効きやすくなり、しっかり上がると思います。しかしフニャフニャになってしまっては意味がありません。波打ったギャップをシャーシを擦りながら走ってもらっても困ります(笑)
まずはピストンの穴も一番多いものにして、オイルを決めていろいろスプリングを取り付けて試してみました。
(裏では少し努力してます)
組みあがったものを押してみたり、取り付けてみたりしながら確認。違うとなれば今度はまた別のオイルを入れて…を数回やってみて何となくですが今の足になってます。
何ならタミヤのラリーマシンのダンパー買った方が早く、理想的なのではないかと思いましたが、ここまでくれば自分でどうにかできないかと思いまして(笑)
本音はまだ柔らかくてもいいのです。
通常の平坦なダート、ギャップの少ない場所での走行は現状より柔らかい足は必要ないと思います。
ただ、そんな足だったら実車っぽくなるのにな~と考えただけです。
でも、現状のTT-01Rラリーマシンはいい感じですよ。
近所のダートではバッチリ走ってくれましたので。
でも、これで終わりじゃないです。
もっとよくできるところもあるでしょうから、そこは改良ですね。