大麻問題でゆれる相撲界。

同じロシア出身力士、元露鵬、元白露山も「絶対・・・」と言いながら結局は「ロス巡業での吸引」を告白していたと言うことがバラされ、反省もなく悪質と言うことで結局解雇。

色んな意味で問題を多く露出することにもなりました。


なんだか、未だにすっきりしないこの問題。

保釈後、反省を見せ相撲復帰を希望していた元若ノ鵬。

謝罪会見に始まり関係者・親方への謝罪、元露鵬、元白露山へのお詫びなんてのもありましたが、会ってくれないという報道もありました。


(9/11)朝の報道では涙ながらに「解雇」を受け入れ提訴しないという記事 もありましたが、夕方になり「地位確認などを求める訴訟」を提訴したという記事。


考えれば考えるほどややこしい面もあったりするんですが・・・勉強の意味でもあえて触れてみます。


先ずは「解雇」という処分に対してですが、何でも相撲協会規約?(ルールブック)では一度解雇されたものは再び相撲界(協会)に戻ることはできないそうです。


そうすると、元若ノ鵬としては相撲復帰を強く望むなら「解雇処分無効」を求めて裁判を起こすしかありません。


大麻所持で逮捕されるも「処分保留」で不起訴処分(起訴猶予)されたことを考えると過去に例のない現役力士「解雇」の厳罰処分決定はこの時は何故か早かった気もします。

不起訴処分の中でも「処分保留」という検察の特例?判断にも当時未成年、初犯、既に「解雇」を含めて社会的制裁を受けたことへの温情も含んでいるかも知れませんが。

「自分が一番悪い」と反省した様子で必死に誤る姿を目にすると、ヨーロッパに見られるような「ボランティア活動」「社会奉仕」等を1年位やらせた上で、もう一度チャンスを与えるかどうか判断しても良かったかもしれません、まだ若いし。

因みに昨年の時津風部屋の傷害致死事件では「力士の有罪が確定した時に解雇処分」と答えていた北の湖親方(前理事長)でした。


ここで問題になるのが「大麻」に対する意識、と言うか認識ですよね。


刑法の中で薬物規制4法とも云われる「大麻取締法 」、「覚せい剤取締法 」、「麻薬及び向精神薬取締法 」、「あへん法 」、これらの法律に対する特例として定められる「国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律」


ついでに書くなら「毒物及び劇物取締法違反」(公衆衛生法)、これは未成年名に多い「シンナー」等に関することです。


ほんで、薬規法4法の中で比較されやすいのが「大麻取締法」と「覚せい剤取締法」

これがごっちゃになって更に話題を大きくしている感じもします。

まあ、元々は「麻薬取締法」という法律の中でどちらも全般的に禁止になっていたので、仕方ないですよね。


「覚せい剤取締法」は当然、全般的に取り締まるのに対して、「大麻取締法」は取扱者を免許制とし輸入・輸出・栽培・譲渡し・譲受け・所持等の罪を定めているています。

簡単に言うと、「使用」に対する罰則規定がありません。


これは大麻の成分である「カンナビノイド 」に鎮痛作用があり、薬学的に使用されることがあるからだと思います。


それから、覚せい剤使用逮捕者の再犯率の高さに比べて、大麻吸引逮捕者の再犯率はかなり少ないと云われます。覚せい剤は依存常習に陥り人間を破壊していくのに対して大麻は社会的制裁を受けることによって早期であれば止め得る成分と言うことでしょうか。

もっとも、大麻も常習の頻度により身体はおろか、精神面においても重大なダメージを与えると言うことを忘れてはいけません、この場合、「麻薬及び向精神薬取締法」で厳しく罰せられることになります。


話を戻して、元若ノ鵬の解雇不服での提訴問題。


個人的には弁護士の主張も理解できますが・・・共感はできません。

*今この時期、注目の集まる中、悪い影響(理論の悪用)も出るのではないか。

*競技や芸能界といった特定の場所では確かに、ある一定時期を置いて「復帰」ということもありえますが、日常、仮に「大麻で逮捕」され、会社を首になっても、こんな提訴は先ずありえないのではないか。

*社会に与えた影響は大きく、この提訴は客観的に見ても更に印象を悪くしているのではないか。

*簡単に云うと、3人とも認識が甘いというか、ある意味、日本をなめてたと言うこと。


元露鵬、元白露山も同じく提訴してくる可能性も強まりましたが・・・警視庁が検査結果を元に再び動く可能性もありますよね、そしたら今度はこの流れの中、起訴される可能性も・・・


個人的には元若ノ鵬については何らかの形でチャンスを与えてあげてほしい気もしますが、元露鵬、元白露山についてはその後の態度なんか見ててもかなり印象悪いです。

元若ノ鵬の過去に起こしてきた問題、元露鵬、元白露山も結果が示しているにも関らず、あれだけ「絶対やってない」と言い切る態度・・・3人ともどこまで信用できるのか現段階では非常に疑問。

提訴自体、本人の意思なのか、それとも弁護士の勧めなのか・・・

給料体系においても関取以上は大変恵まれていますし、この辺も正直あるでしょうね。


本件について

「損害賠償」というものも含んでいるなら、相撲協会からの「反訴」もありえるかも。


提訴された以上、裁判に判断がゆだねられるわけですが、個人的に注目してます。


武蔵川新理事長(元横綱・三重ノ海)の新体制の下、厳しい姿勢で力士指導にあたることが期待されているとこですが、この訴訟問題にどう取り組んでいくのかも注目されますね。


う~ん、書きたいことがどうもうまくまとまってない感じがしますが・・・

いい加減、もう寝ます、仕事あるし空手もあるしぐぅぐぅ


あっ、それから法律解釈等はあくまでも個人的解釈ですから参考程度に。


ちょっと追加、

東京京地検は12日、元若ノ鵬を正式に不起訴処分(起訴猶予)としました。

元若ノ鵬問題と元露鵬、元白露山問題はは個別に分けて考えてたほうがいい感じもします。


最後までありがとう(^-^)/

ついでにクリックしてくれたら幸せを感じます=このブログの人気を確認する m(..)m


ninkibanar2 にほんブログ村 格闘技ブログへ


関連記事

北の湖理事長辞任、露鵬・白露山は解雇・・・か

露鵬、白露山=精密検査も陽性・・・か

大相撲、マリフアナ問題


法律参照リンク

総務省法令データ提供システム


謝罪会見動画


9/11、時事通信

『大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕、処分保留で釈放されたロシア出身で大相撲元幕内若ノ鵬(20)が11日、日本相撲協会から解雇されたことを不服として、同協会に力士としての地位確認などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
元若ノ鵬は東京都内で記者会見し、「自分が全部悪いが、どうしても相撲をやりたい。相撲協会に戻るために裁判をやります」と話した。弁護士は「過去の不祥事に対する処分に比べ今回の処分は極めて厳しい。苦渋の選択だったが、生活費の問題もある」と説明した。
元若ノ鵬は9日に東京・両国国技館の相撲協会を訪れ、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)に復帰を嘆願したが、同協会には解雇された者は戻れない規定があるため、受け入れられなかった。
同協会は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。』


事件概要

『ロシア出身で大相撲間垣部屋の力士、若ノ鵬寿則容疑者(20=本名・ガグロエフ・ソスラン・アレキサンドロビッチ)が2008年6月24日の午後1時ごろ、大麻を含む乾燥植物片(0・368グラム)入りのロシア製かみたばこ「ベラモール」1本を所持していた大麻取締法違反(所持)の疑いで、8月18日に警視庁組織犯罪対策五課と本所署に逮捕された。「六本木で外国人からもらった」と供述、容疑を認める。9月8日、処分保留で釈放。所持していた当時は19歳。
若ノ鵬容疑者が落とした財布を通行人が交番に届け、中からロシア製たばこに混入された大麻が発見された。
若ノ鵬容疑者の逮捕を受け日本相撲協会は理事会を開き、8月21日付けで同容疑者を「解雇」処分とした。』